育児・赤ちゃんについて

【助産師監修】赤ちゃんの沐浴のやり方|温度や入るタイミングを解説

2022年10月27日

赤ちゃんの沐浴のやり方|温度や入るタイミングを解説

助産師ゆき
こんにちは、助産師ゆきです。

生後1か月くらいまでは、赤ちゃんはへその緒が取れていないため、大人と同じ浴槽ではなく「ベビーバス」を使用してお風呂に入れてあげます。 とくに、この時期の赤ちゃんは体の動きが活発であるため汗をかきやすく、おむつも蒸れやすいので毎日1回は沐浴をして、清潔に保つことが大切です♪

赤ちゃんを沐浴する際には、正しいやり方を知って安全に沐浴することが大切ですね。

ここでは、赤ちゃんを沐浴するための正しい方法について解説するので、出産を控えているママさん・パパさんぜひ最後まで読んでくださいね。

なぜ大人と一緒にお風呂に入ってはいけないのか?

なぜ大人と一緒にお風呂に入ってはいけないのか?

まず、なぜ大人と一緒にお風呂に入っては行けないのでしょうか?

実は毎日掃除をしていてもお風呂の中は、雑菌がたくさんあるのが現実です。そして生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ抵抗力が十分ではありません。

そのお風呂内の雑菌に抵抗がなく、感染症にもかかりやすいためママさんやパパさんと一緒に浴槽に入れることができないことが一番の理由です。大人にとってはきれいなお風呂であっても、赤ちゃんにとっては肌トラブルなどさまざまなトラブルを招くこともある環境なんです。

そのため、最初は浴槽ではなく、赤ちゃん用のベビーバスにお湯をはって、その中で赤ちゃんの顔と体を洗うようにしましょう♪

赤ちゃんの沐浴に必要なグッズ

赤ちゃんの沐浴に必要なグッズ

まずは、赤ちゃんの沐浴に必要なグッズを揃えましょう。沐浴の期間も限られていますので、購入は最小限で大丈夫!また、代用できるものもあるので見ていきましょう😊

ベビーバス

赤ちゃんの沐浴には、便利な「ベビーバス」を用意することをおすすめします。基本的に、生後1ヶ月くらいまではベビーバスを使用して沐浴します。(新生児の期間は、長いようで本当に一瞬です!!)シンクや洗面所で使えるタイプもありますが、「たらい」「プラスチックの衣装ケース」など沐浴に代用できるものであれば問題ありません。

生後1ヶ月以降でも、大きな湯船に入れるのが大変だと感じるようでしたら、ベビーバスでの沐浴を継続しても基本的にOKです。ママさんやパパさんのやりやすい方法を選ぶことが毎日の沐浴ではとっても大事なので無理しないでくださいね。

なお、沐浴の際には洗面器にも、顔ふき用にお湯をはって準備しておくと慌てずにきれいなお湯を使うことができます。

沐浴布

入浴中の赤ちゃんの体を包むために用意します。木綿やガーゼの布がおすすめです。(正直、こちらはなくてもOKというママさんも多いですよ。)

ガゼのハンカチ

顔や体を洗うために用意します。できれば複数枚用意しておくと便利です♪

普段お使いのガーゼハンカチでも問題ありません!お風呂に、日常に、と使うので10枚程度あると洗い替えにも楽ですよ。

ベビーソープ

赤ちゃんの身体を洗う際に使います。固形石鹸でも問題ありませんが、最初から泡で出るタイプのほうが使いやすいのでおすすめ。これらはベビーバスの側に置いておき、すぐに使えるようにしておくと便利ですよ。

助産師ゆき
赤ちゃんの肌は敏感肌なので、"ベビー用"で、対象月齢も確認して購入しましょう。

バスタオル・着替え一式

着替えは、重ねて袖を通した状態にセットしておくと、沐浴後に着せる時にスムーズに着せてあげることができます。その上にバスタオルを広げて置いておきます。スペースがあれば別の場所にバスタオルを広げておくと良いでしょう。一番下にビニールシート等を敷いておくこともおすすめです。

タオルは、大人用のバスタオルで十分です♪

綿棒・ヘアブラシ

おへその周りの水分をとったり、鼻や耳をきれいにしてあげるために使用します。ベビー用もあるので、大人用が大きそうでしたら1パックあっても使うと思いますよ。着替えのそばに置いておくと、一緒にできますよ。

赤ちゃんの沐浴の正しい手順

赤ちゃんの沐浴の正しい手順

ベビーグッズを一通り用意できたら、いよいよ赤ちゃんを沐浴させていきます。初めてのママさんは緊張するかもしれませんがすぐになれるので大丈夫ですよ〜☺️赤ちゃんを支える力も必要なので、パパさんや家族に協力をお願いできる場合は、一緒にしてもらいましょう。

1.ベビーバスにお湯を準備する

まず、用意したベビーバスにお湯をはります。

お湯の温度は、夏は37度~39度が適温で、冬は38度~40度くらいが適温です。

お湯の量はベビーバスの1/2から2/3入れます。

2.赤ちゃんを裸にして沐浴布をかける

お湯が準備できたら、赤ちゃんの服を脱がせて、ガーゼをかけてあげます。

この時、片手は赤ちゃんの首の後ろをしっかりと支えてあげます。

このとき、赤ちゃんの耳は閉じなくても大丈夫ですので、もう片手でおしりを支えてあげます。

この状態で足からお湯の中にゆっくりといれてあげますよ。沐浴布があることで、赤ちゃんは裸でも安心してお湯に入ることができます。沐浴布の上からお湯をかけてあげましょう。

顔を洗う

洗面器のお湯にガーゼを浸してから軽く絞って、目から顔全体の順に拭きます。目は「めやに」をとってから、目尻から目頭に向かって優しく拭きます。顔全体については、額から鼻のわきへ3の字を描くように拭きます。

このとき、1回ごとにガーゼをすすぎます。もし、赤ちゃんの発疹がひどい時は、顔も石鹸で洗ってあげてください。 その際はガーゼに石鹸をつけて、目・鼻・口の周りは避けて拭きます。その後、きれいなお湯で拭き取ります。

頭を洗う

次に頭を洗います。頭の洗い方のコツは、手に石鹸をつけて泡立てて、手のひら全体で大きな円を描くように洗うことです。 その後でガーゼで石鹸をよく落とし、ガーゼを絞って頭の水分を拭き取ります。

体の前側を洗う

身体の前側については、首→両手→胸→おなか→両足の順に洗います。首や脇の下や足の付け根、ひざの裏側などくびれの多いところは洗いにくく汚れが残りやすいので、丁寧に洗います。洗うときは最小限の露出にとどめて布をかけ直してください。おへその周りもやさしく洗い、足はお湯の中で洗うと汚れが落ちやすく簡単です。

背中・おしりを洗う

背中やおしりを洗う時は、赤ちゃんの首の後ろを片手で支えたまま、もう片手を脇の下に入れてから両手を使ってゆっくりと赤ちゃんをうつ伏せにします。石鹸の泡で背中とおしりを洗いましょう。この時、顔がお湯についていないか十分に気をつけてくださいね。うんちやおしっこで汚れているおしりは、とくに丁寧にでもゴシゴシは禁物、やさしく石鹸で洗ってあげてください。

バスタオルで水分を拭き取る

赤ちゃんをバスタオルに移動して、沐浴で付着した水分をしっかりと拭き取ります。ただし、ゴシゴシと強くこすらず、押さえるように水分を拭いていきます。

次に、おむつをあてます。その時に、おへその周りの水分も忘れずに取ります。このときに綿棒やタオルの端を利用するとやりやすいですよ。

洋服を着せる

からだの水分を拭き取ったあとは、洋服を着せてあげます。洋服を着せ終わったら、鼻と耳を綿棒できれいにしてあげます。あとはヘアブラシがあれば髪を整えて終了です。 沐浴の際に失った水分補給として、母乳やミルクを飲ませてあげましょう。

よくある沐浴の時の疑問

沐浴の際の疑問点

多くのママさんが沐浴に対してもつ疑問について、解消していきましょう♪

沐浴のタイミングはいつ?どれくらい?

ご家庭によって、沐浴しやすい時間帯はさまざまです。赤ちゃんの生活のリズムを作るために、おおよそは決まった時間帯に沐浴してあげることが望ましいです。(かと言って、毎日同じリズムではいかないので多少時間がずれても気にしないでくださいね!)

ただし、授乳の直前や授乳後30分以内は沐浴を避けてあげてください。赤ちゃんはお湯につかるだけでも体力を消耗するので、長風呂はNGです。だいたい5分ぐらいを限度に、手早く沐浴してあげます。

沐浴は毎日必要?

新生児は新陳代謝が活発であり、大量の汗や皮脂を分泌しており、おしっこやうんちや母乳やミルクなども大量に付着しています。デリケートな肌にとってこれらの汚れは刺激の原因になるので、できれば毎日沐浴させてあげるのがいいですね。

ただし、ママさんやパパさんがあまりに疲れているときは沐浴させてあげる余裕もないということもありますね。その場合は部分的に拭くだけでも、簡易的に洗うでも十分ですよ。(そんな日、私もあります!笑)

また、赤ちゃんが次のような状態のときは、沐浴はお休みしてあげてくださいね。

    • ・嘔吐が続くとき
    • ・なんとなく元気がないとき
    • ・いつもより母乳やミルクの飲みが悪いとき
    • ・体温が平熱よりかなり高いとき

基本的に「赤ちゃんが元気である」「ママさん・パパさんに余裕がある」という条件下であれば、毎日沐浴させてあげるのが理想的です。

室温は高い方が良い?

沐浴させてあげる環境は、なるべく暖かいお部屋で入れてあげるのがベスト。夏などエアコンで冷えたお部屋だと湯冷めしやすくなるので、お風呂上がりには一時的にクーラーを止めるなどして室温についても配慮していきたいですね。

浴室の洗い場で入れるときは、バスタブにお湯をはることで浴室の温度を上げることができるのでおすすめですよ。赤ちゃんが体調を崩す原因になりますので、できるだけ沐浴後は温かい室温で過ごせるようにしてあげましょう。

【注意】石けんやシャンプーが目に入ったらどうする?

石鹸屋シャンプーが目に入った場合は、清潔なお湯とガーゼでよく拭き取ってあげてください。もし、たくさん石鹸等が目に入ったときは、小児科医師に相談すると良いでしょう。

シャワー付き洗面台でも問題ない?

洗面台などのシンクで沐浴させられれば、ママさん・パパさんはかがまなくて済むので、腰への負担がかかりにくいというメリットがあります。ただし、清潔にしているつもりでも洗面台は菌が繁殖しやすい場所なので注意が必要です。

事前に、必ず排水口や洗面シンクをきれいに消毒してから沐浴で使用します。沐浴に使うなら、シンクに取り付ける「沐浴用シート」を取り付けて、シートも使用前と使用後にしっかり洗浄してくださいね。また、おしりなどの部分洗いでシャワーを使う場合は、使用後は洗剤をつけて洗ってください。

6児ママよっちゃん
ちなみに、私はベビーバスを使わずに洗面台で沐浴していました♪

沐浴後の肌ケアも重要

沐浴後の肌ケアも重要

潤っているように見える赤ちゃんの肌ですが、皮膚は薄く、とても敏感でデリケートな状態です。そのため、お風呂あがりは特にしっかりとケアしてあげることが大切。

お風呂あがりには乾燥を防ぐためにお肌にうるおいをプラスしてあげましょう。しっかりとケアすることは、赤ちゃんのお肌のバリア機能を高めることにもつながります。一番、手軽で塗りやすいベビーローションやベビーオイルがおすすめです。使う際には、対象月齢もチェックしておきましょう。 

沐浴の際の注意点

沐浴の際の注意点

赤ちゃんを沐浴させてあげるにあたっては、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

赤ちゃんから目を離さないで

赤ちゃんはいつだって好奇心でいっぱいですから、口元に石けんがついているとぺろっとなめてしまうかも知れません。また、洗う場所ばかり見ていると、知らないうちにお湯を飲んでしまうことも💦

沐浴の際には、赤ちゃんの顔や口元も見ながら洗ってあげます。

沐浴は短時間で済ませよう

赤ちゃんは体温が高く、体温調節機能も未熟なので基本的にのぼせやすいです。また、体力を消耗しないためにも、長い時間はかけず「お湯にふれている時間は長くても10分」を目安に、沐浴を終わらせるようにしてくださいね。

授乳直後は沐浴を避ける

沐浴前は、直前の授乳はできるだけ避けることが望ましいです。授乳直後だと赤ちゃんが苦しくなったりしますので、母乳・ミルクを吐き戻したりしないように、しっかりげっぷをさせてから沐浴をしてくださいね。

もし授乳後に沐浴をする場合は、授乳後30分以上は時間をあけてから入れてあげると良いでしょう。

沐浴後は保湿する

先ほども述べていますが、沐浴後の赤ちゃんの保湿は重要なこと。沐浴後は汚れとともに皮脂が洗い流されている状態なので、タオルドライした後はなるべく早め、できれば沐浴後5分以内ぐらいには赤ちゃんの肌を保湿します。

新生児のうちは乳児湿疹やニキビなど肌トラブルを見ると心配になります。新生児期を超えてもお肌が乾燥していたりあせもができてしまったりと、ママさんたちの心配は尽きません。

助産師ゆき
乾燥による肌トラブルを防ぐためには、沐浴後のしっかりした保湿ケアが重要なんです。

 まとめ

赤ちゃんの沐浴は、デリケートな赤ちゃんをきれいな状態に保つために欠かせないこと。注意点をしっかりと把握しつつ、最適な方法で赤ちゃんを沐浴させてあげてくださいね。

沐浴は赤ちゃんにとって重要ですので

bathing

、ママさん・パパさんで協力してしっかりと赤ちゃんの清潔を保ってあげてください。沐浴している赤ちゃんの気持ちよさそうなお顔をみるとママさんもパパさんも沐浴の時間が楽しみになりますよ。

 

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助産師ゆき

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助産師免許
保健師免許

8年間助産師として勤務し、様々な妊産褥婦さんと関わり勉強させていただきました。
その後2020年に第1子を出産し、今までの経験を総動員して育児をしてみたものの上手くいかないことが多々あり、育児の難しさを身に染みて感じました。でもそれ以上に子供は可愛く大変さも吹き飛ぶ日々。現在は育休から復職し、育児の経験を踏まえ、専門的な知識だけではなく、生活で役に立つ情報を伝えられたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いします!
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