「赤ちゃんの肌は、生まれたときからスキンケアが必要なの?」「どんな保湿剤を選べばいいの?」
 そんな疑問をお持ちのママやパパも多いのではないでしょうか?
実は、赤ちゃんの肌はとってもデリケート。
 大人の肌の半分ほどの薄さしかなく、乾燥や外部刺激を受けやすいんです。
 正しいスキンケアをすることで、肌トラブルを防ぎ、健やかな肌を保つことができます。
この記事では、赤ちゃんのスキンケアの基本的な方法や注意点、そしておすすめの保湿剤や日焼け止めをご紹介します。
 6児のママであり、自身も肌が弱い子どもを持つ筆者が、実際に使って良かったアイテムを厳選しました。
赤ちゃんの肌に合うスキンケア用品を選び、毎日のケアを習慣にすることで、しっとりもちもちの赤ちゃん肌を守りましょう!
 この記事が、赤ちゃんのスキンケアに悩むママやパパにとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
赤ちゃんのスキンケアってなぜ大事なの?
赤ちゃんのお肌は、ツルツルでスベスベでずっと触っていたくなるもの。本当にうらやましいですよね(笑)きれいに見える赤ちゃんの肌は、実はとても繊細なことを知っていましたか?赤ちゃんの肌は大人の皮膚の約1/2しかないために、皮膚が荒れやすかったり、気温の変化やハウスダストなど外部からの影響を受けやすくなっています。また、汗や汚れが溜まりやすく、皮膚が薄くて乾燥しがちです。
 そういった理由からも、赤ちゃんのスキンケアはとっても重要です。正しいやり方を覚えて、実践していきましょう。
スキンケア方法をご紹介
お肌を清潔に
まず、スキンケアする前にお肌を清潔にしましょう。赤ちゃんは、体温が高いので冬場でもよく汗をかいています。汗やほこりがついている状態で、スキンケアをしても、効果がないどころか、あせもや肌トラブルになってしまうことがあります。
 身体の洗浄も大切なスキンケアのひとつです。優しく泡を広げるように洗っていきましょう。
 お風呂あがりのタイミングでスキンケアをするのが一番いいでしょう♪そのほか、スキンケアをするときは、少し濡らしたガーゼなどで優しく汗やほこりを拭きとってあげましょう。ママさんもスキンケア前には、手を清潔にすることを忘れないでくださいね。
保湿剤はたっぷりやさしくがポイント
スキンケアは赤ちゃんの肌の状態を見ながら、1日2~3回できるといいでしょう。保湿剤はたっぷり使うことで、赤ちゃんの肌への摩擦を少なくすることができます。すり込むのではなく、肌のうえに広げのばしていくイメージで優しくぬっていきましょう。手のひらがスキンケアした赤ちゃんの肌に吸い付くくらい塗るのがベストです!たっぷり保湿することで、ホコリや汗、紫外線などから赤ちゃんの肌を守ります。
紫外線予防も忘れず
スキンケアのひとつとして、紫外線予防も忘れてはいけません。赤ちゃんの肌は、お話したように、とてもデリケートなので、紫外線によって皮膚トラブルを起こしやすくなります。
- ・屋内はUVカットカーテン
 - ・屋外は日傘やケープを使用する
 - ・日中11時~14時を避けて外へ出る
 - ・外へ行くときは日焼け止めを塗る
 
などの対策をしっかりとっていきましょう。まだ赤ちゃんなのに?と思うかもしれませんが、小さいときからのケアが大切です。まだ赤ちゃんのころはバリア機能が発達していないため、私たち大人がしっかりサポートしていきましょう。
 日焼け止めを塗った後は、赤ちゃんの肌に残らないようにきれいにお風呂で洗い流すことが大切です。
スキンケアの選び方
低刺激なもの
赤ちゃんの肌はデリケートですのでスキンケア用品を買う時には成分を見ていきましょう。
- ・防腐剤や着色料、香料が入っていないもの
 - ・アレルギーテストすみのもの
 
がおすすめです。また、もともと肌が弱いお子さまは、使えるものも限られてくるため、一度成分についてはかかりつけ医の先生に相談できると安心ですね。
使い心地が良いもの
毎日使うものですから、ママさんにとっても、お子さまにとっても使い心地の良いものを選びたいですよね。
液状、スプレー、クリームなどいろんなタイプがあります。物によって感触や伸び具合、匂い、塗り感なども様々です。夏は、さらっとしたスプレーや液状のもの、冬はベームやクリームなど、時期によって使い分けるのもおすすめですよ。
助産師がおすすめするスキンケアアイテム
保湿剤は種類がたくさんで迷いますね。肌が弱くて皮膚科に通っている私の子も使っている商品をご紹介します。 個人的にポンプ式ボトルがストレスなく塗れておすすめですよ。
アロベビー ミルクローション|「春夏におすすめ」
良かったところ
- ・サラッとしてべたつきにくく伸びが良い
 - ・ポンプ式で使いやすい
 
短所
- ・天然由来の独特な香りがある
 - ・しっとり感が持続しにくい(重ね塗りか保湿回数増やすと良い)
 
カレンドラ ベビーミルクローション|「肌に合えば1年中使える」
良かったところ
- ・べたつき少なくしっとりが続く(1日2回でも十分)
 - ・伸びが良く塗りやすい
 
短所
- ・ポンプ式ではないので出しにくい
 - ・香りが強く苦手な人もいるかも
 - ・アルコールが入っており合わない人もいそう
 
ピジョン ベビーローションうるおいプラス|「秋冬におすすめ」
良かったところ
- ・クリームに近くしっとり感が強い
 - ・ほぼ無臭で赤ちゃんが嫌がらない
 - ・大容量なので親子で使える
 - ・薬局で購入できてGetしやすい
 
短所
- ・伸びがやや悪い
 - ・べたつきが気になる
 
日焼け止め紹介
アロベビー UV &アウトドアミスト(SPF15/PA++)|「顔や首など塗りにくい部分におすすめ」
良かったところ
- ・ベタつかずサラッとしたつけ心地
 - ・スプレーなので伸びやすく細かいところに使いやすい
 - ・小さいボトルで気軽に持ち運びできる
 
短所
- ・長時間の外出には不向き
 - ・こまめな塗り直しが必要
 
ベビーマドンナ サンミルク(SPF30/PA+++)|「腕や足など露出が多い部分におすすめ」
良かったところ
- ・キシキシ感がなくしっとりする
 - ・しっかり肌に定着しUVカット効果が高い
 
短所
- ・しっかり伸ばさないと白浮きする
 - ・赤ちゃんが動くと塗りにくい
 
さいごに
生まれたてからケアをすることで肌トラブルが少なくなります。
 赤ちゃんに合う商品を見つけて、きれいなお肌を守りましょう。
 上記で紹介した商品でも、ほかの商品でもお子さまによって合うもの、合わないものはあります。
 肌トラブルがあった場合は、すぐご使用をやめてかかりつけ医に相談するようにしてくださいね。
 お子さまに合ったスキンケアができますように☆彡