「4Dエコーで赤ちゃんの表情が見れるって本当?」
妊婦さんにとって、エコー検査は赤ちゃんの成長を確認できる楽しみなイベント。
最近では、4Dエコーで赤ちゃんのリアルな動きを見られると話題になっています。
この記事では、4Dエコーとは何か、いつから見ることができるのか、2D・3Dエコーとの違いなどを詳しく解説します。
目次
4Dエコーとは?
4Dエコーとは超音波検査のひとつで、赤ちゃんを立体的に見ることができる検査のことをいいます。
4Dエコーでは、奥行きや動きが加わり、よりリアルな胎児の姿を見ることができます。
2Dエコー、3Dエコーとの違い
2Dエコーとは
2Dエコーはお腹のなかの赤ちゃんの様子を平面的にとらえた静止画のことをさします。
2Dエコーは一般的なもので、赤ちゃんを立体的ではなく、平面的にとらえることで断面を映し出し、骨格の成長や内臓を見ることができます。
3Dエコーとは
3Dエコーは立体的な静止画のことをさします。
4Dエコーとは
4Dエコーは3Dエコーに時間の経過をくわえて、動画にしてうつしだしたものをさします。
手足や体の動きや仕草、表情などをより鮮明にうつしだしてくれます。おかあさんは、お腹のなかの赤ちゃんが指しゃぶりしたり、あくびしたりして動いている姿をリアルに見られるのはとても感動しますね。
しかし、タイミングによっては体が違う向きを向いていたりして、赤ちゃんの動きが全く見られないこともあります。
2Dエコーが一般的?
ほとんどの産院で3Dエコー、4Dエコーができる産院が増えてきました。別途で費用がかかることがあります。
3Dエコー、4Dエコーを希望する場合は、予め対応できる産院を調べておく必要があります。
赤ちゃんがよく見える時期
妊娠した時点からエコー写真を通してお腹のなかの赤ちゃんを見て健康状態や成長の様子を観察していきます。そして赤ちゃんが成長して、20~30週頃になるとエコー写真を通して赤ちゃんの様子が見えやすいといわれています。
妊娠20週~25週頃
妊娠20週~25週頃で、性別が分かるようになったり、赤ちゃんの頭から足先まで全身が見られるようになります。全身のかたちをとらえられることで、赤ちゃんの姿をより実感できるでしょう。
妊娠25~30週頃
妊娠25週前後で体の細部が少しずつ見えてくるようになります。髪の毛や手足の指、耳の穴や鼻の穴などを見ることができます。また、この時期に、赤ちゃんは羊水のなかで活発に動くようになります。お腹のなかで回転している様子を見ることができるかもしれませんよ。
妊娠30週以降になると少しずつ顔立ちや表情、仕草なども見ることができるようになってきます。
個人差がある
エコー写真で見られるのにも、個人差があります。赤ちゃんの体の向きや大きさによって、みたい部分が見られなかったり、時期がちがったりすることもあります。焦らず、エコー写真を通して赤ちゃんの成長を見守ったり、健康状態を確認したりしていきましょう。
さいごに
エコー写真は2D、3D、4Dと種類がありますがそれぞれ違った見方ができることをご紹介しました。
エコー写真を通して赤ちゃんの成長を見守り、赤ちゃんの誕生を楽しみに毎日を過ごせますように♪