妊娠中にナマモノを食べてはいけない、と聞いたことはありませんか?
でも、実際はどうなのでしょう?この記事では、妊娠中にナマモノを食べることのリスク、注意点、そして安心して食べられるナマモノの種類について解説します。
正しい知識を身につけて、美味しい食事を楽しみながら、健康な妊娠生活を送りましょう。
目次
ナマモノを食べてしまったけれど大丈夫?
衛生管理が整っている環境で食事をし、食中毒などの症状が無ければ安心して良いと思います。しかし心配であれば医師に相談しましょう。
ナマモノに注意が必要な理由
よく妊婦さんはナマモノを食べないように気をつけましょう、と言われています。なぜでしょうか。
それは妊娠するとホルモンのバランスなどが崩れ、免疫力が低下し、食中毒や感染症になるリスクが高まるからです。その場合、妊娠中のために飲める薬が限られていたり、お腹のなかの赤ちゃんにも影響したりするためなるべく避けた方がいいといわれています。「絶対に食べてはいけない」と禁止されているわけではないので、あまり神経質になりすぎなくても大丈夫ですが食べるにあたっては少し注意点も必要です。
ナマ肉を食べることを避け、加熱調理することが大切です。生ハムも避けましょう。
ナマモノを食べるときの注意点
鮮度のいいものを新鮮なうちに食べる
冷蔵庫で保存していても古いものは食べない、スーパーで製造から時間がたっていないものを選ぶ、特に夏場は食材が傷みやすいので細心の注意が必要です。
食べる頻度に気をつける
ナマモノは新鮮なものを少量とることを意識し、食べ過ぎには気をつけましょう。
魚の種類を選ぶ
マグロや金目鯛にはメチル水銀という有害物質が含まれている可能性が高いと言われています。 比較的水銀を含む可能性が低い、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオなどを選ぶのがいいでしょう。
調理方法に気をつける
心配な場合は蒸したり焼いたりして火を通して食べると安心です。
外食で食べるときも信頼できるお店で食べるようにしましょう。時間が経過しているものや鮮度の低いものは避けて少量を食べるようにしてくださいね。
最後に
妊娠中は味覚や気分が日によって変わることがあり、何を食べて良いのか、だめなのか戸惑うこともあるかもしれません。あまり○○を食べてはいけない!と過剰に気にしすぎるとストレスの原因にもなってしまいます。食べる量や食べ方には十分に気をつけ、心配であれば医師にも相談しながらおいしく、楽しい食生活を過ごしてくださいね。