大切な赤ちゃんを抱っこする抱っこ紐。デザインや色のほか、かっこいいブランド名も気になるものです。
しかし、安全性はどうでしょうか。まず確認すべきなのが、安全基準をクリアしているアイテムかどうかをしっかりチェックしましょう。日本のSG基準をはじめ、EU(ヨーロッパ連合地域)にはEN基準、アメリカにはASTM基準とそれぞれ独自の安全基準があります。
日本人は外国人に比べて小柄な方やなで肩の方が多いので、海外ブランドの抱っこ紐を購入しても大きすぎ!ということもあります。しまった! とならぬよう最初から日本製または国内ブランドのものを選べば間違いなしですね。
では、ここから、国内ブランドものの抱っこ紐10選を詳しく見ていきましょう。
目次
3つのブランドを展開する「キューズベリー」
レディースアパレル会社から赤ちゃん用品へとシフトした「キューズベリー」。最初は「キューブストロベリー(四角いイチゴ)」だったのですが、言いにくかったので「キューズベリー」なったんだとか。ファッション感覚で使える抱っこ紐が人気です。ブランドは新生児に使える「ZERO」、生後4カ月からは「NICO」、そしてパパ向けに作られた抱っこ紐「PATO」と3つ。
キューズベリー公式HP:http://cuseberry.com/
楽天売れ筋ランキング:抱っこ紐ZERO
おすすめポイント1:新生児の頭をしっかりサポート
新生児にインサートなしで使える新生児抱っこ紐です。新生児に特化しているため、ヘッドサポートで不安定な赤ちゃんの頭部から首をしっかりサポートします。そして装着がかなり簡単。パッと抱っこしたい時に抱っこできて、抱っこ紐を使うことで両手が空くので好きなことができます。
おすすめポイント2:そっと下ろせる
せっかく寝たなと思って、布団に下ろそうとした途端、大泣き! という経験ありますよね? 疲れます。本当に疲れますよね。うまく下ろせないとこれまたイラッとします。しかし、この「抱っこ紐ZERO」なら4カ所の留め具を外すだけで赤ちゃんをそっと下ろすことができます。
おすすめポイント3:デザインがおしゃれ
キューズベリーの抱っこ紐はデザインにもとてもこだわりを持っているので、お洒落!毎日抱っこ紐をつけるので、少しでもお気に入りの抱っこ紐で気分が上がると嬉しいですよね♪カラー展開も豊富なので、お気に入りのカラーを見つけられるのではないでしょうか。
1947年創業の老舗メーカー「アップリカ」
1947年、大阪で創業。1949年、ベビーカーの第1号作品を発表し、ベビーカー・チャイルドシートを中心に自社開発・販売を続けています。2008年には、アメリカの大手日用品メーカーのニューウェル・ブランズのグループ会社の傘下に。2020年、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社に変更しています。
アップリカ公式HP:https://www.aprica.jp/
楽天売れ筋ランキング:コアラウルトラメッシュ EX
https://item.rakuten.co.jp/netbaby/404795/?s-id=bk_pc_item_list_image_n
(楽天より)
おすすめポイント1:腰らくサポート機能付き
赤ちゃんの体重が増えれば抱っこするときの負担は増。2つのサポート芯が入った幅広パッドが骨盤を背後からサポートしてくれるので腰にかかる負担を軽減してくれます。
おすすめポイント2:安心の「ママうで抱っこ」
首のすわっていない赤ちゃんの首と頭をやさしく包んでくれるホールディングパッド付き。自然な横抱きに近い角度で抱っこする「ママうで抱っこ」でママも赤ちゃんも安心です。
おすすめポイント3:新生児から36カ月まで使用可能
独自の「ママうで抱っこ」のほか、タテ対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶの4通りの抱っこが可能。だから、新生児から36カ月まで長く使用できるので1本あれば十分ですね。
5つのブランドを展開する「エイテックス」
1962年、東京都で自転車部品の加工業として創業。1979年、米国より育児用品の輸入を始めたのをきっかけに開発・販売。対面用抱っこひもを日本で初めて製造したメーカーです。ブランドはサンクマニエルキューブ、エイテックス、カドリー、キャリフリー、ユグノーの5つを展開しています。
エイテックス公式HP:https://eightex.co.jp/
楽天売れ筋ランキング:サンクマニエル プレール
https://item.rakuten.co.jp/loook-store/2598-006900/
(楽天より)
おすすめポイント1:新生児にも使える5way
新生児の寝かせ抱き、しっかり抱き、対面抱き、前向き抱き、おんぶと成長に合わせて5通りの抱っこが可能なベビーキャリー。おんぶは生後4~36カ月まで長期間で使用ができるのが魅力です。
おすすめポイント2:専用ピロー付き
頭と首をやさしくホールドしてくれる専用ピロー付き。新生児タテ抱きにも対応しているので、首がすわっていない赤ちゃんにも使えます。
おすすめポイント3:コンパクトでバッグに入れやすい
内側を上にしてショルダーベルトを中ほどまで折り込みます。その後、下から半分に折ってからさらに半分に折れば、きれいに折りたたむことができるので小さくなります。軽くてかさばらないので◎。
豊富な色柄が特徴の「サン&ビーチ」
2007年湘南逗子・葉山の地で創業。二児のママの試行錯誤から生まれたベビーキャリアです。第一号は「chelsea morning」。「Margaret Annie」や「stars-linen」など14種類のデザインが用意されていて、豊富な色柄が特徴です。
サン&ビーチ公式HP:http://www.sun-beach.jp/
Margaret Annie(OM-1)
http://www.sun-beach.jp/fs/sunbeach/OM1-017P
おすすめポイント1:バツグンのフィット感
小柄な日本人女性にもフィットするサイズ感・ベルトの太さは日本製ならではの抱っこ紐。それでいて180センチ以上の高身長パパにも使えます。どんな体型の人にもフィットするのも人気の理由です。
おすすめポイント2:色柄がおしゃれ!
リバティプリントと落ち着いたパープルカラーがおしゃれです。さらにコンパクトに収納できるし、重さもたった600gなので持ち運びもラクラク。フードはUVカット素材を採用しています。
おすすめポイント3:インサート不要で新生児から使用可能
生後2週間の新生児からインサート不要で3歳児まで長く使えます。抱っこだけでなくおんぶもできるので使い分け可能なのもうれしいポイントです。赤ちゃんが触れる部分はオーガニックコットンを採用しています。
ベテラン助産師達から生まれた「エアリコ」
1995年、助産院の子育てサークルに集まった現役のママ達とベテランの助産師達から生まれたベビー用品ブランド。「赤ちゃんがよく寝てくれる!」と口コミで話題となり、2007年法人設立。
エアリコ公式HP:https://airricobaby.com/
エアリコ抱っこ紐
https://airricobaby.com/c/dakkowear/dw_s0007
おすすめポイント1:前抱き専用クロス型
腰ベルトがないクロス型の前抱き専用抱っこ紐。スタンダードタイプと4層構造のプレミアムタイプの2種類があります。新生児から抱っこ卒業まで買い替え不要で使えます。
おすすめポイント2:ひとりで10秒装着
慣れればTシャツを着るようにすぐに使えるのが特徴。すぐに装着できるので、ストレスなく使用することができます。
おすすめポイント3:自宅で丸洗い可能
丸洗いができるのでいつでも清潔。さらに220gと軽く、たためば食パンサイズにまで小さくたためるので、バッグにすっぽり収まります。
パパのアイデアから生まれたダッコリーノby「カワキタ」
1946年、大阪で創業。モノづくりのまち東大阪市に本社があり、「人生ワクワク夢創造企業」の実現を目指すメーカー。OEM・ODMで培ったノウハウを活かし、ブランド「daccolino(ダッコリーノ)」を立ち上げ、2年半をかけて商品化しました。普段はボディバッグ、子供がだっこ~と言ったら「抱っこモード」になるというひとりのパパのアイデアから生まれた「ちょい抱っこ用のカバン」です。
ダッコリーノ公式HP:https://www.daccolino.jp/
ダッコリーノ
おすすめポイント1:歩き始めに最適
歩き始めは「抱っこ~」「歩く~」を繰り返します。ちょっとでも疲れたり、不安になったり、甘えたくなると「抱っこ~」。パパママはまた~とうんざりするでしょうが、これも育児です。カワキタでは子供の身体、心、そして親子関係も一緒に「育てる」という「歩育」を提唱しています。いつでもどこでもサっと抱っこ、サっと降ろせるボディバック。
おすすめポイント2:かさばらない
ダッコリーノは、ちょい抱っこ用のカバン。だから、これひとつでカバンと抱っこ紐という一石二鳥となります。抱っこしない時はボディバッグとして使えるので、かさばらずにお出かけができるというわけです。
おすすめポイント3:大丈夫な作り
約100kgの荷重が掛かっても耐えられる作りとなっています。背面からの落下を防ぐ幅広の「キッズサポーター」を搭載し、安全性への配慮も。バッグの中は2ルーム構造でおしめなどの出し入れがしやすいのも特徴です。
ベビーカーで有名な「コンビ」
1957年、医療機器メーカーとして創業。数年後にベビー用品の製造を開始。1968年、「お母さんと赤ちゃん」というコンビを応援する企業でありたいと願い、現在の社名「コンビ株式会社」となりました。コンビ独自の技術衝撃吸収素材「エッグショック」搭載したベビーカーやチャイルドシートをはじめ、赤ちゃんに安全で高品質なベビー用品を開発・販売しています。
コンビ公式HP:https://www.combi.co.jp/
楽天売れ筋ランキング:ジョイン EL-E
https://item.rakuten.co.jp/combimini/r00001-115958/
おすすめポイント1:肩負担を軽減
しっかりした幅と適度な厚みの肩ベルトを採用しているので肩にぴったりフィット。余計な負荷を軽減してくれます。620gと超軽量なのにしっかり支えてくれる抱っこ紐です。
おすすめポイント2:使いたいときにすぐに使える
簡単に装着することができるので、赤ちゃんがぐずった時にもサッと使えます。さらに装着したときの着け心地が良いのもポイントです。
おすすめポイント3:プラスすれば新生児から使える
別売りのインファントシートをプラスすれば、生後1カ月(体重3.2kg)から使うことができます。1カ月検診、お散歩、部屋の中でも活躍してくれますね。
ママ達の口コミで拡がった「ナップナップ」
2009年、創業。「子育てをもっと楽しく」をコンセプトに商品を企画、開発している抱っこ紐メーカーです。育児の苦痛を少しでも取り除き皆様の生活を豊かにするため、開発にはたくさんのママ・パパ、保育士、整体師が参加。日本人の生活・体格に合わせた抱っこひもを研究し続けています。
ナップナップ公式HP:https://www.napnap.co.jp/
楽天売れ筋ランキング:ベーシック メッシュドライ
https://item.rakuten.co.jp/e-seikatsu/007d/
おすすめポイント1:抱っこ&おんぶ
首がすわる生後4カ月頃から抱っことおんぶができます。おんぶするのはなかなか一苦労ですが、①落下防止のホルダーをつける②リュックを背負う感覚で背負う③バックルを留めるだけと3ステップで簡単におんぶができる構造になっています。前から背中に回すおんぶで落としそうになった人もこれなら自信がつくはずです。
おすすめポイント2:ウエストベルト付きで腰もラクチン
肩と腰に赤ちゃんの重さが分散されるので、腰がラクになります。やや高めに赤ちゃんのお尻を持ち上げながら肩ベルトを締めるのがポイント。
おすすめポイント3:大容量ポケット付き
ファスナーで着脱が可能なポケット付き。大きいのでスマホ、お財布、ティッシュ、タオル、鍵などもラクに入ります。
子育て中のママが創業した「タックマミー」
タックマミーのコンセプトは「抱っこが大好きな赤ちゃんだから、たくさん抱っこしてあげたい」。子育て中のママが創業しました。2012年、キッズデザイン協会(経済産業省後援)第6回キッズデザイン賞受賞。
タックマミー公式HP:https://tacmamy.com/
タックマミー 抱っこひも
https://item.rakuten.co.jp/tacmamy/cot_muji/
おすすめポイント1:装着が簡単
赤ちゃんの背当て部分に大きなファスナーがついていて、開けば抱っこしたまま抱っこ紐から下ろすことができる構造になっています。これなら下ろしても起きないでいてくれそうですね。
おすすめポイント2:持ち運びがラク
折りたたむと化粧ポーチくらいの大きさになるのでバッグの中に入れても邪魔になりません。たたみ方は説明書通りにすればOKです。これならいつでも持って行くことができますね。
おすすめポイント3:体への負担が軽い
2本の紐が背中でクロスする構造の抱っこ紐です。肩紐は13.5cmと幅広になっているので赤ちゃんの体重が全体に分散されるようになっています。また、赤ちゃんの首がすわってから2歳頃までは使えるので、長く使えて便利です。
あらゆるところに工夫がある「ハギーハギー」
アパレル経験豊富なスタッフママによって誕生したブランドです。赤ちゃんを身につけ、肌と肌をなるべく密着させる「アタッチメント・ペアレンティング」(愛着育児)がモットー。抱っことおんぶの2つにこだわって作っているのでシンプル、さらに付け方も簡単なのが魅力です。スマホアプリで簡単に試着も可能。また、無料レンタルも行っているのでフィット感を試せます。
ハギーハギー公式HP:https://huggyhuggy.jp/
おすすめポイント1:暑い夏は熱中症対策を
ポケットに保冷剤を入れれば通気メッシュを通して冷気がひんやり。適度に冷やしてくれます。ポケットは取り外しができるので外せば外気が入ってくるようになります。
おすすめポイント2:安眠抱っこ紐
赤ちゃんが抱っこ・おんぶされた時に心地よさを感じられるために、おしりに優しいクッション材を入れてあります。お尻がふかふかなので赤ちゃんは安心してスヤスヤと寝てくれます。
おすすめポイント3:すり抜け防止
脇からのすり抜けてしまう落下事故防止のための安全ホルダー付き。さらにヘッドカバーはUVカット加工されているので、日差しが強くても安心です。
まとめ
戦争が起きたことで、日本の食料自給率は他の先進国より低いことが明らかになりました。悲しい現実ですが、しかし買い物ひとつで、日本の未来を少しでも救うことができるかもしれません。さらに、国産のものを買うことで、よりよいものが生まれることにもつながります。
日本製は高品質であること、安心感、信頼感といった大きなメリットがあることを忘れないでおくことが大事ではないでしょうか。
抱っこ紐ひとつとっても同じことがいえます。ぜひ、日本製の抱っこ紐を手に取ってみてはいかがでしょうか。