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【産婦人科医監修】妊娠線、予防できる?原因と対策、おすすめの保湿ケア

2020年10月26日

  • 記事の監修者

丸尾 伸之 先生

レディーバードクリニック 院長

平成13年 大分医科大学卒業、神戸大学医学部附属病院で産婦人科勤務
平成20年 神戸大学大学院で医学博士取得、神戸赤十字病院で勤務
平成27年 淀川キリスト教病院 産婦人科部長
令和4年 大阪西天満でレディーバードクリニックを開業
監修者情報

妊娠線 予防 原因 対策

妊娠線、気になりますよね?実は、妊娠線は予防できるんです。

この記事では、妊娠線ができてしまう原因、予防・対策方法、そしておすすめの保湿ケアまで詳しく解説します。

妊娠線に悩む妊婦さんも、これから妊娠を考えている方も、ぜひ参考にして、ツルツルお肌を目指しましょう!

妊娠線ができないようにするにはどうすればいいですか?

保湿が一番です。また急激な体重増加に注意しましょう。

妊娠線ができる理由

妊娠線ができる理由は2つあります。
① 妊婦さんのお腹は大きくなるにつれて皮膚が伸びていきます。そのときに表皮は伸びるものの皮下組織はその伸びについていけず真皮にひびが入ることで妊娠線ができます。

② ステロイドホルモンの影響でコラーゲンが減少することによって妊娠線ができます。

妊娠線の状態には個人差があることや、お腹だけでなく、おしりやバストにできるおかあさんもいます。
またまっすぐに線が入る正中線とは違って、一度できた妊娠線は出産後も薄くなっても完全に消えることはありません…
つまり妊娠線ができないように事前にしっかり予防することが大切です!

妊娠線対策を始める時期

妊娠線は妊娠後期頃にできやすいといわれています。しかし妊娠線に気づく前に予防、対策をしたいので4~5ヶ月頃、お腹が大きくなってきた頃にはケアを始めましょう!
なかには、絶対に妊娠線をつくりたくない!というおかあさんは妊娠初期の頃から保湿することを心がけていたという話も聞くほどです。

具体的な妊娠線の予防とケア

保湿(マッサージ)

始まりの文章にも書いたように、妊娠線をできないようにする一番の対策は保湿することです。たっぷりとクリームやオイルを使って柔軟性のある肌を守ってあげてください。
自身の肌に合うもの、塗りやすさ、匂い、コスパ、成分などを考えてお好みのものを見つけてケアしてくださいね。
お風呂上がりに保湿しながら優しくマッサージしてあげることも効果的です。

急激な体重の増加を防ぐ

急激に体重が増えると皮膚の表面が一気に伸びて、妊娠線ができやすいといわれています。妊娠中は食べつわりや吐きつわり後の反動、ホルモンの影響などにより食べ過ぎてしまうことがありますが、健康面も考えて大幅な体重増加には気をつけてくださいね。

適度な運動をする

今ある筋力を低下させないようにしたり、適度な運動で筋肉をつけることは、皮下脂肪をつくりにくく皮膚の伸びを抑えてくれます。妊娠中の適度な運動は気持ちのリフレッシュにもなるのでおすすめです。
しかし、激しい運動や無理は禁物です。医師に相談しながら体調の良いときに散歩やストレッチ程度の軽い運動をおすすめします。

最後に

妊娠線の予防には保湿が欠かせません。乾燥しやすい季節や乾燥肌の人も妊娠中は保湿を念入りにしてあげてください。
女性はいつまでも綺麗でいたいものです。妊娠中のおかあさん、家事やお仕事で大変だと思いますがボディケアも忘れずにがんばってくださいね。

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  • この記事を書いた人

6児ママよっちゃん

ハグヨガインストラクター養成講座ハグアンバサダー

6人の子供がいるよっちゃんです。
ほぼワンオペ育児で毎日バタバタ過ごしてます(笑)得意な事は自転車でどこまでも行ける事。子供たちとみんなでご飯を食べてる時間が1日の中で1番好きです。苦手な事は雨降りのお買い物。
ズボラな私でもできる育児術や体験談をお話しして、みなさんのお役に立てると嬉しいです。
一緒に、育児楽しんでいきましょうね♪
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