突然ですが、ベビーカー用レインカバーを持っていますか?
レインコートだって着ないのに、ましてレインカバーなんてダサイ!と思った人もいると思います。実はベビーカー用レインカバーは雨よけだけでなく風、花粉、冬の寒さ対策にも使えるマルチアイテムなんです。
1枚持っていると便利なので、そこで今回は、ベビーカー用レインカバーの選び方と一緒に、人気の商品をご紹介します。ぜひ好みのベビーカー用レインカバーを見つけて、雨の日も赤ちゃんと楽しくお出かけしましょう。
目次
ベビーカーにレインカバーは必要?
ベビーカー用レインカバーは雨の日だけ使うものではありません。実は花粉、ホコリ、PM2.5、紫外線などをブロックするといったさまざまな機能を備えた商品が多数販売されています。
気候は刻々と変わってきています。実際、何十年も前は30度でも暑かったのに、今や40度に届くほど! しかし、これは日本だけでなく、世界各地で猛暑を毎年更新しています。雨が降れば豪雨に土砂災害と、ちょうどいいがなくなりつつあります。
さらに2013年頃から中国の影響を受けてPM2.5が上昇、その上、黄砂や花粉の心配もあります。ちなみにPMとはparticulate matterの略で「微粒子」という意味です。これらを吸い込んでしまうと喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患のリスクが増すと考えられているので、注意しなければなりません。
赤ちゃんは抵抗力が弱く肌も敏感ですから、ベビーカー用レインカバーを付けることでさまざまな有害物質から守ってくれます。紫外線カット機能が付いているカバーもありますから一年を通して便利に使えるのが、このベビーカー用レインカバーなんです。
ベビーカー用レインカバーの3つの役割
雨が降ったら抱っこ紐を使うという人もいるでしょうが、レインカバーがあればベビーカーでお出かけができます。
ベビーカー用レインカバーなんて必要ない! と思っている人もいるでしょうが、レインカバーだから雨の日だけ使うのではないということを覚えておいてください。
ここからはベビーカー用レインカバーの役割について見ていきます。
ベビーカー用レインカバーの役割1:寒さ対策
ベビーカー用レインカバーは寒い冬には寒さ対策としても有効です。
赤ちゃんにブランケットをかけても、顔に冷たい風があたってほっぺが赤くなってしまうことがあります。こんな時にベビーカー用レインカバーを使えば、風よけにもなり、寒さも和らぐはずです。
ベビーカー用レインカバーの役割2:有害物質から守る
ベビーカー用レインカバーはほこり、排気ガス、花粉、PM2.5、黄砂といった空気中に舞っている有害物質から赤ちゃんを守ることができます。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは低い位置にいますし、パパママよりも前にいます。大人はマスクをすれば防げますが、赤ちゃんはそうはいきません。そのため、常にほこり、排気ガス、ウイルスに晒されているような状態。車や人通りの多い場所では、ベビーカー用レインカバーでしっかりと守ってあげて欲しいものです。
ベビーカー用レインカバーの役割3:UVカット
UVは、ultraviolet(ウルトラヴァイオレット)の略で紫外線という意味です。ウルトラヴァイオレットといえば…ミラ・ジョヴォヴィッチの映画を思い浮かべる人もいれば、映画を元にアニメ化された「ウルトラヴァイオレット:コード044」を連想する人もいるかもしれません。
それはともかく、紫外線は皮膚だけでなく、白内障といった目の病気の原因になるといわれています。できるだけUVカット機能のあるものを利用してカットをしておきたいものです。
曇りや雨でも、晴れの日の3~6割の紫外線が降り注いでいて、特に6~8月にかけては紫外線が最も多くなる時期です。もちろん、ベビーカーには日よけが付いているでしょうが、しかし、赤ちゃんの顔だけ隠しても十分ではありません。
紫外線が多い時期には、UVカット素材のレインカバーを使うことでデリケートな赤ちゃんの肌を守ることができます。しかし、暑い日の使用は熱中症対策も考えないといけません。サイドや前面部分に、メッシュ窓や通気口などが付いているものなら、安心です。ただし、野外での長時間の利用は避けるようにしたほうが無難です。
ベビーカー用レインカバー選びのポイントは6つ
まずはベビーカー用レインカバーを選ぶときのポイントを紹介します。どんな点に注意して選ぶようにしたらいいのでしょうか。
チェック1:手持ちのベビーカーに合う?
せっかくレインカバーを購入したとしても、手持ちのベビーカーに合わず、付けられないということは良くあることです。そんな残念なことにならないように気を付けましょう。
ベビーカーと一口に言ってもさまざま。さらにベビーカー用レインカバーの中には決まった形のベビーカーにしか付けられないものもあるので、まずは自分のベビーカーに付けられるかどうかを確認しましょう。
また、注意するのは「フリーサイズ」。フリーというとどんなベビーカーにも合うと思われがちですが、海外製のベビーカーに使えなかったりすることもあります。必ず、サイズをチェックしてください。
チェック2:「純正モデル」ならぴったり!
ベビーカーのどこをどう測ったらいいのか、どこを見たらわかるの?とサイズに迷ったら、ベビーカーメーカーが「純正モデル」として発売しているものがおすすめです。
これなら絶対にぴったりです。しかも取り付けもスムーズ。当然ですがベビーカーに合わせて作ってあるので雨や風が入りにくく、しっかりとした作りになっています。
違うメーカーのものだと最初にサイズ調整や、微妙なすき間をどうするかといった問題がどうしても出てくるもの。取り付けできるものを選べる自信のない人やそもそも面倒と思われたらメーカー純正を選ぶと失敗がないでしょう。
チェック3:乗せ下ろししやすい?
ベビーカーに赤ちゃんをスムーズに乗せ下ろししやすいかどうかをチェックしましょう。ファスナーやマジックテープでパッと開けられるタイプなら、いちいちレインカバーを外さずに赤ちゃんを乗せ下ろしすることができます。
カバーを全て外してからでないと、赤ちゃんが降ろせないと泣いていてもすぐに抱っこもできません。前面を大きく開閉できる「フロントオープンタイプ」「フロントオープン仕様」と書かれているものがおすすめ。
チェック4:コンパクトになる?
レインカバーを外すことを考えると、コンパクトにまとめられるものであれば携帯するときにもかさばりません。さらに専用ケース付きであれば、汚すことなく収納することもできるのでおすすめです。
チェック5:中が見える?
周りが透明なクリアタイプ、色付き、模様の入ったタイプといったものがありますが、クリアタイプなら赤ちゃんの様子が常に分かるのでおすすめです。できるだけ広い範囲が透明になっているものを選べば、中の様子が見えるので安心できます。
チェック6:通気性はいい?
ベビーカー用のレインカバーは、通気性の高いメッシュ素材、小さな通気口が付いた「ベンチレーション機能」がついたタイプがおすすめ。
ベビーカー用レインカバーは、雨風などから赤ちゃんを守る役割がありますが、暑い季節や湿気の多い梅雨だと中のムレや暑さが気になるもの。
できるだけ通気性の良いものを選ぶようにしましょう。
【モデル指定】ベビーカー用レインカバーのおすすめ4選
サイベックス「メリオシリーズ レインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/estyler/cb-mlo-86056417/)
サイベックスのベビーカー・メリオ専用のレインカバー。雨、風だけでなく花粉、防塵よけに使用できます。前面にビューウィンドウ、両サイドに通気孔が開いていて通気性も抜群です。湿気の多い夏でもベビーカー中のムレやくもりを防いでくれるので安心です。さらに透明なので、赤ちゃんは外の景色を楽しめますし、ママは赤ちゃんの様子を確かめられます。
サイベックス「リベル レインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/natural-living/u207213/)
サイベックスのベビーカー・リベル専用のレインカバー。前面にビューウィンドウ付き、また、両サイドに通気孔が開いているので通気性も抜群です。さらに純正モデルなのでジャストフィットするのが一番の魅力です。
コンビ「マルチフィットレインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/mamababy/7169452/)
コンビのベビーカーに合わせた純正レインカバーは、初めてでもカンタンに使えるシンプルな設計が特徴です。ファスナーは全開できるタイプで、レインカバーを外さずに乗り下りができて便利。雨だけではなく、風やほこりからも赤ちゃんを守るベビーカーのマストアイテムです。●装着可能ベビーカー:Nロスゴーシリーズ・アンブレッタシリーズ・スゴカルシリーズ・メチャカルシリーズ・ロングフィットシリーズ・メチャライトシリーズ・メチャカーゴシリーズ・ネムリエシリーズ・ディアクラッセシリーズ・グランパセオシリーズ・カルディアシリーズ
アップリカ「マルチレインカバープラス」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/auc-angel/4969220001425/)
フロントオープンタイプなのでレインカバーを付けたままで乗せ下ろしができます。ベビーカーのフード窓が透明になっているので、レインカバーをしたままでも赤ちゃんの様子を見ることができ安心できますし、中の赤ちゃんも外が見えて楽しめます。●装着可能ベビーカー:ラクーナシリーズ・カルーンエアーシリーズ・カルーンプラスハイシート・フライル・エアリアシリーズ
【A型・B型兼用】ベビーカー用レインカバーのおすすめ2選
マニト「メランジアルファ」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/doridori/manito02/)
スーツなどに使用されているカチオン生地に防水加工をほどこした素材を採用した、オールシーズン対応のベビーカー用レインカバーです。雨風、寒さ、PM2.5からも赤ちゃんをガードしてくれるカバー。視力保護窓はクリアな視界を実現し、さらにUVカット機能もついています。8色カラー展開しています。
BabyGo!「ベビーカー用レインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/orange-baby/4995989145155/)
A型・B型・バギータイプにも対応した「ベビーカー用レインカバー」です。メーカーはアップリカ、コンビ、ピジョンといった各社のベビーカーに対応していますが、サイズが大きめの一部のベビーカーには取り付けできないことがあるので注意が必要です。前面オープンタイプなのでカバーを付けたまま乗り下りさせることができます。
【フリーサイズ】ベビーカー用レインカバーのおすすめ2選
ベビーカー レインカバー
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/rio39/01-08-0262/)
カバーを付けたままでも赤ちゃんの乗り下りがラクにできるファスナー式のベビーカー用レインカバーです。両サイドにメッシュ素材の窓があるので、ムレやくもりを防いでくれます。使い方も簡単で折り畳みやすい素材なので、持ち運び用としても便利に使えます。
フジキ「ベビーカー用レインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/pocoapoco/4538785002309/)
背面式だけではなく対面式にも対応した、ベビーカー用レインカバー。カバー前面に開閉が自由にできる上下からのファスナーがついているので、ファスナーを開ければ換気ができます。通気性も良好で蒸れやくもりの心配もなく安心。本体が透明なため、赤ちゃんの表情もしっかりと見られるのがポイントです。
【2人乗りに対応】ベビーカー用レインカバーのおすすめ2選
ティーレックス「スマートスタート ベビーカー用レインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/auc-asheart/trex-rain-05/)
縦型2人乗りベビーカー用のレインカバー。前後で乗ることが出来る2人乗りベビーカー「ジュービー カブース ウルトラライト グラファイト」などのカブースシリーズにも対応。大きなメッシュ窓付きなので中に熱気や湿気がこもりにくく、赤ちゃんの声も良く聞こえます。前後の座席の両サイドに付いたファスナーで空気の入れ替えができ、前裾の折り返しが泥はね防止してくれます。
BabyGo!「2人乗りベビーカー用レインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/orange-baby/4562312551305/)
横型2人乗りベビーカー専用レインカバー。サイズが合えば各社のベビーカーに対応する汎用タイプです。全面フルオープンタイプなので取り付けたままで赤ちゃんの乗り下りができます。また、シートの高さに合わせてベルトでカバーの長さを調節可能。メッシュの窓付きなので、通気性が良く、ベビーカーの中のくもりやムレを防いでくれます。
【B型・バギーに対応】ベビーカー用レインカバーのおすすめ
SmartAngel「バギーのレインカバー」
(楽天よりhttps://item.rakuten.co.jp/nishimatsuya/4562130928365/)
小型の背面式B型ベビーカーやバギーに対応のレインカバー。くもりやムレを防ぐメッシュ小窓付きでムレ防止。前面フルオープンタイプなので赤ちゃんの乗り下りもラクにできます。パッケージがそのまま収納袋として使えるので便利です。ただし、一部のベビーカーは、使用できない場合があるのでサイズチェックを忘れずに。
まとめ
雨の日に赤ちゃんを連れてのお出かけは大変です。しかし、ベビーカー用レインカバーを使うことで、赤ちゃんもいつもと違った風景を楽しむことができるはず。そんな表情を見るのがパパママの楽しみになるでしょう。
ベビーカー用レインカバーは雨の日だけでなく、寒い日や有害物質からも守ってくれるもの。紫外線カット機能が付いたものであれば日差しが強い日にも有効です。快適に使えるベビーカー用レインカバーを選んで、赤ちゃんと一緒に外出を楽しみましょう。