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【助産師解説】断乳、いつから始める?スムーズに進めるための6つの準備とステップ

2021年9月9日

失敗しない断乳のやり方

「そろそろ断乳を始めたいけど、いつから、どうやって始めたらいいの?」
そんな悩みを抱えるママやパパも多いのではないでしょうか。
断乳は、赤ちゃんにとってもママにとっても一大イベント。スムーズに進めるためには、事前の準備と段階的なステップが大切です。

この記事では、断乳を始める前に確認しておきたい6つのポイントと、具体的な断乳の進め方について詳しく解説します。
赤ちゃんの月齢や状況に合わせて、無理なく断乳を進めるためのヒントが満載です。

また、断乳中に起こりやすいトラブルや、その対処法についてもご紹介します。
万が一、断乳がうまくいかない場合でも、焦らずに専門家に相談することも大切です。

この記事を読むことで、断乳に対する不安や疑問が解消され、安心して断乳に臨めるようになるでしょう。
赤ちゃんとの新しい生活をスムーズにスタートさせるために、ぜひ参考にしてみてください。

断乳をするタイミングはいつ?

断乳をするタイミング、理由はそれぞれです。何歳までにミルクを辞めないといけない、ということもありません。3歳まで母乳を飲んで育った子どももいますよね。

  • ・次の子の妊娠を考えているため
  • ・保育園入所のため
  • ・ママが薬を飲むため
  • ・母乳のトラブルが多いため
  • ・もう3歳だから・・・

といった理由が多いのではないでしょうか。「断乳をする!」決めたらまず準備をしていきましょう。

断乳前に6つの準備をしよう

なるべく断乳に失敗しないためにも、準備をして挑みましょう。

1.母乳以外の栄養をとれるようにしておく

月齢が低いと母乳がメインで栄養をとっている場合もありますよね。
哺乳瓶でミルクを飲めるか、離乳食をしっかりと食べられるか、を月齢に応じてチェックしましょう。必要な場合は、哺乳瓶に慣れたり、離乳食を食べてみたり練習をしながら、母乳以外からも栄養がとれるように準備しておきましょう。

2.体調を整える

大人も子どもも体調がいい時に断乳を始めましょう。子どもの体調が悪いと、ぐずりやすいのでなだめるのにも一苦労です。また、お母さんのお父さんの体調が悪いと、おっぱいを求める子どもの世話が思うようにできなくなってしまいます。そのため、風邪をひきやすい季節の変わり目などは避けながら、お互いに体調のいいときに断乳を始めましょう。

3.おっぱいの状態が万全であるときにする

母乳育児では必ずと言っていいほど、おっぱいの悩みやトラブルがつきものです。もし乳腺炎などのトラブルがあるときに、授乳量を減らすとそのトラブルが悪化する恐れがあります。そうなってしまうと、お母さんも辛いですし、つい母乳をあげちゃった、という結果になってしまいます。お母さんも気持ちよく断乳を進められるように、おっぱいの状態が万全な時に始めましょう。

4.タイミングを決める

断乳をするタイミングで、保育園入所や引っ越しなど大きな環境の変化はありませんか?大きな環境の変化は子どもも不安定になりやすい時期です。そんなとき、子どもにとっておっぱいは癒しで安心材料となるものですよね。そんなときに、「おっぱいだめ!」と言われると子どもにとって大きなストレスになってしまいます。子どもがなるべく安定した気持ちで断乳できるよう、断乳のタイミングを調整しましょう。

5.サポートの依頼をする

お母さんがおっぱいがよく出る時期だと、しばらく胸が張って痛むので抱っこ・お風呂が辛くなることがあります。お母さんのストレスが多いと、日々の生活に影響が出たり、乳腺炎にもつながりかねません。ママができるだけ休めるよう、家族やファミリーサポートなどにサポートを依頼しておくといいですよ。

6.子どもに伝える

大体1歳半以上からでしょうか。意思疎通がとれる年齢になったら、断乳することを子どもに伝えていきましょう。よくあるのは、”断乳カレンダー”をつくって、シールを用意します。「この日におっぱいバイバイだよ」と毎日伝えながら、カレンダーを見たり、シールを貼ったりすることで、何となく理解したり、心の準備できる場合もあります。「一緒にがんばろうね」などと寄り添いながら優しい言葉をかけてあげてくださいね。

断乳を進めていきましょう

準備が整ったら、断乳スタート!辛くない断乳の進め方についてお話します。

1.断乳開始日を決める

最初にお話しした『断乳の準備』をふまえた上で、断乳開始日を決めましょう。

2.徐々に授乳開始日を減らす

断乳開始日が決まったら、その日にむけて少しずつ授乳回数を減らしていきましょう。断乳開始時には、1日の授乳回数が1~2回になるように調整します。急に減らすと乳腺炎などのトラブルになりやすいので要注意です。

減らし方としては、数日から1週間単位で回数を減らしていくのがいいでしょう。母乳量に応じて1~2カ月ほどかけて減らすと、張りや痛みが少ないです。この期間におっぱい以外の寝かしつけや、あやし方を繰り返し練習したり、実践しておくこともおすすめです。大好きなお人形や、絵本、子どもの好きなものを探ってみましょう!

3.子どもに伝える

子どもに「もうすぐおっぱいバイバイだよ」と伝えていきます。毎日飲んでいたおっぱいを急に「だめ」と言われても切り替えるのは難しいですよね。授乳回数が減ってきたタイミングで、子どもに毎日伝えてあげるようにしましょう。

4.断乳開始【1日目】

最後の授乳タイムを2人で楽しみましょう。授乳中の可愛い赤ちゃんの顔が懐かしく感じるかもしれませんね。「今日で最後のおっぱいだよ」と伝えて、心ゆくまで飲ませてあげましょう。

5.断乳後【3~7日後】

おっぱいの調子はいかがでしょうか?胸の張りが辛い時は冷やすか、少し搾乳してもいいですが絞りすぎは注意です。
72時間以上母乳を溜めたままだと、母乳は作られなくなるといわれています。ただ、乳腺炎症状が出た場合は、断乳を延期し受診しましょう。お母さんも無理は禁物です。おっぱいのチェックしてあげてくださいね。

6.断乳後【半月~1カ月ごろ】

このころになると、多くの方は張りが気にならなくなると思います。ここで授乳がなくても、普段通り生活ができていれば断乳完了です♪

こんなときは相談を

  • ・おっぱいトラブルが起きた
  • ・痛くて我慢できない
  • ・失敗して全然進まない

こんなときは、一人で抱え込んだり、我慢せずに受診したり、助産師さんに相談するようにしましょうね。

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  • この記事を書いた人

助産師ゆき

看護師免許
助産師免許
保健師免許

8年間助産師として勤務し、様々な妊産褥婦さんと関わり勉強させていただきました。
その後2020年に第1子を出産し、今までの経験を総動員して育児をしてみたものの上手くいかないことが多々あり、育児の難しさを身に染みて感じました。でもそれ以上に子供は可愛く大変さも吹き飛ぶ日々。現在は育休から復職し、育児の経験を踏まえ、専門的な知識だけではなく、生活で役に立つ情報を伝えられたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いします!
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