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産後クライシスとは?原因と対処法を知って乗り越えよう!

産後クライシスとは?

「産後クライシス」という言葉を知っていますか?赤ちゃんを出産後に、夫婦間が冷めたり、夫婦関係が悪化することを「産後クライシス」と言います。最近では、産後クライシスがおこる夫婦は珍しくありません。この記事を読んで、出産前のママさんが知っておくことで早めに対処ができたり、「産後クライシス」に悩んでいるママに役立てると嬉しいです。

産後クライシスとは

「産後クライシス」とは、出産をきっかけに夫婦関係が悪化し、破綻したり、パートナーに愛情がもてなくなることを指します。実は、出産をきっかけに「産後クライシス」に陥ることは珍しいことではありません。なんと、約6割以上のママさんが感じたことがあるといわれているほどです。

一体、「産後クライシス」とはどのような状態のことか見ていきましょう。

これって産後クライシスかも?

・イライラしたり、もやもやすることが多くなった
・昔に比べて愛情がもてなくなった
・会話や一緒に過ごす時間がほとんど無くなった
・触れ合いたいと思わなくなった
・攻撃的になり、すぐ喧嘩になる
・家事や育児に追われて常に疲労感がある
・常に不満がある

このような症状、感情をもつようになるともしかしたら、それは「産後クライシス」かもしれません。
産後クライシスになると、夫婦関係は悪化し、離婚の危機へと陥る夫婦も少なくありません。原因や対処法を知っておくことで、向き合えることもあるので、ぜひ読み進めてみてください。

産後鬱との違いは?

産後クライシスは、産後鬱とは違います。産後鬱は、個人差がありますが、ストレスや疲労感から「眠れない」「何もやる気が起きない」「赤ちゃんが可愛いと思えない」など精神的に落ち込んでしまう病気の一種でもあります。それとは違い、産後クライシスは、産後夫婦間で起こる問題のことをさします。

産後クライシスになる原因

産後クライシスになる原因

では、仲が良かった夫婦関係が、出産をきっかけに、夫婦関係が悪化するのはなぜでしょうか。もちろん夫婦によって、いろんな原因がありますが代表的な例を紹介していきます。

ホルモンバランスの影響

妊娠してから、出産まで“エストロゲン”というホルモンの分泌がとても多くなります。これは赤ちゃんを産むのに必要なホルモンですので、自然と分泌量が増えます。しかし、出産すると、このエストロゲンとよばれる女性ホルモンの分泌が一気になくなり、ホルモンバランスが体の中で大きく崩れます。このホルモンバランスの崩れによって、精神的に安定せず、イライラしたり攻撃的になったりして、パートナーとの喧嘩が増えてしまいます。

初めての育児の不安やストレス

初めての育児に対する不安やストレスは、女性は出産時からずっと心にあるものです。想像していたにも関わらず、赤ちゃんの夜泣きや、グズり、初めての子育てに対する戸惑い、睡眠不足や体の不調からくるイライラなどがママのなかでどんどん蓄積されてしまいます。その矢印がパートナーに向いてしまうと、パートナーに対するイライラや不満がつのって、喧嘩が絶えなかったり、その先に愛情がもてなくなったりします。

子供中心の生活になる

赤ちゃんが生まれると、24時間が子ども中心の生活になります。赤ちゃんのご飯やお風呂などの生活スタイルに合わせて1日のスケジュールを組んだり、夜中に起きて授乳をしたり、赤ちゃんの買い物が増えたり、ママは常に赤ちゃんのことを考えてそれを中心に動くようになります。

子どもに一生懸命になるあまり、自分やパートナーに無関心になり、「なんだか冷たくなったな」「コミュニケーションをとらなくなったな」ということにもなりかねます。

夫が何もしないことへの不満

女性は赤ちゃんを産む前、妊娠した時から、お腹のなかの赤ちゃんのことを考えて動くようになります。食事制限があったり、体調の変化があったり、外出ができなくなったり、思うように動くことができなくなります。赤ちゃんを産んでからは、24時間赤ちゃんのお世話をすることになりますよね。
そんななかで、夫が仕事に言ったり、飲みに行ったり、外出したりと自由にしていることに対して不満を感じてしまうのです。「どうして私は育児をしているのに、夫だけ自由なの」「育児をしないで飲みに行くなんて」と不満がつのったり、非協力的な態度に苛立ちを覚えてしまうのです。

子育て感の違い

赤ちゃんができると子育て感の違いでパートナーと喧嘩が増えることは珍しくありません。夫婦だけのことはうまく解決できても、“子供のこと”となると、思いが強くなったり、納得できないことも多々あります。その価値観が違いすぎると、子育てするうえで苦労することもあります。

 

いつまで続くの?

一度おきてしまった「産後クライシス」。産後クライシスがいつまで続くかについては、ママの体調や、パートナーの協力、夫婦間での向き合い方などによって大きく変わってきます。しかし、数日、数カ月で治ることはあまりありません。一度、産後クライシスになってしまうと、元の夫婦関係に戻るまで早くても約2~3年かかるといわれています。また、2~3年経っても、なかなか夫婦関係が修復されずに生活したり、その結果離婚へつながってしまうこともあります。

「産後クライシスかも」と思ったときには、なるべく早く気付いて、対処したり、向き合ったりすることがとても大切になってきます。

 

乗り越えよう!対処法5選

産後クライシスの乗り越え方

出産前の方は産後クライシスにならないように、出産後、「もしも産後クライシスになってしまったら」実践する対処法をご紹介します。できるものから勇気を出してぜひ実践してみてほしいと思います。

「こんな時期がある」ということを知っておく

出産後は、ホルモンバランスの影響や育児による不安から、「産後クライシス」とよばれるような時期があることをご夫婦で知っておきましょう。知って理解しておくだけでも、感じ方は全然違ってきます。
出産後、パートナーにイライラしたり、前みたいに仲良く話せないことがあっても、一時的なもので、時間が経てば元に戻る、とあまり深く考えすぎないことで前向きに乗り越えられるようになります。

「察して」ではなく言葉で伝える

家事で忙しい、子育てで忙しい、ママがそんな毎日を過ごしていても、残念ながら周りから見ると「そつなくこなすママはすごいな」とごく普通のことに思われて終わり、ということがあります。毎日のことなので、それがごく自然の風景にもなってきます。
ですが、ママはそんなわけありませんよね。寝不足の日や、体調が悪い日、うまくいかずに不安になったり、頑張れない日もあります。そんなときは、パートナーに言葉で「今日体調が悪いから手伝ってほしい」「お風呂にいれてほしい」「少しの間見ててほしい」としっかり言葉で伝えることが大切です。そしてやってくれたときには、お互い感謝の気持ちをしっかり伝えあうようにしましょう。

実は男性に「察してほしい!」は難しく、男性も言葉で伝えてほしいことがほとんどのようです。このブログを読んでくれている男性の方は、ぜひママを受け止めてあげてくださいね!

完璧を目指さない

初めてのママによく見られるのが、育児に完璧を求めたり、一生懸命になるあまり、できなかった自分に対してネガティブになったり、イライラしてしまうことがあります。こういった気持ちは自分を苦しめてしまいます。「こうしないといけない」「栄養満点のご飯をつくらないと」と完璧にこなそうと思わなくて大丈夫です。疲れたときは、うまく手を抜いたり、時には人に頼ったりしながら力をぬいていきましょう。頑張らないと!と思っているママさん、もう十分素敵な“お母さん”です。毎日育児お疲れさまです。

夫婦のコミュニケーションを大切にする

何かあったとき、困ったときこそ、夫婦間でのコミュニケーションを大事にしていきましょう。子育てをしていくなかで、夫婦で子育て感の違いは必ずと言っていいほど出てきます。そんなとき、一人で抱え込みすぎたり、話すことを避けていると、夫婦で話し合うことがどんどんなくなってしまいます。言いたいことははっきり伝えることで、新しい考えが生まれたり、お互いの良さをもちよって新しい一歩を踏み出せることもあります。
これから一緒に子育てし、支えあっていく中でコミュニケーションは不可欠になってきます。

たまには預けて自分の時間を

24時間子育てをしていると、「自分の時間なんてない」と息苦しくなってしまうことはありませんか?この思いは「母親としていけないことなのかな」と思う方が意外と多いようですが、ごく自然の感情であり、悪い感情ではありません。
時々誰かに赤ちゃんを預けて自分の時間を定期的にとったり、「どうしても疲れたときはここに頼ろう」という頼りどころをひとつ探しておくととても心強くなります。

・旦那さん
・ご実家、ご家族
・一時預かりサービス
・ベビーシッター
・託児所

今ではお子さまを見てくれるところは、少なくありません。日本では、誰かに赤ちゃんを預けて自分の時間をとることに対しての抵抗があったり、周りの目を気にしてしまう風潮がまだまだありますが、そんな風に思う必要はありません。外国では、特別な日に、ベビーシッターに預けて夫婦で外食をすることは全く珍しいことではありません。ママがリフレッシュすることで、また子育てに向き合えたり、頑張ろうと思えるのです。どうしても辛くなった時は、ひとりで抱え込まずに、誰かに頼れる環境をつくっていきましょう。

産褥期、産後の過ごし方|外出はいつからしてもいい?

さいごに

「産後クライシス」はどこの夫婦、ご家庭でも起こりうるものです。すぐに解決するのは難しいかもしれませんが、夫婦で話し合ったり、自分と向き合うことで乗り越えることができます。不安なことや、困ったことがあれば言葉で伝えるようにしたり、誰かに頼ったりしながら、日々過ごしていけるよう願っています。

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