抱っこ紐おすすめ7選！もう迷わない！人気メーカーの違いがわかる！

有名人気メーカーからさまざまなおすすめの抱っこ紐が販売されています。

ただ、人気があるし、みんなが使っているから安心…でも、自分にとっては本当に使いやすいものなの？ 何を基準に選んだらいいの？ と抱っこ紐選びに頭を悩ませてしまいます。

ネットで検索していろんなことがわかっても、結局、どれを選んで良いかわからずじまい。あれもいい、これもいいと探せば探すほど選べません。最後は疲れ果てて、また今度にしようと先送り…。

当然ですがメーカーによって特徴はいろいろあります。しかし、ここは絶対に譲れない！というポイントをまずは見つけることです。そうすればベストな抱っこ紐を選べるようになります。

ここからはメーカー別抱っこ紐のおすすめ7選をご紹介します。抱っこ紐の購入で悩んでいる人は、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ハワイ生まれの「エルゴベビー」

（https://www.ergobaby.jp/  「エルゴベビー」より）

2003年、ハワイ・マウイ島で「もっと、ずっと抱っこをしたい」というひとりの母親の思いから誕生したエルゴベビー・ベビーキャリア。動きやすさや快適性を追求した抱っこ紐は多くのパパママから支持を受け、口コミであっという間に広まり、日本だけでなく50か国以上で愛用されている人気の抱っこ紐です。

エルゴベビーの商品ラインナップは以下の5種類。

・エンブレース…新生児～１歳頃まで

・オムニブリーズ…優れた肌触りや通気性

・アダプト…エコ素材を使用した限定商品

・エアルーム…エコ素材を使用した限定商品

・オムニ360…人気の最上位モデル

中でも「オムニ ブリーズ」と「オムニ360」は人気があります。「オムニ ブリーズ」は7月17日現在、楽天抱っこ紐ランキング1位となっています。この2つを詳しく見ていきましょう。

通気性も肌ざわりも◎「オムニ ブリーズ」

「エルゴベビー・ベビーキャリアOMNI Breeze（オムニブリーズ）」は2021年6月9日から販売が始まった抱っこ紐。やわらかい肌ざわりで通気性に優れた特殊メッシュを採用しています。抱っこをしていると暑くて赤ちゃんと接している部分から汗が落ちてきそうになります。特に夏の暑い時期はひどいですが、このムレを外に逃がしやすくする加工がしてあります。

抱き方も対面抱き、前向き抱き、おんぶ、腰抱きができるので、１年を通して快適に使用でき、外出だけでなく、寝かしつけるときにも活躍してくれます。

肩ストラップのバックルは、ダブルロック式バックルを採用しているので簡単に外れない構造になっています。しかし、装着時には片手で着脱が可能という便利さがうれしいですね。

さらに鍵などを入れられるウエストベルトのサイドポケットとベビーキャリアに装着できるポーチが付いているのも便利です。

新生児から3歳頃まで使える「オムニ360 クールエア」

クールエアという名前通り、通気性に優れた抱っこ紐です。抱っこしたまま抱き方を変えられるシートアジャスターが付いているので、対面抱きから前向き抱きへの変更もスムーズです。ちなみに「オムニ360」は三百六十と読むのかと思ったら、なんと英語読みで「オムニスリーシックスティ」でした。

ただ、ハワイ生まれとあって欧米規格のためサイズが大きく、小柄な体格の人にはややデカ目であるという口コミが目立ちました。大きめの赤ちゃんや大柄なパパやママにはおすすめですね。

通気性の良さは抜群です。さすが暑いハワイ生まれならでは抱っこ紐です。

スウェーデン生まれの「ベビービョルン」

（https://babybjorn.jp/ 「ベビービョルン」より）

スウェーデン生まれの「ベビービョルン」は北欧デザインがステキな抱っこ紐です。北欧といえば何と言ってもおしゃれなデザイン！ 建物はもちろんのこと、照明で有名なルイスポールセンPH5なども思い浮かびますよね。

さて、「ベビービョルン」の抱っこ紐は世界中の優れた小児科医、助産師および児童心理学者達と協力開発しているとあって安全性はもちろん、機能性や利便性も兼ね備えているのが特徴です。「両親の生活をより楽にすること」をコンセプトとしています。

細部にまでこだわったデザイン「ハーモニー」

2021年に販売された「BABY CARRIER HARMONY（ベビーキャリア ハーモニー）」は新生児から3歳頃まで長く使える抱っこ紐です。パパママの肩や腰の負担を減らすために肩周りとバックサポートに厚めのクッションを使っている、ベビービョルンの最上級モデル。３Ｄメッシュ構造で通気性もバツグンです。

オフィシャルインスタグラムで「抱っこ紐ハーモニーは、あらゆる細部に配慮したデザイン」と表記されている通り、徹底的に細部にこだわったデザインがされています。

ベビーカーとチャイルドシートで有名な「アップリカ（Aprica）」

（https://www.aprica.jp/ 「アップリカ」より）

1947年、大阪で創業したベビーカー、チャイルドシートで有名な「アップリカ葛西」。2020年1月、「ニューウェルブランズ･ジャパン合同会社」に社名変更し、本社も東京へと移りました。

アップリカは日本のメーカーだけあって、日本人の体型に合うように設計されています。1949年に自社開発第1号としてベビーカーを発表して以来、赤ちゃんのための製品を長く作り続けてきた会社。

赤ちゃんを笑顔にするための、ものづくり基準「8・3・8」を掲げ、製品作りを行なっています。「8・3・8」とは、赤ちゃんの体にある「8つの体の未熟性」、「3つの心の発達」、「8つの基本構造」のこと。赤ちゃんの体を深く知ることで、アップリカ独自の安全な育児アイテムを開発しています。

また、日本のメーカーなだけに、日本人の体形に合わせて作られているので、しっかりとフィットし、ママも赤ちゃんも疲れにくい構造になっているのが特徴です。

新生児から使える抱っこ紐「コアラ ウルトラメッシュ EX」

2022年4月下旬発売の「コアラ ウルトラメッシュ EX」の特徴は、通気性と腰の負担軽減にあります。「腰らくサポートEX」を採用し、腰のぐらつきや反り背、猫背を防いでくれて抱っこ時の腰への負担を和らげてくれます。

赤ちゃんが汗をかきやすい背中の部分に、2種類のメッシュを組み合わせたウルトラメッシュを採用しているので通気性もとてもいいのが特徴です。

日本生まれのベビー用品メーカー「コンビ」 

（https://www.combi.co.jp/ 「コンビ」より）

「コンビ（Combi）」は1957年創業のベビー用品メーカーです。創業当初は医療機器メーカーでしたが、1968年より「ベビーラック」の製造・販売を開始し、現在のベビー用品メーカーという形になりました。2011年よりカンボジアにて抱っこ紐の生産を開始しています。本社は東京にありますが、カンボジア、香港、マレーシアなどアジアを中心に製造・販売拠点を置いています。

肩負担を軽減した「ジョイン EL-E」

肩にかかる負担を抑える「肩楽フィットベルト」採用で、肩にぴったりフィットし、素材も柔らかなので着け心地は快適です。さらに素材の柔らかさ。ただ、対象身長は最小150～181cmなので、それより小さい方や高身長のパパママも注意が必要。

別売りの専用インファントシートを使えば、生後1カ月（体重3.2kg）から使うことができるのも便利です。新生児用の抱っこ紐が不要になるので1カ月検診後から活躍してくれますね。

韓国生まれのスタイリッシュな「コニー（Konny）」

（https://konnybaby.jp/ 「コニー」より）

「コニー（Konny）」は2017年9月創業の製造小売業社で、「コニー抱っこ紐」と「コニーママウェア」を提供しています。創業者であるエリンは、出産の前に首のヘルニアが二度もあったので、体に出来るだけ負担をかけず赤ちゃんを楽に抱くことができる抱っこ紐を研究制作するきっかけになったそうです。

コニー抱っこ紐は、通年使える「オリジナル」、暑い時期におすすめの「サマー」、サイズ調節可能な「フレックス」の3種類があります。

ファッショナブルな「抱っこ紐オリジナル」

スタイリッシュで軽いのが特徴。その上、スリングやヒップシートのように頭からかぶって赤ちゃんを中に入れるだけと簡単なのも魅力です。

新生児から20kgまで使えるし、肩だけではなく腕にかけても体重を分散する構造になっていてラクに使えます。さらに「抱っこ紐オリジナル」はオールシーズン使えるので、これ1枚あればいつでも使えます。

デメリットは体格に合わせてサイズを選ぶため、体格が同じならシェアできるので便利ですが体格差があるパパママの場合、共有できない点があります。

「軽い・おしゃれ・機能的」が揃う「キューズベリー（CUSEBERRY）」

（https://cuseberry.com/ 「キューズベリー」より）

「キューズベリー」は日本企業で国内生産を行う育児雑貨専門メーカーです。大正13年創業で糸の販売から始まりました。元々は女性向けのアパレルメーカーでしたが、5代目社長が自ら考案デザインし、試行錯誤の中から生まれた抱っこ紐です。「ワンオペ育児追放」をモットーに掲げているので、主婦のミカタですね。

体重分散率2倍の「おんぶ抱っこ紐NICO」

キューズベリーでは「長時間抱っこしても疲れを感じにくい新しい技術」を取得。幅広の両肩の紐と腰ベルトで、赤ちゃんの体重を全体に効率よく分散させて、軽く感じられるような構造となっています。

寝てしまうとさらに重く感じるのですが、少しでも軽く感じられればその分ママの体もラクになります。

内側素材に通気性の良いメッシュ生地を使用しているため、赤ちゃんの高めの体温を上手に逃がしてくれます。ママも赤ちゃんも快適に過ごせる工夫がされています。

さらに、使わない時の抱っこ紐はジャマでしかないのですが、「おんぶ抱っこ紐NICO」は縦15cm×横31cm×厚み15cmの長方形の大きさにたたむことができます。まるでエコバッグのようです。重さも約600gほどと軽いので、何かと荷物が多いママにとっては大変助かるアイテムとなるはず。

まとめ

いろんなメーカーから販売されている種類が豊富な抱っこ紐。数多くの中から選べることはいいのですが、「どこがどう違うの？」「どのメーカーのどこがどういいの？」と混乱し、なかなか選べなくなるものです。

まず、自分がどんなシーンで使うのかをイメージすることから始めましょう。たとえば腰痛持ちの人なら腰痛や肩負担を軽減された抱っこ紐を、汗っかきの人ならメッシュ系のものをチョイスすることができます。

外出時、家事など様々なシーンで活躍する抱っこ紐。だからこそ目的を考えてぴったりなものを見つけてください。