赤ちゃんとの遊び方、悩んでいませんか?「何をしたら喜んでくれるの?」「どんな遊びが成長に繋がるの?」そんな疑問を持つママやパパも多いのではないでしょうか。
この記事では、赤ちゃんの遊び方について、まず大切な「観察」から始め、遊びを広げるコツ、繰り返し遊ぶことの重要性、そして赤ちゃんの要求に応えることの大切さを保育士が解説します♪
「赤ちゃんが夢中になる遊びを見つけたい」「遊びを通して成長を促したい」そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
保育士が子どもと関わることで気をつけていたことをお話ししますので、ぜひお家でも参考にしてみてくださいね♪
まずは観察しよう
赤ちゃんと遊ぶときにまずは観察することが大切です。何を観察するかというと、赤ちゃんが何に興味を示しているか、ということです。それに寄り添う、その遊びに手助けするというのが大切で、今日はそのことについてお話ししていきます。
赤ちゃんにとっての遊びとは
赤ちゃんの遊びは多種多様。まだ赤ちゃんは感情や意思を表現することが難しいために、一見大人から見ると、"ぼーっとしているのかな?"と思いがちですが赤ちゃんにとっては、集中していたり、興味をもっていたり、大きな刺激を受けていることがたくさんあります。その姿を大人がキャッチして、そっと見守ったり、さらに広げていったりしながら子どもの集中力や意欲をどんどん高めていきましょう♪
そっと見守る
赤ちゃんが何かをじーっと見たり、触ろうとしたり、1人で遊んでいるときは”赤ちゃんが集中しているとき”です。このときに、保育士や大人が声をかけると、赤ちゃんの集中が切れてしまうことがあります。もちろん、赤ちゃんと関わるときに、「○○できたね」「○○してみよっか」と言葉がけをしてコミュニケーションをとるのも大切ですが、赤ちゃんがグッと集中しているときは、そっと見守ってあげましょう。
赤ちゃんが興味あることに声かけする
赤ちゃんが何に興味をもっているのかを観察したら、それに関する声かけをしてあげると、子どもの興味・関心がさらに高まります。大人がこれ見てほしいな、こうして遊んでほしいな、と思ってつい遊びを遮ってしまうことってありますよね。やり方を伝えたり、色んなことをやってみせるのも大切なことですが、まずは子どもが興味をもっていることに着目すると、また新たな面白い一面がみえてきます。
遊びを広げていく
赤ちゃんの遊びを見守りながらも、遊びを広げていくお手伝いができるのは、私たち大人の役目です★遊びを広げていくことで、子どものわくわくする気持ち、遊びの楽しさがどんどん広がっていきます。
例:ぽっとん落とし
ぽっとん落としが大好きなお子さまに。たっぷり遊んだ後は、落とす物を変えてみたり、落とすと音が鳴るものに変えてみるなどすると赤ちゃんはさらに遊びが楽しくなります。バリエーションを増やしたり、出来る範囲で難易度をあげてみたりと、お子さまの様子を見ながら変えると楽しいですよ。
繰り返し遊ぶことで
赤ちゃんは、繰り返し遊ぶことが大好きです。繰り返し遊びをすることで
- ・遊びの楽しさを感じる
- ・安心感を覚える
- ・想像力が働く
- ・見通しをもつことができる
など、良い影響がたくさんあります。好きな遊びを繰り返しさせてあげるのも大切な役割です。
求められたときに応える
赤ちゃんは遊びの中で、必要なときは大人にしっかりアピールをしています。アイコンタクトであったり、手を引いたり、抱っこの要求であったり、方法は様々ですが、何らかの表現をしてくれます。そのときに、応えたり、サポートしてあげられるように、そばで見守ってあげましょう。
つまり、子どもが集中して遊んでいるときに、無理に抱っこしたり、手を出しすぎない、というのも一つのサポートなんですね。