つわりで歯磨きがつらい…そんな妊婦さんは多いはず。でも、歯磨きを怠ると、自分だけでなく赤ちゃんにも影響が及ぶことも。
この記事では、つわり中でもできる歯磨き方法、妊娠中の歯磨きの重要性、そして歯磨きを楽にするコツを解説します。
安心してマタニティライフを送るため、無理のない範囲で歯のケアを始めましょう。
つわりで思うように歯磨きができません。
・小さな歯ブラシを使ってみる
・うがいだけでもやってみる
・フロスを使う
など方法を変えるといいです。
また毎食後何分と決めずに、調子の良いときに磨こう、と軽い気持ちでいる方がストレスが少なくて良いですよ。
妊娠中につわりがひどく、十分に歯磨きができない…といったお悩みは少なくありません。まったくケアしないことは、出産後や将来、虫歯や歯周病によるトラブルやリスクの原因となります。また赤ちゃんの虫歯もできやすくなってしまいます。できる範囲でのケアを行っていくことが大切です。
つわり症状が落ち着く妊娠15週以降に歯科健診を受けることをお勧めします。
妊娠中の歯磨きの必要性
妊娠中はホルモンの変化や唾液の性質が変わること、つわりが原因で歯磨きが疎かになることによって、
・口の中がねばねばする
・歯茎が腫れる
・歯茎から出血する
・口臭がきつくなる
・口内炎になりやすい
・歯周病の原因になる
などのトラブルが起こります。
また重度の歯周病になると、子宮を通してお腹のなかの赤ちゃんにも影響を与えて早産の可能性を高めることにもつながります。
食べる回数が多くなったり、日々の忙しさやつわりの辛さから歯磨きがおろそかになったりしがちですが、おかあさんやお腹のなかの赤ちゃんのためにもしっかりデンタルケアを行っていきましょう。
デンタルケアのコツ
最初に紹介したものに加えて、歯磨きの前に清潔な指で頬の内側や歯肉をマッサージすることで、口の中に物を入れるときの嘔吐反射をやわらげることができます。
また心配なときは歯医者さんで定期検診をしてもらったりクリーニングをするなどプロの手をかりてみるのも一つの方法です。
無理のないようにデンタルケアを行ってくださいね。