「赤ちゃんとの遊び方、これで合ってるのかな?」「どんな遊びをすれば喜んでくれるんだろう?」
そんな風に悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか?
実は、赤ちゃんは遊びながら様々なことを学んでいます。
特に、身体を動かす遊びは、運動神経の発達だけでなく、脳の発達や心身の成長にも良い影響を与えると言われています。
この記事では、0歳の赤ちゃんでも楽しめる運動遊びを7つご紹介します。
キック遊びや顔真似遊び、音楽に合わせて踊るダンス遊びなど、どれも簡単で、家の中で気軽にできるものばかりです。
これらの遊びを通して、赤ちゃんの運動能力を高め、親子の絆を深めることができます。
ぜひ、この記事を参考に、赤ちゃんとの遊びの幅を広げてみてくださいね。
キックあそび
まず赤ちゃんを仰向けの状態で寝かせます。お母さんは対面(赤ちゃんの足先)に座り、赤ちゃんの足を優しくタッチしたり、揺らしたり、にぎにぎしたりしてみましょう。この時、本当に少し動くか動かないかのタッチで大丈夫です。
赤ちゃんもその刺激に慣れてくると、それに反発するように自分から足を動かすようになります。一生懸命足をキックする姿はとてもかわいいでしょう。足の裏に刺激を送ることで、たくさんの神経によって脳を刺激し、運動神経もアップするといわれています。足の筋肉がつくことで、身体のバランスを整えたり、ハイハイしたり歩くときにも役立ってきます。
顔真似あそび
お母さんが子どもと対面になって、顔を動かしてみましょう。目を見開いたり、口をしぼませたり、下を出してみたり・・それを見た赤ちゃんは真似をしようと顔を動かす素振りを見せてくれます。これがまた可愛い・・♡最初は見ているだけでも、月齢とともに、動かそうとしたり、動いたりするようになってきますよ。表情の筋肉アップにつながります。
キョロキョロあそび
赤ちゃんの視力って、生後3カ月ごろまでは0.03~0.05しかないって知っていましたか?本当に近距離のものや、何となくぼやっとした形しか見えていないんです。そのなかでも、3カ月ごろから、赤ちゃんの目の前でおもちゃや指などを動かすと、目で追ったり、顔を動かして物を見ようとしています。物を見る力や、顔を動かせるようになると首の力もついてきますよ。首の筋力を鍛えることは、身体のバランスを整えたり、自分の身体を支えたりすることにつながってきますよ。
にぎにぎあそび
赤ちゃんは把握反射といって、生まれながらに手に何かを近づけると、それを握ろうとする反射行動がみられます。赤ちゃんの手のひらに、指を近づけると、ギュッと握り返してくれますよね。その延長で、赤ちゃんにいろんなものを握らせる体験をさせてあげましょう。普段から、ママの指や、ガーゼケットなどを赤ちゃんに渡してにぎにぎさせてあげるといいですよ。成長につれて、いろんな形のものや感触のものを渡して赤ちゃんの手の力を鍛えましょう。一つ注意点は、赤ちゃんは握ったものをすぐに口へと持っていくことがあります。誤飲にならないよう、大きさに気を付けたり、そばで見守ったりするようにしてくださいね。
ダンスあそび
優しいオルゴールのBGMだったり、子どもの歌だったり、大人のよく聞く歌であったりおうちで音楽をかけることはありますか?いろんな音楽をかけていくと、赤ちゃんが反応することがありますよ。ハッと顔をきょろきょろしたり、横に揺れたり縦に揺れたり。自然と身体が動き出しちゃうようです♪0歳のうちは、まだ踊ることがないかもしれませんが、音楽を聞く楽しさは十分に味わうことができます。お母さんと一緒に、歌ったり、抱っこして揺れたり、踊ったり音楽を楽しんでみることもおすすめです。お母さんの好きな歌で、お母さんの気分もリフレッシュできるといいですね。
登山あそび
赤ちゃんと一緒にごろごろごっこ、楽しんでみましょう。お母さんとゴロゴロしていると、ハイハイできるようになった赤ちゃんはお母さんの身体の上へとどんどん上ってくることでしょう。上ったり、下りたり、地面とは違って非常にバランスがとりにくいところですが、勢いよく上ってくる赤ちゃんを見守ってあげましょう。赤ちゃんのバランス感覚も育ちそうですね。
このとき、バランスを崩しても怪我しないように、周りに物を置かないようにしたり、とっさに頭を守れるように十分に見守ってあげてくださいね。
うつぶせあそび
赤ちゃんは最初、うつ伏せを嫌いますが時々うつ伏せにしてあげるのもいいでしょう。頭をもちあげようとすることで、首から肩甲骨、背中の方にかけて筋肉の発達、運動神経の発達が期待されます。また、バランス感覚や体幹を鍛えることにもなるので、今後のずり這いやハイハイにも役立ってきますよ。また、筋肉の発達によって呼吸やげっぷがしやすくなるともいわれています。
注意点としては、
- ・そのままうつ伏せ寝をしない
- ・柔らかい場所で行わない
- ・授乳後すぐにはしない
- ・苦しそうな場合はやめる
無理のない範囲(短時間)で行い、必ず大人の方がそばで見守ってあげてくださいね。
運動遊びにおいてはこちらも参考にご覧ください♪