妊娠中の仕事、つわりや体の変化で辛い…そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。「仕事を辞めたいけど、経済的に不安」「周りに迷惑をかけたくない」など、様々な葛藤があるかもしれません。
この記事では、妊娠中の仕事で辛いこと、先輩ママの体験談、そしてストレスを乗り越えるための具体的な方法を紹介します。
「この辛さを乗り越えられるかな…」と不安な方も、この記事を読むことで、少しでも気持ちが楽になり、前向きに仕事と向き合えるようになるはずです。
目次
妊娠中の体はいつもとどう違うの?
まず、女性は妊娠すると普段の体とどんな風に違うのか、知っておくと納得したり、対応がしやすいことがあります。自分の体調に向き合うことってとても大切なんですね。
妊娠すると、
- ・体がだるい
- ・睡眠をとっても常に眠い
- ・胸が張って痛いことがある
- ・便秘と下痢を繰り返す
- ・情緒不安定になる
- ・体温が高くなる
- ・つわりがある
- ・胃がムカムカする ・・など
個人差はありますが、妊娠するとこのように体は大きく変化します。体が赤ちゃんを産む準備をしているんですね。仕事をするときには、それに向き合いながら働くことになるので、ママさんにぜひ知っておいてほしいところです。
妊娠中に働いて辛かったこと
では実際に、妊娠中の業務でどんなことが辛いのか、しんどかったのか、先輩ママさんに聞いてみました。
とにかくしんどい
つわり、腰痛、だるさ、眠気…など、「とにかくしんどいときは本当にしんどい・・」という声が一番多い。仕事をしたいという気持ちとは裏腹に、思うように体が動かない、疲労感がすごくてやる気がおきないことも多々。普段の体とは違うことがよく分かりますね、、!
お互いに気を遣う
自分は思うように動けない・・。きっと相手もいつものように自分に仕事を任せられない部分がある。このようにお互い変な気を遣うところに気疲れしてしまうこともあるようです。
気持ちは分かりますが、妊娠中は仕方ないと割り切ることも大切です。自分ができる仕事について整理したり、周りの人に伝えたりしながら、できることを精一杯しましょう!
産休に入ると反動でだらけちゃう
妊娠中、しんどいときも頑張った体は思ったよりも疲れているに違いありません!自分にもご褒美を・・と体をゆっくり休めるのは大切なことですが、ついつい反動で産休中だらけすぎてしまう。そんなこともあるようです。まずは頑張った自分をいたわりながら、出産へ向けて準備を少しずつしていきましょう。産休取得の前に、『産休中のTODOリスト』を作っておくといいですよ。
妊娠中に働いていて良かったこと
妊娠中のお仕事、もちろんデメリットだけではありません。働いていてよかったと思うこともたくさんあるので、良かったことをご紹介♪
気が紛れる
妊娠中は、うれしさと同時に、多くの方が不安も生まれます。また、体がしんどくて思うように動かないことにもストレスを感じてしまうこともあります。
そんなときに、お仕事をすることで気分が紛れるのはとても良いことです。職場の人とお話をしたり、余計なことを考えず仕事に集中できることは気分転換にもなるでしょう。
運動になる
お仕事にもよりますが、仕事をすることは意外と運動にもなります。通勤時間で歩く、誰かとお話をする、掃除をする、上司に書類をもっていく、などお仕事中には色んな動きがありますよね。家にいるとなかなか意識的に動かせない体も、実は仕事中はたくさん動かしているので運動になります。
生活リズムが整う
家に居るとついだらけがち・・でもお仕事をしているとそうはいきませんよね。早寝早起き、食事のリズムなどが整うので健康的な生活が送れるでしょう。平日や出勤日に頑張った分、週末やお休みの日には思いっきり休みましょう!!
妊娠中の仕事のストレスを乗り越える方法をご紹介
妊娠中のお仕事、メリット・デメリットどちらもありますが、しんどいときに乗り越える方法をご紹介します! 体がしんどいときは休むことが大切です。でも少し頑張りたいな、というときのお役に立てると嬉しいです。
上司だけにでも妊娠した報告を
最初は妊娠したことを会社に報告するタイミングって迷いますよね。もちろん、妊娠したことをすぐに言える環境だといいのですが、言いにくいこともあります。そんなときは、一人でも上司に報告しておくと、何かあったときに対応・調整してもらいやすいです。まずは職場で信頼している人や上司など妊娠したことを周囲に伝えておくことをおすすめします。
お菓子を常備しておく
妊娠するとお腹が気持ち悪くなったり、常にお腹がすいた感覚になるおとがあります。そんなときにこっそり食べられるお菓子を用意しておきましょう。甘い物を食べて気分転換、リラックスできるといいですね。
働き方の見直し
時差出勤やリモートワークはできないか、上司に相談してみましょう。満員電車を避けたり、移動時間を省くことで楽になることもあります。一度上司に相談してみてはいかがでしょうか?
体を冷やさない
妊婦さんは体を冷やさないことが大切です。オフィスの場合は、夏場でもエアコンがきいていると冷え対策も必要でしょう。足首を覆う靴下を履く、羽織を常にもっておく、あたたかい飲み物を飲むなどして意識的に体をあたためるようにしましょう。
家事をちょっとさぼる
今日はしんどい・・そんなときの夕食はレトルトにしたり、スーパーで買って帰る日があっても良いんじゃないでしょうか♪今日は早く寝て、また明日に洗濯しよう!と自分を少し甘やかすことで気持ちにも余裕がうまれてリラックスして過ごせますよ。
短時間でも横になる
昼休みの30分、休憩の10分でも横になれる環境がある場合は、寝転がって体を休めましょう。少し横になるだけでも体の負担がずいぶん楽になるでしょう。また、立ち仕事の方はなるべく座って作業ができるようにすることもおすすめですよ。
合間にストレッチや外気浴を
妊娠中の体はむくんだり、血流が悪くなったりしやすいです。合間に簡単なストレッチをしたり、休憩には外の空気をすってリフレッシュしましょう。
さいごに
仕事の乗り越え方、いかがでしたか?お仕事の種類や、妊娠中の体の様子は人それぞれですので、体に合うものをぜひ実践してみてくださいね。そして何より大切なのは無理をしないことです!赤ちゃんの命も、ママさんの身体どちらもほかには変えられない大切なものです。しんどいときは無理をせず、状況を伝えて周りに協力してもらい体を休めることが大切ですよ。