日本では、一般的に妊娠5ヵ月に入った頃に「安産祈願」をする風習があります。安全祈願とは実際に何をするのか、いつ行くのか、詳しく知らないプレママさんも多いのではないでしょうか。行く時期や、持ち物や服装などについても合わせて解説していきます。出産を控えているママさん、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
安産祈願とは
安産祈願とは、安産を祈ってお祝いする儀式のことをいいます。この風習は日本で古くからあり、「帯祝い」ともいいます。
儀式とはいってもかたい、形式張ったものではないので安心してくださいね。神社へのお参りだと考えていいでしょう♪行く時期や、場所などは特に決まっていませんので、この記事を参考に、ご家庭で話し合って決めてみてくださいね。
安産祈願(帯祝い)に行って何をする?
安産祈願へ行った際、実際に何をするのかお話していきます。
安産祈願の一般的な流れは、
①ご祈祷申し込み→②お祓い→③ご祈祷→④授与品を受け取るになります。
①ご祈祷申し込み・・・受付で名前や住所を書いて、祈祷の申し込みをします。この時、”初穂料”を渡します。
④授与品を受け取る・・・安産祈願にいわれのある品物や腹帯を受け取ります。
お参りだけでもいい?
安産祈願でお祓いやご祈祷をしなくても、安産祈願の神社にお参りするだけでも問題ありません。
妊娠中は、体調が崩れやすかったり、天候や季節によって安産祈願に1時間かけるのが難しい場合もあります。無理をせず、難しい場合は、参拝して、ご自身でお守りを買って安産を願うことでも十分良いでしょう。
安全祈願に行く時期はいつ?誰と行く?
安全祈願に行く時期は、一般的には妊娠5ヵ月にはいった初めの「戌の日」に行くというのが風習でした。
ですが、必ずしもこの日にいけなければならない、というものではありませんので、焦らないでくださいね。大体つわりや体調が落ち着いてきた妊娠5ヵ月ころに、計画してみるといいですよ。
もし日程が合いそうであれば「戌の日」で日程調整してみましょう。
12日に1日おとずれる「戌の日」に行くのが良いとされているのは、戌(犬)はお産が軽くたくさん産むことから「安産の守り神」として親しまれてきたからだそうですよ。
誰と行く?
安産祈願は誰といくのか?特にこれについても決まりはありません。
ご夫婦で行かれたり、ご新婦のお母様と二人で行かれる方が多いようです。
ですが、お仕事の都合で合わない、なんてこともありますよね。ママ一人で行くこともあるかもしれません。家族で話し合って決めましょう。
また、ママさん一人で行く場合は、必ず体調の良いときに行くようにしましょう。何かあった際に連絡が取れる人を確認しておくのも安心ですね。
どこにいく?参拝先の決め方
参拝先は、安産祈願をしてくれる神社・お寺を探すようにしましょう。
たいていの場合、安産祈願をしてくれるところが多いですが、予約が必要な所や、有名な場所は混むので1時間以上待つ場合があるので行く前にチェックしておきましょう。
また、参拝先の決め方として、
・階段が多くないか
・駐車場はあるか/駅から近いか
なども確認しておくと安心ですよ。
服装と持ち物(初穂料)をチェックしよう
行き先が決まったら、服装や持ち物について確認していきましょう◎
服装
安全祈願に行く服装は、まずお母さんが楽な服装を選ぶようにしましょう。お腹を締め付けないもの、身体を冷やさないことが大前提です。
そのうえで、少し”きれいめ”を意識するといいですよ。シンプルなワンピースや、持っているなかでもきれいめのマタニティウェアを着用しましょう。派手すぎる、露出が多い、カジュアルすぎるものを避ければあまり気にしすぎる必要はありません。
また、裸足は控えストッキングや靴下を着用するようにしましょう。
男性でしたらスーツスタイルがベターです。
持ち物
安産祈願に行く際の持ち物は下記の通りです。
・初穂料
・お賽銭
・腹帯(神社でいただく場合には、その代金)
・手提げ袋
・母子手帳
母子手帳は何かあった際に備えて、常に持ち歩いておくことをおすすめします。腹帯をどうするか、神社にも用意があるかなど予め参拝先に確認しておくようにしましょう。
初穂料
祈祷料として参拝先に支払うお金のことを初穂料と言います。
初穂料の相場は大体5,000~10,000円が一般的と言われています。初穂料は、のし袋(紅白の蝶結びの水引)に包んで、表に「初穂料」、下に夫婦の姓を書いて渡すのが一般的なものです。参拝先のHPや電話をして、予め確認しておきましょう。
まとめ
安産祈願で大切なのは、「出産時の母子の健康を祈る」という気持ちです。行く時期や、行く場所などの風習にこだわりすぎず、体調と相談しながらいける範囲で決めるようにしましょう。
ぜひ安産祈願をして、元気な赤ちゃんをご出産されてくださいね。
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