つわりで何も食べられない…赤ちゃんは大丈夫?そんな不安を抱える妊婦さんへ。
この記事では、つわりで食べられないことが赤ちゃんに与える影響、つわり中に食べやすい食事、症状を軽減するコツ、そして摂取したい栄養素について解説します。
つらいつわりを乗り越え、安心して妊娠生活を送るためのヒントが満載です。
目次
つわりがひどくて食べれないけど、赤ちゃんはだいじょうぶ?
食べられなくても赤ちゃんに影響はありません。
でも、水も飲めないくらいなら病院へ行きましょう♪
妊娠中(特に初期4週~15週)はホルモンバランスや自律神経が安定しないために頭痛やめまい、吐き気、食欲不振などの様々な体調の変化がみられます。食事をとろうと思ってもにおいを嗅ぐだけで吐き気がしてしまう・・・そんな時、お腹の中の赤ちゃんの栄養のことが心配になりますよね。でも大丈夫です。妊娠初期の頃のお腹の中の赤ちゃんはまだ小さくて、思うように食事がとれなくても、もともと母体に蓄えられている栄養で赤ちゃんは成長することができます。おかあさんの身体の健康に影響が出ないように、何らかのかたちで食べられるだけでも食べたり、水分だけでも十分とったりすることが大切です。水分さえも摂れない場合は病院で点滴や医師のアドバイスを受けて対処しましょう。
つわりの時に食べやすい/飲みやすいものは?
妊娠中は味覚がかわるといわれています。人によって好みは違ってくるかもしれませんが比較的に食べやすいと言われているものを少しご紹介します。
・酸味のあるもの・・・イチゴや柑橘系の果物、酢の物、トマトなど
・冷たいもの・・・アイスクリーム、ゼリー、プリン、冷やし麺など
・水分を多く含むもの・・・果物、お茶漬け、スープなど
・匂いがきつくないもの・・・水、お茶、レモン水など
・サプリメントの活用
また、フライドポテトやお好み焼きなどの油っこいもの、味の濃いものなら食べられる人もいるようです。
糖質が高いものやジャンキーなもの、身体を冷やしてしまうものは食べ過ぎるはよくありませんが、まずは食べられるものを食べて空腹を満たしてあげましょう。そして余裕ができたら食べるものやタイミング、量も少しずつ考えながら摂取してくださいね。
また同時にビタミンや葉酸などの栄養がなるべくとれる食事をおすすめします。
つわりの症状を軽減させるには
食事のタイミングを考える
一度に食事をすることが難しければ少量を数回に分けたり、間食をしたりしながら食べましょう。落ち着いた空間でリラックスして食べることが大切です。
すぐ食べられるものを準備しておく
常に水分補給や軽くつまめるものを準備しておきましょう。いざ空腹時気持ち悪くなったときに対処できるものがあると安心ですね。
適度な運動でリフレッシュ
散歩やストレッチで体を動かす以外にも最近、マタニティヨガが流行していますね。筋肉の緊張が解け、つわりの症状が軽減することが多く、むくみ対策にもなります。妊娠期間中のおかあさんは運動不足になりがちなので、経過に問題がなく体調がいいときに体を動かしてみましょう。
においをさける
妊娠中はにおいに敏感になり、普段の何気ないにおいにも吐き気をもよおすことも・・・マスクをしたり人混みを避けたりして対策をしましょう。食事においても温度が低いとにおいが軽減されるといわれているので、少し冷やして食べるのもよいでしょう。
最後に
つわりの症状は想像以上につらい人も多いようです。経験されたおかあさんのメッセージに「終わりはくる」「がんばらなくていいよ」「可愛い我が子に会えるための今を乗り越えて」とあたたかいメッセージに励まされる方も多いようです!赤ちゃんは元気に育っていますので、安心しておかあさん自身の体を気づかってあげてください。無理をせずに、食べられるものから食べて、水分補給を忘れないでくださいね。