「涙が止まらない」「何もやる気が起きない」…産後、そんな気持ちになることはありませんか?
それはもしかしたら、産後鬱かもしれません。
6人の子どもを育てるママ、よっちゃんも、実は産後鬱を経験した一人。
初めての育児への不安やホルモンバランスの変化から、ネガティブな感情に押しつぶされそうになったと言います。
でも、保健師さんのサポートや家族の支えによって、少しずつ笑顔を取り戻し、今では6人の子育てを楽しみながら過ごしています。
この記事では、よっちゃんが経験した産後鬱の症状や、どのようにして乗り越えたのか、その具体的な方法をご紹介します。
また、産後鬱の相談先や、頼れる人の存在の大切さについても触れています。
「もしかして私も?」と不安を抱えているママや、すでに産後鬱で苦しんでいるママに、ぜひ読んでいただきたい内容です。
一人で抱え込まず、誰かに頼ることの大切さを知って、少しでも気持ちが楽になることを願っています。
目次
よっちゃんは産後、悲しい気持ちになったり、落ち込んで苦しかったことはある?
はい。今思うと、あれは“産後鬱”だったのかな?と思う時期がありました。
- ・涙が止まらない
- ・笑えない
- ・ネガティブ思考の連鎖
と本当につらい時期がありました。
その原因は何だったのかな?
なんでしょうね..
ホルモンバランスの影響が大きいこと、責任感からくる不安からくることが大きいと思います。
「自分ががんばらないと」「私は大丈夫」と思えば、思うほど落ち込む、でもどうしたらいいか分からない、そんな連鎖の状況が1カ月続きました。
そのときどうした?どうしたら気持ちを取り直せた?
初めは対処法も分からなくて、どんどん落ち込む一方でした。あまり身の回りの人に私は強がって相談ができなかったんです。
そんななかで私を救ってくれたのは保健師さんでした。
私は退院のときに、産後鬱の傾向があるのでそこで保健師さんとつながり、定期的におうちに訪問してくれました。
保健師さんは何をしてくれるの?
「こうした方が良いよ」などのアドバイスを一切せず、他愛のない話をたくさんしてくれました。
「赤ちゃん大きくなったね」「がんばってるね」と励ましてくれたり、本当に育児に関係ない話までいろんなお話をすることでとても気分がまぎれ、自分からも話したり笑えるようになりました。
妊娠してから出産後まで、何だか“漠然とした不安”“孤独感”に悩むときってある。
でも、そんなときこそ、誰かに話す、誰かに頼ることがとても大切だと思います。
保健師さんが
「何もなくてもいいから連絡してね」「本当に頼ってもらうために私たちはいるからね」という言葉に何度も励ましてもらいました。
人それぞれだと思うけど、私は
- ・同性であること
- ・ちょっと離れた存在
- ・身内でない
こんな存在だからこそ、話しやすいのはありました。
身近な人には心配かけたくない、という思いもあったのかもしれません。
私はたまたま保健師さんでしたが、家族でも友達でも一番話しやすい人に相談するのがいいですね。
保健師さんに出会うには?
- ・私のように産院で紹介してもらう
- ・母子手帳の記載されている住んでいる地域の保健師さんに相談する
- ・区役所の福祉保健課に電話する
最初は誰かに頼ったり、こういった機関に電話することは勇気がいることかもしれません。
でも、誰かに話を聞いてもらう、相談することで本当に楽になります。
保健師さんでなくても、身の回りの友達、家族、助産師さん、誰でもいいです。
ひとりじゃないことを感じてほしいなと心から思います。
しんどい時は「しんどい」って言っていいんですね。
そうです。本当につらい時は、積極的に誰かに頼ってほしいと思います。
「なんとかなるか」「ゆっくりがんばろうかな」と思えるにはママさんにも息抜きが必要です。
ひとりで頑張らなくていい、辛い時、どうか誰かに相談できますように、心から願っています。
私は1か月と少し時間がかかったけど、1日でも早く元気に子どもと過ごせるといいです♪
産前産後のママさんのお役に立てると嬉しいです(^^)