ベビーカーを用意しようと思っても、いろいろな種類があるため、どれを買ったら良いのか迷ってしまいますよね。"ベビーカーを"ググってみても、A型、B型、さらにバギー?なども出てきます。
ベビーカーとバギーって一体、何が違うのでしょうか?
そこで今回は、ベビーカーとバギーの違い、さらにおすすめのバギー5点をご紹介しますね♪
目次
ベビーカーの種類って?
ベビーカーはそもそもどのような種類があるのでしょうか。かなりの数に分類されそうですが、知ってみると意外と少ないのです。
国内で製造されるベビーカーは「SG基準」という安全基準に基づいて「A型」と「B型」に分類されています。SGはSafe Goods(安全な製品)の略。この基準を満たしたベビーカーには「SGマーク」が付きます。
そのため、海外有名ブランドものには付いていません。ドイツ生まれの「cybex/サイベックス」、フランスの「BABYZEN/ベビーゼン」、オランダの「Bugaboo/バガブー」、ノルウェーの「STOKKE/ストッケ」などには、「欧州安全基準」、CEマークが代わりに付いています。(たくさんありますが覚えなくて大丈夫です!笑)
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
A型ベビーカーの特徴
A型ベビーカーは生後1カ月頃から使えるベッド型ベビーカーのことです。赤ちゃんの体がまだ首もすわらずにグニャグニャなので、寝せて使えるようになっています。そのため、一般的にリクライニングは150度以上が可能となっています。
A型ベビーカーはサイズも大きく、重いものもありますが、多機能ながら3~5キロといった軽いモデルもあります。
タイヤも大きいのが特徴ですが、これは赤ちゃんに伝わる振動を抑えるためで、各社さまざまな独自機能が付いています。四輪タイプ、三輪タイプ、ダブルタイヤなどタイヤの数や付き方で押し具合も違ってくるので、しっかりとチェックするようにしましょう。
シートの位置にも注意です。ハイシートと呼ばれているシートが高いベビーカーは、乗せ降ろしがラクですし、赤ちゃんにとっては砂ぼこりや排気ガス、地面から反射する熱からも遠ざけられるようになっています。ハイシートの高さは50~60cm前後です。
また、シートが洗濯できるかどうかも要チェックしましょう。洗濯機ですぐに洗えるものなら汚れても気になりませんよね。
ただ、A型ベビーカーは多機能なものも多く、1万円程度から10万円を超えるものまで値段はさまざまですが、B型に比べると高いのがネック。使うシーンを考えて選ぶようにしましょう。
B型ベビーカーの特徴
B型ベビーカーは商品によって変わってきますが、生後7カ月以降から3~4歳ごろまで使えるイス型ベビーカーのこと。
腰がすわる時期から使えるようになっているため、リクライニングの角度が浅いのが特徴。SG基準では、リクライニングは100度以上、または倒せなくてもよしとされています。このため、腰がすわる前は使えないようになっています。
A型ベビーカーと比べるとB型ベビーカーは軽量でコンパクトです。機能がシンプルなため、比較的安価なものが多いのも特徴です。
重いA型ベビーカーの次に購入することが多いため、「セカンドベビーカー」とも呼ばれます。
散歩の途中で寝てしまうこともあるので、できればリクライニング機能が付いているものがおすすめ。車を利用することが多いのなら、折りたたんだ時どのくらいのサイズになるのかも確かめておくといいでしょう。
対象 | リクライニング | 軽量 | 値段 | |
A型ベビーカー | 新生児〜 | 150度以上可 | △ | 高め |
B型ベビーカー | 生後7ヶ月〜 | 100度前後 | ○ | A型より安い |
AB型ベビーカーの特徴
A型とB型の機能を合わせ持つAB型ベビーカーは2000年前後に登場しました。ただし、分類は「A型」になります。
商品にもよりますが、AB型ベビーカーは新生時期からおよそ3歳頃まで長く使用できるので、A型とB型の両方を買わずに済むとあって人気です。
バギータイプのベビーカーの特徴
バギーはB型ベビーカーに分類されます。ベビーバギーとも呼ばれているんですね。
生後7カ月頃から使え、B型ベビーカーとの違いはあまりありませんが、B型よりも作りがシンプルで軽量、持ち運びやすいのが最大の特徴です。そして、ママに嬉しいリーズナブル!!
赤ちゃんは歩けるようになると「自分で歩きたい!」と言ったり、歩き始めると、すぐに「疲れた!抱っこ!」を繰り返す時期なので、気長に付き合うことが大切です。(と自分に言い聞かせたい。)
そんな時に重宝するのが軽いバギーです。片手に軽々と持てるものなら、何度でも赤ちゃんに付き合えるはず?!特に電車やバスに乗ることが多いなら、バギーがおすすめ。
バギーを選ぶ時には、簡単に折りたためるか、折りたたむとどのくらいの大きさや重さになるかを一緒にチェックしておくようにしましょう♪
また、荷物の容量、日よけ、対象年齢なども合わせてチェックして下さいね。
ベビーカーとバギーの大きな違いって?
ここまで、A型、B型、AB型ベビーカー、バギータイプのベビーカーの特徴を解説してきましたが、バギーとの違いは以下の4点です。
- ・軽くてコンパクトなこと
- ・持ち運びがラクなこと
- ・A、B型ベビーカーより安価なこと
- ・機能がシンプルなこと
バギーの価格も幅広いのですが、友人のママさんは安価でシンプルなバギーでも使い勝手が良く、あれば外出がとってもラクになるアイテムと言います。歩き始めて活動的になってきても軽くでコンパクトのバギーなら子供の手を引きながらもう片方でバギーを押すということも負担なくできるみたい。
コンパクトにたためるので電車や車に積んでも場所をとらないので気をつかうことも減るのは嬉しいポイント。
ベビーバギーのおすすめ5選
さまざまなデザインのモデルが発売されているバギー。ここからはおすすめバギーを紹介します。ぜひ、参考にして使いやすいバギーを見つけてくださいね。
マジカルエアー クッション AC/アップリカ
マグネット式ベルトが超便利
重さが3.9キロととても軽量で、7カ月ぐらいから使えるバギー。「がっちりフレーム」と「やわらかサスペンション」という振動吸収設計に加え、座面下に「ω(オメガ)クッション」を搭載。揺れに応じて座面が優しく上下してくれて赤ちゃんに伝わる振動を抑えてくれます。
折りたたんでも自立するので、倒れる心配もなくそのまま床上に置けて便利です。また、片手で開閉できるので、電車やバスに乗っても安心。さらに、赤ちゃんがぐずったり、急いでいたりする時にもマグネット式で着脱簡単な「イージーベルト」が便利です。ベビーカー下部に5kgまで入る荷物入れがあり、荷物がたくさんあるときでも困りません。
対象月齢 | 7カ月~36カ月(体重15kg以下) |
重量 | 3.9kg |
使用時奥行 | 奥行76.6cm |
折りたたみ時サイズ | 幅30.9×奥行45.5×高さ94cm |
耐荷重 | 5kg |
折りたたみ | 可能 |
バギーFANロングプラスG/SmartAngel
大きなタイヤで小回りも利く
「西松屋」のプライベートブランド「SmartAngel」。コスパ抜群のベビーバギーで、2016年のグッドデザイン賞を受賞しています。西松屋オリジナルの『指はさみ防止安全フレーム』搭載。
耐荷重15kgのゆったりサイズ&大きく広がる大型幌が特徴です。アルミフレームを採用しているので4.2kgと超軽量。片手でも運べて、コンパクトに折りたたむこともできますが、たたんだ時に自立しません。
タイヤが大きいので、ターンや段差でも軽やかに動かせるのでストレスフリー。クッションシートは取り外し可能なので、暑い夏でも安心してつかえますね。
対象月齢 | 7カ月~36カ月 |
重量 | 4.2kg |
使用時奥行 | 奥行85cm |
折りたたみ時サイズ | 幅24×奥行26×高さ116cm |
耐荷重 | 30kg |
折りたたみ | 可能 |
Libelle/サイベックス
(https://item.rakuten.co.jp/estyler/cb-lbl-46053/ 楽天市場より)
長く使えるコンパクトなバギー
たった2クリックで自転車のカゴに収まるほどのサイズに折りたたみができるバギー。開くときはレバーを引くだけと超簡単で、スペースを取りませんし、移動もラク! フロントには段差もラクラク上がれるサスペンションを搭載し、背もたれシートにはムレ防止のためのメッシュファブリックを採用しています。
背もたれのリクライニング機能と、2段階で調整できるレッグレストは赤ちゃんの成長に合わせて調整できます。コンパクトながら4歳頃まで長く使えますし、多機能なのもうれしい限り! 長く使えるバギーが欲しい人におすすめです。
対象月齢 | 7カ月~48カ月 |
重量 | 5.9kg |
使用時奥行 | 奥行71cm |
折りたたみ時サイズ | 幅32×奥行20×高さ48cm |
耐荷重 | 22kg |
折りたたみ | 可能 |
J is for Jeep アドベンチャー/Jeep
(https://item.rakuten.co.jp/twinklefunny/tf-27213/ 楽天市場より)
折りたたむと超コンパクトに!
耐久力と悪路での走行性に優れた四輪駆動車として有名なジープのバギーだけあって、最大級のタイヤを装備したカッコイイ! バギーです。大きなダブルタイヤ付きで押していても段差などでひっかかる心配もありません。
たたむと縦向きになって自立するタイプでA4サイズに収まります。さらに肩がけができるので両手が使えるようになるのも便利。前輪には段差乗り越えに強い3Dサスペンション、ボディには指挟み防止機能が付いていて安心安全に使えます。
バギーの中では比較的大きめですが動かしやすく、非常に丈夫なのも特徴です。
対象月齢 | 7カ月~36カ月 |
重量 | 5.0kg |
使用時奥行 | 奥行85.5cm |
折りたたみ時サイズ | 幅23×奥行30×高さ107cm |
耐荷重 | 5kg |
折りたたみ | 可能 |
COOL KIDS CKバギー/エンドー
(https://item.rakuten.co.jp/auc-angel/4941309320719/ 楽天市場より)
2.9キロのアルミフレーム製バギー
重さがたったの2.9キロなので、女性でも片手で持てるほどです。なので、抱っこしながら、もう片手で折りたためます。さらに、持ち運びできるショルダーストラップが付いているので、さっと折りたためて電車やバスに乗ったときでももたつかずにすみます。
360度回転キャスター、前輪サスペンション付きで段差やターンもラクラクです。また、暗がりでもわかる反射材が付いている5点式シートベルトを採用。日除けの幌は取り外しができるので、日差しが弱い時には取って使えます。手元グリップは握りやすいソフトグリップを採用。
対象月齢 | 7カ月~24カ月 |
重量 | 2.85kg |
使用時奥行 | 奥行63cm |
折りたたみ時サイズ | 幅24×奥行22×高さ104cm |
耐荷重 | 12kg |
折りたたみ | 可能 |
まとめ
バギーは、ベビーカーよりもコンパクトで軽量なのが最大の特徴。歩き始めは乗ったり降りたりを繰り返すようになります。そんな時に便利なのが、このバギーですね。片手で気軽に持てる重さのバギーが1台あれば、赤ちゃんとのお出かけがもっと楽しめるようになりますよ。
いろいろなタイプのバギーがあるので迷ってしまうのですが、まずはライフスタイルに合わせて考えてみることが失敗しないコツです。デザインやカラー、折り畳みやすさ、重さなど選ぶ優先順位をつけながら、お気に入りを選んで下さい。