出産後、目の疲れや視力低下を感じていませんか?
それは、産後のホルモンバランスの変化や育児による睡眠不足、目の酷使などが原因かもしれません。
この記事では、産後の目の疲れの原因と、症状を和らげるための効果的なケア方法、そして日常生活で気を付けるべきポイントについて詳しく解説します。
目次
出産後の目の疲れの原因って・・・?
出産後は、かすみ目や視力が低下することがあります。
目の疲れが出る主な要因
①疲労・睡眠不足
産後すぐは育児に追われてしまうことも・・・。疲れがたまったり睡眠不足になったりすると、ものを見る調整する力や自律神経が弱まって、目の疲れが出やすくなります。
②血液の不足
妊娠中、赤ちゃんにたくさんの血液を送ったり、出産で出血をしたりすることから、おかあさんの血液は不足しやすくなっています。貧血が起こりやすいのもこのためです。
血液が不足すると、血流が悪くなり、目の毛細血管にも血液が行き届かなくなることがあります。
③ホルモンバランスの崩れ
妊娠中~産後はホルモンバランスの状態が不安定です。ホルモンバランスが崩れることによって、自律神経が弱くなり目の機能が低下することがあります。
目の疲れの症状
- ・目がかすむ
- ・まぶしさを感じやすい
- ・充血する
- ・目が痛い
- ・ドライアイ
- ・視力低下
目の疲れが引き起こす症状はこのようなものがあげられます。
また、目の疲れは目に症状が表れるだけでなく、身体の他の部分に表れることもあります。
- ・肩こり
- ・頭痛
- ・吐き気
- ・疲労感
- ・抑うつ状態
このような症状は産後、少しずつ回復していくと思われますが、慢性化すると視力が落ちたり、なかなか治りにくかったりすることがあります。
目の疲れをためないようにしっかりケアもしていきましょう!
目のケアをしよう
目が疲れると、視力の低下や集中力の低下だけでなく、精神的にも影響してきます。
目のケアをしながら疲れをためないようにしていきましょう。
目をあたためたり、マッサージする
ホットタオルやアイマスクで目を優しくあたためたり、目の周りを優しい力でマッサージしたりしましょう。
そうすることによって血流が良くなり目の疲れも軽減されます。マッサージは力を入れすぎないよう注意してくださいね。
同時に肩周りや首のストレッチをするのも効果的です。
携帯やパソコンから離れる
アイフォンやテレビ、パソコンを長時間見ていると眼精疲労に繋がります。
適度に時間を決め、携帯から離れて目を休める時間をとりましょう。本を読んだり、遠くの景色を見たりするようにしましょう。
食事、睡眠をしっかりとる
生活バランスが崩れるとホルモンバランスが崩れたり、自律神経が弱まったりします。
目の疲れに効く緑黄色野菜のビタミン類、ブルーベリーやナス、黒豆などに含まれるアントシアニンを積極的に摂ることをおすすめします。
また睡眠前には携帯を触らない、リラックスして過ごす、身体を冷やさないなどして睡眠の質を高めていきましょう。
栄養が整った食事を意識したり、睡眠の質の向上などをしたりして日々の疲れをためないようにしていきましょう。