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【プレママ必見】離乳食はどう進める?初期・中期・後期別の進め方や注意点

2022年7月5日

離乳食の進め方

 

ついこの前生まれたばかりだと思っていた赤ちゃんも、あっという間に離乳食の時期がやってきます。お子さんが2人目以降の方はなんとなく離乳食の進め方を覚えているかもしれませんが、初めての方は戸惑いますよね。

離乳食は栄養管理や進め方など気を付けなければならないことがたくさんあります。この記事では、離乳食の進め方を「初期」「中期」「後期」「完了期」と分けて解説していきます。

これから離乳食を始める方も今まさに離乳食に取り組んでいるという方もぜひ参考にしていただけると幸いです。

離乳食はなぜやるの?

離乳食を食べる理由

離乳食はなぜ必要なのでしょうか。赤ちゃんは、生まれた時から「飲む」という力があるため、母乳やミルクを上手に飲める子が多いのですが、「食べる力」というのは離乳食で身につけます。いきなり固形のものを食べるというのはできないので、水に近い状態から徐々に慣らしていき、消化機能も発達させていくのです。

また、成長していくにつれて母乳やミルクだけでは栄養が足りなくなってきてしまうので、離乳食を食べることによって栄養を補います。それと同時に、「ご飯を食べる」という習慣を身につけることも重要です。13食しっかり食べるということを習慣づけることで1日のリズムが出来上がります。早寝早起きにもつながりますので、しっかりリズムを覚えることも離乳食のポイントです。

その他にも「食べることは楽しい」という気持ちを持ってもらうことも大切。赤ちゃんは、周りの大人たちが食事中にどのような顔をしているのかよく見ています。ニコニコしながら食べているのを見ると、ご飯は楽しく食べるものなんだと覚えていきますが、それを実際に経験させてあげるのが離乳食です。さまざまな味や食感、においなどに触れ、食への好奇心を育てます。

離乳食で身につけたいこと

・食べる力

・栄養補給

・消化機能の発達

・生活リズムを整える

・食の楽しさを学ぶ

離乳食はいつから始める?

 

離乳食は多くの場合、生後5か月に入った頃から始めます。とはいえ、個人差もあるので、以下のようなことを目安に始めるといいでしょう。

離乳食を始める目安

・首が座っている

・少しでも座れる

・大人達が食べていることに興味を示す

・スプーンなどを持ちたがる

・口をパクパクさせることがある

・母乳やミルクへの関心が徐々になくなってきている

首が座っていたり、ひとりで座れたりする場合は、ご飯をあげやすいです。筆者は3人子どもがおりますが、3人とも離乳食を始めるころはまだ上手に一人座りができない状態でした。しかしバンボに座ると腰が固定されるので、最初の頃はバンボに座らせた状態で離乳食をあげることに。ドロドロのご飯なのでそれほど時間もかからなかったのがよかったのか、とてもご機嫌でしたよ。

しかし、赤ちゃんによってはまだ食べたいと思わない子もいると思います。座らせるだけで泣いたりスプーンを口に持っていっても口を開けなかったり。その子によって「食べる」ということに興味を持っているかどうか違ってくるので生後5か月というのはあくまでも目安ととらえておくのがいいですね。

生後6か月になっても、なかなか離乳食が進まないといった場合は、地域の保健センターや小児科などで相談してみるのがおすすめです。

離乳食の進め方

離乳食の進め方

離乳食とは、書いて字のごとく、今まで飲むことで栄養を補っていたのを母乳やミルクから離れて、食べることに移行するための練習です。そのため、最初は全く味のしないトロっとしたものから始めます。

ここでは月齢によって徐々に変わってくる食材や硬さ、味つけなどを紹介し、どのように進めていくのか解説していきます。

初期

離乳食初期は生後56か月の期間のことをいいます。この段階では、まだ母乳やミルクがほとんどで、離乳食は11回朝のみです。特に初回は、平日の朝にあげるようにしてください。

なぜなら、赤ちゃんはこの時初めて母乳やミルク以外を口にするので、アレルギーやのどへのつまりなどがあった場合、すぐに病院へ連れて行けるようにしておきたいからです。アレルギーは、必ずしも食べた直後に出るというわけではありません。数時間経って症状が出ることもあるので、できるだけ早い時間に離乳食をあげて、何時間か様子を見る必要があります。

妊娠初期に食べさせるものは以下のようなものです。

食べさせるもの

食材の硬さ

おかゆ(10倍がゆ)、食パン(耳以外)、

うどん、野菜、くだもの、卵黄、豆腐、白身魚

すりつぶしてなめらかにしたもの

ポタージュ状

この時期の食材には味付けはしません。まずは食べることと、食材の食感に慣れることが必要なので、上手に口を開けて飲み込むということが重要になります。栄養のほとんどは母乳やミルクから補給するので、目安の量を食べられなくても大丈夫ですよ。

最初はおかゆから始まり、食パンをお湯でふやかしたパンがゆにも挑戦します。慣れてきたら、野菜や卵黄なども足して、少しずつ量を増やしていくのです。

中期

離乳食中期は生後78カ月のことで、この頃から朝と昼の2回食に。初期の段階で離乳食に少し慣れてきた赤ちゃんは、飲み込むのが上手になっていたり、安定して座れるようになっていたりと成長がみられます。

「7か月に入ったらすぐに2回食にうつらなければ!」というわけではないので、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に2回食並行していきましょう。

妊娠中期に食べさせるものは以下のようなものです。

食べさせるもの

食材の硬さ

おかゆ(7倍がゆ)、食パン(耳以外)、

うどん、野菜、くだもの、卵、豆腐、

魚、肉、乳製品、

粗めにつぶしたもの

細かいみじん切り

舌と上あごでつぶせる硬さ、

絹ごし豆腐状

1回目と2回目の離乳食は最低でも34時間は空けます。炭水化物やビタミン、タンパク質などの栄養バランスも考えるようにし、母乳は好きなだけ、育児用ミルクは13回程に留めるようにしてください。

後期

離乳食後期は、生後911か月のことをいい、大人と同じ3回食になります。しかしまだまだ食べられるものは限られますし、食材の硬さもとてもやわらかいものです。舌で食べ物を潰せるようになったり、自分から食べ物に手を伸ばすようになったりしたら、3回食に移行します。

離乳食後期に食べさせるものは以下のようなものです。

食べさせるもの

食材の硬さ

おかゆ(5倍がゆ)、食パン(耳以外)、

うどん、野菜、くだもの、卵、豆腐、

魚、肉、乳製品、

バナナくらいの硬さ

粗みじんの大きさ

歯ぐきで噛める

離乳食後期にもなると、食べられる食材も増えて、味付けもしてあるのでいろいろな味が楽しめるようになります。お米も、おかゆというよりは柔らかいご飯なので、手づかみ食べの練習を始めることも。おかずの量も増やせますが、用意するのが大変になると思うので、野菜はゆでたものもスティック状にして食べやすくするのもありですよ。

後期の離乳食では、必要な栄養の半分程度は摂取できるようになるので、母乳やミルクの量もまた減っていきます。鉄分不足に気をつけたいので、肉類や豆類を積極的に摂るようにしてくださいね。

完了期

離乳食完了期は生後12か月からのことをいいます。ほとんどの栄養を食事から摂取できるようになり、スプーンやフォークなども徐々に自分で持てるように。歯も生えてくるので、前歯で食べ物をかじったり、大きく口をもぐもぐ動かしたりできるようになれば、最後の段階に入っても大丈夫です。

味付けはまだ大人よりも薄いですが、マヨネーズやソースなども使えるので、大人の食事に近くなります。完了期に食べさせるものは以下のようなものです。

食べさせるもの

食材の硬さ

軟飯~やわらかいごはん、食パン、うどん、

野菜、くだもの、全卵、豆腐、

魚、肉、乳製品、

歯ぐきや歯で噛みつぶせる硬さ

肉だんごのような硬さ

顎の力が発達しているとはいえ、肉類は特に弾力のあるものが多くあります。薄い肉であればいいのですが、カツなどの厚い肉は噛みきれません。そのため、完了期になってもご飯を食べている最中は目を離さないようにし、なるべく食べにくいものは小さくするか、ご飯に出すのを控えるようにすると安心ですよ。

まだまだ油断はできないので、お子さんがご飯を食べるときは細心の注意を払うようにしてください。また、まだ母乳やミルクも飲むので、食事で足りなかった分を補給するといった形で飲ませるようにしましょう。

離乳食の注意点

離乳食の注意点 

離乳食には、食べさせてはいけない食材がいくつかあります。例えばはちみつや生もの、ナッツ類などです。はちみつには、ボツリヌス菌というものが混入している可能性があります。熱を加えても死滅しないため、1歳になるまでは絶対に与えてはいけません。1歳以降になると、菌に対抗できるようになるので、1歳過ぎてからは少しずつ与えるようにしてください。

また、生魚や生肉などは食中毒を引き起こす可能性が高いのでNGです。ナッツ類ものどに詰まらせやすい食べ物なので3歳までは与えないようにします。その他にも、餅や団子など嚙み切れず弾力のあるものは避けましょう。

また見落としがちなのがこんにゃくゼリーです。ゼリーだからと与えたくなりますが、こちらは他のゼリーとは違って弾力のあるものなので、小さいお子さんには危険です。離乳食を進めていく際には、このように食べてはいけないものがあるということもしっかり理解しておくことが重要ですよ。

まとめ

離乳食は、最初は小さじ1杯から始まって、それを繰り返しながら少しずつ量を増やしていくので、途方もない作業のように思われるかもしれません。しかし、初めて子どもが食べ物を口にした瞬間はやっぱりうれしいものです。

それから日を追うごとに徐々に口を開けてもぐもぐするようになっていくので、はじめは大変かもしれませんが、とても近くで大きな成長を感じられるので、貴重な経験ができますよ。

お子さんも慣れてくると笑顔が増えますし、親子で手も服もべちゃべちゃになりますが、それも楽しみながら離乳食を進めて行っていただけたらと思います。

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  • この記事を書いた人

助産師ゆき

看護師免許
助産師免許
保健師免許

8年間助産師として勤務し、様々な妊産褥婦さんと関わり勉強させていただきました。
その後2020年に第1子を出産し、今までの経験を総動員して育児をしてみたものの上手くいかないことが多々あり、育児の難しさを身に染みて感じました。でもそれ以上に子供は可愛く大変さも吹き飛ぶ日々。現在は育休から復職し、育児の経験を踏まえ、専門的な知識だけではなく、生活で役に立つ情報を伝えられたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いします!
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