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【すぐ実践】妊娠線はいつからできる?原因と予防法4選を紹介

2022年2月21日

「妊娠線」というのを聞いたことがあるでしょうか。先輩ママさんなどから「妊娠線は早めに対策しておいた方がいいよ」と言われることもあると思います。実はこの妊娠線がとても厄介。

妊娠線とは妊婦さんが安定期に入るとおなかに出てくる線のことです。薄っすらと線のように出る方もいれば、大きく太い線で現れる方もいて個人差があります。しかしすべての妊婦さんに出るというわけではありません。この記事では、妊娠線とはどういうものか、なぜできてしまうのか、妊娠線の予防法についても紹介していきます。

「妊娠線が出ないようにしたい」「妊娠線ができてしまって悩んでいる」という方もぜひ参考にしていただけると幸いです。

妊娠線とは?

妊娠線とは?いつからできる?

妊娠線とは、主におなかに出る線のことで、急激におなかが大きくなると現れます。いわゆる肉割れの現象です。

形は細い稲妻のようなものだったり、スイカの黒い線のようなものだったりさまざま。色に関しては、はじめはピンク色や赤黒い色ですが、出産後は白っぽくなります。

そして妊娠線が厄介なことは消えないということ。目立たなくはなりますが、跡は残ってしまいます。また痛みが出ることもあるので早めの予防が重要になります。

 

それからよく間違えられやすいのが「正中線」というものです。正中線はおへその下辺りから縦に入る線のことで、薄茶色っぽい色をしています。こちらは男性も女性も生まれつきあるものなので安心してください。

しかし女性は妊娠するとホルモンの変化によってメラニンが増加し、濃くなります。産後は少しずつ薄くなり、自然と元に戻っていくので大丈夫ですよ。

妊娠線ができる原因

では妊娠線はなぜできるのでしょうか?その原因は2つ考えられます。

○急激にお腹が大きくなることに皮膚の伸縮がついていけない

おなかが大きくなってくると、皮膚が引っ張られるような感覚がありますよね。あまりに突っ張るのでこのままおなかが裂けてしまうのではないかと心配になるほどです。

皮膚には層があり、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」となっています。妊娠中の急激なおなかの膨らみで伸びるのが、一番外側の表皮です。

表皮は柔らかいので、おなかが大きくなっても割れることはありませんが、その下の真皮は伸びに耐えることができません。そのため真皮に断裂が起きてしまい、その断裂が伸びて薄くなっている表皮に浮き出てしまいます。これが妊娠線と呼ばれるものです。

○ホルモンの影響

もうひとつの原因はホルモンの影響です。妊娠中はさまざまなホルモンの変化が見られるため、トラブルが起きやすくなります。そのひとつが副腎皮質ホルモンの分泌が増加です。

この副腎皮質ホルモンには皮膚の基礎代謝やコラーゲンの生成を抑える働きが。そのため、古い皮膚は生まれ変わることなく留まり続け、固くなってしまいます。またコラーゲンも生成されにくくなってしまうことから、肉割れを起こしやすくなってしまうのです。

体の外側も内側もケアしなければならないので、妊婦さんは大変ですよね。しかし原因がわかっていれば、予防できますので、なぜ妊娠線ができるのか理解しておくといいでしょう。

妊娠線ができやすいのはいつ頃?

妊娠線はいつできる?おなか以外も

妊娠線は、妊娠してすぐにはできませんが、おなかが大きくなり始めると現れます。

妊娠中期に入る5カ月頃からが妊娠線ができやすいといわれています。それほど目立っていなかったおなかも徐々に大きくなり始め、あっという間にパンパンに。

妊娠初期はつわりがひどくて食事がとれなかったという方も多いかと思います。その辛い時期を経験したうえで、中期に入り食欲が出てくると、たくさん食べたくもなりますよね。

食欲が出るのはいいことなのですが、一気に食べすぎるとその分おなかも大きくなります。ただでさえおなかの中の赤ちゃんも大きく成長する時期ですので、妊娠線も出やすくなるのです。

注意が必要なのは、妊娠後期に入ってから。それまで妊娠線が出なかったからといって油断は禁物です。出産の際にできてしまうこともあるので、「絶対に妊娠線は出したくない」という方は、最後の最後まで気を抜かないようにしましょう。

妊娠線ができやすい箇所は?

妊娠線は体の至る箇所に出ます。人によってさまざまですが、ほとんどの方はおなかのあたりが出やすいです。ではその他にはどのような箇所に出るのでしょうか。

妊娠線ができやすい体の部分

おなか、胸、二の腕、わきの下、背中、おしり、足の付け根、太もも

上記のように、おなか以外にもこれだけ妊娠線が出やすい箇所があります。意外と体のあちこちに出るので驚いた方も多いのではないでしょうか。

これらは主に脂肪がつきやすいという特徴があります。特に胸はかなりバストアップしますし、張ってくるので、胸の下部分や脇などに妊娠線が出やすくなります。

また、骨盤が開いてくるにつれて、腰のあたりやおしり、足の付け根にも脂肪がついてくるため、妊娠線の出やすいポイントです。しかも見えにくい箇所なので、気づかないことも多く、白い跡になって初めて妊娠線ができていたことを確認する方も。

妊娠線は痛みが出ないことがほとんどのため、気づくには鏡などでチェックするか触ってみるしかありません。おなかが大きくなると、鏡でも見えなかったり手がなかなか届かなかったりといった箇所も出てくるかもしれませんが、そのようなときはパートナーや家族にチェックしてもらうといいでしょう。

妊娠線ができやすい人

妊娠線は誰もができる可能性を持っていますが、できやすい人には特徴があります。「自分は妊娠線ができやすい?」「どんな人に線が出てくる?」と気になる方も多いでしょう。事前に知っておくと予防にもなるのでぜひチェックしてみてください。

○経産婦

経産婦の方はすでに出産を経験しているので、初産婦に比べておなかが伸びやすくなっています。また伸びるスピードも早くなっているので、たとえ2人目以降の妊娠だとしても油断しないようにしてください。

○多胎妊娠の人

双子などを妊娠中の方も注意が必要です。一度に2人以上の赤ちゃんがおなかの中にいるので、おなかも普通のお母さんの2倍ほど大きくなります。また重さも2倍なので、支えきれずにひび割れが起きてしまいやすいのです。

○乾燥肌の人

肌が乾燥してしまうと、突っ張ってしまい、柔軟性がなくなります。冬になると手の水分がなくなり、指先がパックリ割れてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。同じように妊娠線も乾燥によってできてしまうので注意が必要です。特にアトピーなどがある方はできやすい傾向にあります。

○小柄・やせ型・骨盤が小さい人

妊婦さんが小柄であったり、比較的痩せ型であったりすると妊娠線ができやすくなります。もともと小さかったおなかが、その体に反してかなり大きくなるからです。また骨盤が小さい方もお腹が横に広がりにくく、前に向かって大きくなるため、妊娠線ができてしまう可能性が高くなります。

○皮下脂肪が多い人

皮下脂肪は皮膚の中で一番内側にあるものですが、弾力性がありません。そのため妊娠中の急激なおなかの膨らみについていけず、妊娠線ができやすくなってしまうのです。

○高齢出産の人

肌は年齢を重ねるにつれ、徐々に硬く乾燥していってしまいます。そのため高齢で出産される方は乾燥肌になりやすく、妊娠線もできやすくなるというわけです。

○食欲が増している人

一日中何かを食べている人は当然お腹も大きくなります。「やっとごはんをおいしく食べられるようになったので楽しみたい」という気持ちと、「妊娠線が出ないようにしたい」という気持ちと、どちらを取るか悩みどころだと思います。妊娠線は一度できてしまうと消えないので、「ほどほどに」と自分に言い聞かせながら調整することが重要です。

妊娠線の予防方法

妊娠線の予防方法

妊娠線は早い人では妊娠中期から現れることがあるため、妊娠初期から対策するのが理想です。早めに対処し、そしてケアを続けることで予防することも可能です。

また、妊娠線ができかけている方もその時点で対策を始めれば、症状の悪化を防ぐことができます。妊娠中は体の変化に注意して見ていくようにしましょう。

ただし、妊娠初期はつわりなどで体調が悪い場合も多いので、体を休めることを第一に無理のない程度に行ってくださいね。

ここでは妊娠線ができる前(あるいは悪化を防ぐため)にやっておくべき対策をみていきます。

○体重のコントロール

体重のコントロールは、妊娠線予防のためのものだけではありません。病院での健診の際に、体重に関して毎回のように言われる方もいらっしゃるでしょう。

妊娠中の理想的な体重の増加は715kgほどとされています。徐々に増えていくぶんにはいいのですが、急激に増えると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などのリスクも。

糖尿病や高血圧は出産の際に危険な状態になる可能性が高まりますので、妊娠線予防のためだけではなく、体重のコントロールはしっかり行いましょう。

○保湿

肌の乾燥を防ぐためには毎日のケアが重要です。ボディクリームやオイル、ローションなどさまざまですが、それぞれの特徴はこちら。

ボディクリーム

オイル

ローション

・伸びがよくなじみやすい

・オイルに比べるとやや保湿力にかける

・敏感肌の人におすすめ

・伸びがいい

・保湿力はクリームよりいい

・肌触りに好みが出る

・なめらか

・ベタつきにくい

・保湿力は劣るため他のケア用品との併用がおすすめ

普段使用しているボディクリームやオイルでお手入れしてもいいですが、妊娠線予防のためのケア用品もあるので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

○マッサージ

保湿ケア用品を使ったマッサージを毎日行うのがおすすめです。特に朝起きたばかりの肌や入浴後の肌は乾燥しやすい状態のため、このタイミングで行うのがいいでしょう。

しかし、あまりやりすぎるとおなかが張る原因にもなりますので、違和感があった場合はマッサージを中断してください。

マッサージの手順

1.保湿用のクリームやオイルなどをたっぷり手にとる

2.おなかにつけたら、時計回りにやさしくなでる

3.おなかを下から上へとやさしくなでる

4.お尻や太もも、バストなどもやさしくなでる

○運動

妊娠中はおなかの張りに気をつけながら、適度な運動も必要です。おすすめなのは、ウォーキングやマタニティスイミング。ウォーキングは自分のペースでできますし、マタニティスイミングは妊婦さんに合わせたメニューでできるので安心です。

特に腹筋をきたえておくと、急激なおなかの伸びを抑えられます。とはいえ、一生懸命腹筋を…というわけにもいかないので、ほんの少し負荷がかかる程度にしておきましょう。

妊娠線ができたらどうすればいい?

「予防していたけれど妊娠線ができてしまった」という方も、中にはいらっしゃるかと思います。その場合はどのようにすればいいのでしょうか。

妊娠線は一度できたら一生消えないといいましたが、薄くすることはできます。もちろんご自宅でもクリームを使った保湿やマッサージなどでケアすることも可能です。しかし、効果はそれほど期待できません。

どうにかして妊娠線を目立たなくしたいということであれば、代表的なものにレーザーやダーマペンという治療があります。これらは美容皮膚科や美容整形外科などで行うことができる治療法です。以下はそれぞれの特徴をまとめています。

レーザー治療

ダーマペン

・レーザーによってコラーゲンの再生を促す

・妊娠線の種類によって、1種類または複数の種類を使用

・超極細の針で穴をあけ、コラーゲンの生成を促す

1回の治療で効果も

・レーザーより費用負担が少ない

これらの治療で妊娠線が完全に消えることはないですが、かなり薄く目立たなくなります。また、費用についてもクリニックによって違うので事前に確認が必要です。いずれにしても高額になりがちなので、ご自分の妊娠線の具合や精神的・金銭的な面から見てご自分に合った方法で試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

妊娠線の予防方法

妊娠線は、早いうちから気にしておかないと、いつの間にかできてしまいます。妊娠線は出産したら薄くなりますが、自分はどのくらい目立たなくなるかなんて分かりませんよね。

「出産したら水着を着たい」「人目を気にせず温泉に入りたい」などと考えている方は、積極的に保湿や適度な体重のコントロールを心がけるようにするといいでしょう。これらのケアで完全に防げるというわけではありませんが、最低限の予防にはなるので、無理のないように続けてくださいね。

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保育士とも

保育士資格
第二種幼稚園免許

昔から小さい子が大好きで、夢の保育士に!7年保育園で働いていました。
0歳児の担任をしたときに、赤ちゃんのコミュニケーション力や意志の強さに驚きました!子どものことについての発信がママさんのお役に立てると嬉しいです。世の中のママさんを心から尊敬しています。
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