妊娠中、自分のお腹の大きさが気になっていませんか?「周りと比べて小さい?」「大きすぎる?」と不安になる妊婦さんもいるかもしれません。
実は、お腹の大きさは人それぞれ。この記事では、妊娠週数別のお腹の大きさの目安、個人差が出る理由、そしてお腹の大きさと赤ちゃんの発育の関係について解説します。
人と比べてお腹が出ている(目立たない)気がします。赤ちゃんは大丈夫でしょうか?
見た目の変化は個人差が大きいので、妊娠経過に異常が無ければ気にしなくて大丈夫です。
お腹の大きさは何できまるの?
一般的に、大体4~5ヶ月頃から自分で「お腹がぽっこり出てきたかな」とお腹の膨らみを感じるようになり、6ヶ月頃になると周りの人からも「妊娠した?」と気づかれることが多くなるようです。
妊婦さんのお腹の大きさや形は、おかあさんの体型、骨盤の大きさ、筋肉や姿勢の影響、羊水の量、赤ちゃんの向きなどによってかわってきます。つまり、赤ちゃんの大きさに比例しているわけではないのです。
病院で赤ちゃんの健康が確認できていれば、お腹の大きさや形を気にする必要がありませんよ。
赤ちゃんの性別によってお腹の出方が違うと言われていますが迷信とも言われているようですね。
お腹が出ていなくて心配・・・
お腹の膨らみが小さくて心配になるおかあさん。
人と比べたり、周りの人に「お腹あまり出てないね」と何気ない一言にも敏感になって心配になってしまったりすることがあるかもしれませんが、お腹が小さいからといって赤ちゃんの体の健康や大きさに問題はありません。お腹の中で赤ちゃんが窮屈になっていることもありませんよ。赤ちゃんは羊水の中で浮いた状態でゆったりと過ごしています。
また色んな場面で周りの人に気づかれない、そんな不安がある場合は、妊娠バッジをつけることで、妊娠していることを周りの人に分かってもらうのもいいでしょう。
お腹が大きくて気になる・・・
お腹が目立ちすぎるな・・・と悩むおかあさん。気にする必要はありませんが、気になる場合はお腹周りがゆったりとした服装をするのもいいでしょう。
妊娠中は身体だけでなく、気持ちもデリケートです。人と比べたり、周りの人の言葉によって「お腹のなかの赤ちゃんは大丈夫かな・・・」と思うことがあるかもしれませんが、定期検診を受けるなかで赤ちゃんの状態をしっかり見てあげてくださいね。おかあさんや赤ちゃんの身体によってお腹の大きさも人それぞれですが、それに関係なくおかあさんのお腹のなかで心地よく過ごしていると思いますよ。何かあればかかりつけ医や助産師さんに相談するようにしてくださいね。