妊娠中 妊娠後期

妊娠後期の特徴は?前駆陣痛や過ごし方、出産準備のことまで解説

妊娠後期の特徴は?

妊娠後期というと、いよいよ出産・分娩に向けてのカウントダウンが始まる頃ですよね。まだまだと思っていた妊娠生活も終わりに近づいています。

 

妊娠初期・中期はお母さん自身、身体的にも精神的にも目まぐるしい変化が起こり、大変だったことでしょう。妊娠後期に入っても、その時期特有の症状が現れます。

 

赤ちゃんに会える日が近づいてきて楽しみなのと同時に、出産がより現実的に感じてきて不安になることもあるかもしれません。

 

この記事では妊娠後期の特徴や気を付けること、しておくといいことについて紹介していきます。これから妊娠後期に入る方や出産まであとわずかという方はぜひ参考にしてくださいね。

 

妊娠後期とは?

妊娠後期の特徴?

妊娠後期とは、妊娠28週0日〜39週6日を指し、いわゆる妊娠8カ月〜妊娠10カ月のことをいいます。この頃にはお腹ははち切れそうなくらいパンパンになっていて、腰にもかなりの負担がかかる方も多いです。また、おなかの中の赤ちゃんの動きも活発に感じるようになります。

 

妊娠37週0日以降になると、「出産するのに適している、または安全ですよ」といわれる時期になり、41週6日までの出産・分娩を「正期産」といいます。

 

それより早いと「早産」、遅いと「過期産」と呼ばれ、この時期の出産はリスクを伴うことも。早い時期に問題が発覚している場合は、安全に出産できるように帝王切開などの対応が取られるため、毎回の健診が重要となってきます。妊娠後期といっても安心できる状況ではないというわけです。

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妊娠後期の特徴とは?

妊娠後期にもいくつかお母さんに特徴的な症状がみられます。お腹が大きくなったというこれまでとは少し違う要因から起こるものです。ここでは妊娠後期に良く起こる症状を紹介していくのでぜひチェックしてください。

 

頻尿

妊娠後期になると、お腹の中の赤ちゃんも大きくなり、力も強くなってきます。恥骨付近を蹴ってきたり、重さで赤ちゃんが下に下がってきたりすることから、膀胱が刺激されて何度もトイレに行きたくなってしまうのです。

 

吐き気

妊娠初期や中期も吐き気があったかと思いますが、この頃はつわりが原因のものでした。妊娠後期になると、子宮が内臓を押して赤ちゃんのスペースを作るのですが、その押される内臓の中には胃もあります。

 

胃が圧迫されているため、何か食べるとすぐにお腹いっぱいになったり、吐き気がしたりといった症状が現れるのです。この場合は、つわりの時と同様に、一階の食事量を減らし、食事の回数を増やして対処するのがおすすめ。

 

あまり食べられないからといっておやつを食べて空腹を紛らわそうとすると、体重が増えてしまうので注意してください。

臨月の吐き気の原因は陣痛の前兆?後つわり?原因と対処法とは

動悸

動悸や息切れが起こるのも妊娠後期の特徴といえるでしょう。赤ちゃんに血液を送るため、お母さんに血のめぐりは早くなります。そのため、心拍数も上昇し、少し動いただけで動悸や息切れを起こしてしまうのです。

 

この場合は、落ち着くまで横になって休むといいでしょう。貧血を起こしている可能性もあるので、まずは安静にすることが第一です。

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妊娠高血圧

妊娠初期は何もなかったのに妊娠後期になったら発症したという方が多く、妊娠前に高血圧でなかった方でもなりうる症状です。原因はいまだ分かっていませんが、症状が軽い場合は、通院での治療も可能です。

 

「自分は高血圧なんてなったことないから大丈夫」と油断しないことが大切です。出産するまでは何が起こるか分からないため、毎回健診をしっかり受けるようにしてくださいね。

 

赤ちゃんの様子

 

妊娠後期の赤ちゃんは、子宮と同じくらいの大きさにまで成長しています。妊娠8カ月には体重が1,500gほどで、出産予定日に近づくと2,500~3,000gほどに。

 

一定のペースで寝たり起きたりを繰り返し、赤ちゃんらしいリズムで活動します。とはいっても自由に動けるスペースがあまりないので、それまでのように活発に動くことはなく、たまに大きく動く程度です。

 

子宮もお腹もパンパンに伸びているので、手足を動かすと、ダイレクトに伝わってきて、力強いなと感じると思います。

 

その他にも、肺の機能が発達したり、新生児のように髪や爪も伸びてふっくらとした体つきになったり。赤ちゃんはお腹の外へ出る準備をし始め、頭を下にしてあまり動かなくなり、静かにその時を待ちます。

 

たまに動いているのを感じると、「もうすぐ出てくるよ」と教えてくれているみたいでかわいいですよ。

 

 

前駆陣痛とは?

前駆陣痛とは?

出産も近づいてくると、いつもとは違うお腹の痛みを感じることがあるかもしれません。そのれは「前駆陣痛」である可能性も。ここでは、前駆陣痛とはどういうものかみていくので、参考になさってください。

 

前駆陣痛とは、臨月に入った頃から起こるもので、本陣痛の練習のようなものです。痛みの感じ方は人それぞれで、生理痛のような痛みの方もいれば、鈍い痛みを感じる方などさまざま。

 

中には前駆陣痛があったことに気づかず、あとになって「あれが前駆陣痛だったんだ」という方もいらっしゃいます。

 

1回の痛みの時間 毎回バラバラ
1日に起こる回数 2~5回
痛みが起こる日数 2~3日

 

前駆陣痛を経験して、それほど大した痛みではなかった場合でも、本陣痛はやはり痛みのレベルが違います。

 

また、本陣痛は、一定の感覚で痛みを感じる時と感じないときとはっきり分かれているのも特徴的で、徐々にこの間隔が短くなっていくのです。

 

前駆陣痛 本陣痛
・痛みが続く時間が毎回バラバラ

・1日に2~5回痛みが来て終わる

・2~3日続く

・我慢できるぐらいの痛み

・痛みが来る時間とこない時間が一定間隔

・徐々に間隔が短くなってくる

・だんだん痛みが強くなってくる

前駆陣痛とはいつから?痛みの感じ方や本陣痛との違いも解説します

妊娠後期の過ごし方と気をつけることは?

妊娠後期に気をつけることは?

妊娠後期にも気を付けるべきこと、過ごし方のポイントがあります。出産も近づいてきていますので、トラブルが起きないようチェックしておきましょう。

 

お腹の張り

妊娠後期になると、お腹の張りも強くなってきます。痛みの感じ方には個人差がありますが、石のように固くなったり、キューッとした痛みを感じたり、それまでとは少し違う痛みです。

 

少し横になってすぐにおさまる場合は大丈夫ですが、痛みが強くなる、回数が多い、出血があるなどの場合はすぐに病院へ相談するのがいいでしょう。

 

何かトラブルや陣痛の始まりの可能性もありますので、いつもと違うお腹の張りの場合は早めの対処が必要です。

妊娠中のお腹の張りはなぜ起こる?原因や対策、病院へ行くタイミングは?

適度な運動

お腹が大きくて動くのが大変かもしれませんが、だからといってずっと家でゆっくりしているのも避けたほうがいいでしょう。特に医師から指示が出ていない場合は、適度な運動が必要です。

 

例えば、家の近くを散歩する、草むしりをするといったちょっとした運動であればお腹に負担をかけない程度にやるのがおすすめ。

 

ずっと同じ姿勢でいることはよくないので、座りっぱなしや横になりっぱなしというのはやめるようにしましょう。

 

横向きで寝る

寝るときは、横向きがいいでしょう。仰向けで寝るとお腹が張りますし、内臓が圧迫されて息苦しくなります。

 

そのため、「シムス位」と呼ばれる妊婦さんにとって楽な寝姿勢をとると、安心して眠ることができるので、おすすめです。

 

シムス位
・体の左側を下にして横向きで寝る

・ややうつ伏せ気味に、左足は楽に伸ばす

・右手は前に出し、右足は足の付け根から曲げる

・布団と右足でクッションを挟むようにする

・左手は楽な位置で

栄養バランスの良い食事をとる

妊娠後期になると、子宮による胃の圧迫がなくなることで食欲が旺盛になり、食べ過ぎてしまう妊婦さんが少なくないようです。

 

タンパク質やビタミン、ミネラルなど、妊娠後期に摂取量を増やしたい栄養素もありますが、なんでも多めに摂れば良いということではありません。不足も摂りすぎも良くありません。

 

妊娠中は妊娠後期も含め、「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」を組み合わせて栄養バランスの良い食事をとることを意識しましょう。

 

昼寝が死産につながる?

「昼寝をしすぎると死産につながる」といった話を聞いたことがあるでしょうか?昼間も眠くてついつい寝てしまうという方もいらっしゃると思いますが、昼寝と死産の関係性は今のところ分かっていません。

 

「昼寝」をすることというよりは、前述でもあったように「寝姿勢」が関係していると思われます。右側を下にした横向きや仰向けの姿勢で寝るよりも、左側を下にして寝たほうがリスクも少なくなるのです。

 

そのため、「昼寝をする・しない」ではなく、寝る時の姿勢に気を付けて休むようにしてください。

 

おしるしが来たら?

おしるしとは、子宮口が広くなったり、子宮が収縮したりすることで出血することをいいます。多くの方に見られるのが、少量の血や、血が混ざってピンク色や茶色くなったおりもののようなものです。

 

出産が近い状態を示していますが、それが2~3日後なのか1週間後なのかは分かりません。そのため、おしるしが来てから陣痛が始まるまでそわそわした時間を過ごすことになりますが、慌てずに入院の準備を済ませ、落ち着いて待ちましょう。出血の量が多い、痛みがあるなどの場合は、一度病院へ相談してみてください。

 

妊娠後期にしておくこと

妊娠後期に入ると、出産日まではあっという間なので、事前の準備をしておくといいでしょう。ここでは、妊娠後期に入ったら準備しておくべきことを紹介していきます。

 

赤ちゃんを迎える準備

赤ちゃんグッズはリストを作って購入すると無駄や買い忘れがなくなるのでおすすめです。そして赤ちゃんグッズをひとしきり揃えたら赤ちゃんを迎える準備をします。

 

まずは、寝る場所の確保です。赤ちゃんをベッドで寝かせる場合は、ベビーベッドの設置を、布団で寝かせる場合は、清潔にして用意しておきます。

 

肌着や着替えはまとめて置いておき、おむつや沐浴・スキンケアセット、授乳セットも消毒をして準備しましょう。

 

いつ赤ちゃんが生まれても大丈夫なように使いやすい場所、分かりやすい場所にまとめておくと慌てることが少なくなりますよ。

 

準備しておくもの
・ベビーベッド(布団)

・肌着、ロンパース、スタイ

・おむつ(おしりふき)

・おくるみ

・沐浴セット(ガーゼ、石鹸、ベビーバス、湯温計、バスタオル、綿棒など)

・授乳セット(ミルク、哺乳瓶、消毒液など)

・体温計

・ベビーカー

・チャイルドシート

・抱っこひも

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入院準備

入院に必要なものもバッグにまとめておくと、何かあったときにそれだけ持てば病院へすぐ向かうことができます。

 

もしも面会が可能な病院であれば、最初の荷物は少なめにし、後から持ってきてもらうのもいいでしょう。しかし、昨今の状況を考えると、面会は厳しいので、着替えやタオル類は多めに持っていくのが安心です。むくみ防止のために着圧ソックスなどもいくつか持っていくと、いいですよ。

 

こちらも赤ちゃんグッズ同様に、リストを作って準備しておくと陣痛が来た時もそれだけ持って家を出ればいいのでとても楽です。

 

入院準備
・パジャマ(数着)

・着圧ソックス

・スキンケアセット

・産褥ショーツ

・産褥パッド

・母乳パッド

・骨盤ベルト

・円座クッション

・保護腹帯(帝王切開の場合)

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まとめ

妊娠後期に入る時期

妊娠後期に入ると、赤ちゃんも出てくる準備をし始め、お母さんはお腹の重みで足の付け根や腰への負担がかなりかかるかと思います。

 

確かに痛くて大変ですが、もう少しの辛抱です。赤ちゃんもお母さんに会えるのを楽しみに待っているので、出産するその時まで、自分の体を気遣いつつ、赤ちゃんを出迎える準備をしておきましょう。

 

不安に思うこともあるでしょうが、周りの家族や医師などに頼りながら、最後の妊娠生活を楽しんでくださいね。

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