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【保育士解説】0歳児の保育園入園、メリット・デメリットと1日の流れを解説

2021年11月19日

0歳児保育|過ごし方や1日の様子

保育士とも
こんにちは!保育士ともです。

 

出産が終わると、お仕事の復帰について考えているママさんが多いのではないでしょうか。「0歳から保育園に入れるのは早いかな」「保育園ってかわいそう?」「子どもがやっていけるのかな」きっといろんな思いを抱えたり、迷ったり、未知の保育園生活に不安になる方がたくさんいます。

実は、0歳児の保育園入園には、子供の発達やママの生活を豊かにするメリットがたくさんあります。

この記事では、0歳児の保育園入園のメリット・デメリットに加え、保育園での1日の過ごし方や入園前に知っておきたいことまで詳しく解説します。

「0歳児でも保育園でやっていけるの?」「入園前に何を準備すればいいの?」など、疑問や不安を抱えている方はぜひ参考にしてください。
この記事を読むことで、0歳児の保育園入園について理解を深め、安心して入園準備を進めることができるはずです。

保育園のメリット

0歳児で保育園入園することで、どんなことにメリットがあるのか、いろんな方向から紹介します。もちろん、価値観や優先順位はママそれぞれなので参考程度に見てみてください。

子ども目線

  • 家ではできない遊び、活動、行事などが沢山あり、子どもの刺激になる
  • 一人目のお子様の場合、子ども同士での関わりが増える
  • 言葉が増えたり、表現力がついたり、できることが増える
  • ママと一緒にいる時とは別の、一面を知ることができる

大人目線

  • 育児で悩んだときには保育士に相談できる
  • 仕事と育児の両立ができる
ママの声
私は娘を6か月で保育園に入れました!

育児で不安に押しつぶされそうでしたが、保育士さんが相談に乗ってくれたり、楽しそうに通う子どもを見てると、入園して良かったな、と思います。

 

ママの声
うちは二人目で、8か月から保育園に通っています。最初は心配でしたが、今はお迎えに行ったときにも笑顔を見せてくれます。

保育士さんに「こんなことができる様になりました」と1日の様子を聞くのが毎日楽しみです

保育園のデメリット

メリットと反対に、保育園の入園でデメリットはどんなことがあるのでしょうか?

  • ママとこどもの過ごす時間が少なくなる
  • 感染症にかかりやすくなる(仕事を休まなければいけない時もある)
  • 仕事と育児の両立に体力がいる
  • ずっと一緒にいないので心配な面も増える
ママの声
入園して1年は、何回熱出るの?と思うほど、体調を崩してお仕事を休むことよくありました!最初は、上司に休む連絡をするのが気まずかったですね・・

 

ママの声
久しぶりの仕事に、育児に、体力がついていかず慣れるのに時間がかかったことを覚えています!

子どもも保育園で頑張っているんだから、私も頑張らなくちゃ!と喝を入れていました。

 

保育園の1日のスケジュール

保育園で0歳児クラスの1日の様子

 

保育士とも
0歳児は保育園でどんな過ごし方をしているのか気になりますよね。保育園によって変わってきますが、大まかなスケジュールはあまり変わりません。以前働いていた保育園の0歳児の1日のスケジュールはこのようなものでした。

 

7:00~順次登園お部屋で自由遊びをして過ごします。
9:00~朝のおやつ朝の会をして朝のおやつを食べます。
10:00~主活動外遊びや室内遊びなど発達に合わせた遊びをします。
11:00~昼食昼食や授乳をします。
12:30~お昼寝毎日お昼寝をします。
15:00~おやつお昼寝から起きたら午後のおやつを食べます。
15:30~自由遊び室内で好きな遊びをしたり、異年齢保育を楽しんでいます。
16:00~順次降園お迎えがきたお子さまから帰ります。

午前睡:月齢が低いと午前睡をすることがあります。午後も個々に合わせて睡眠をとります。
おむつ替え:活動の区切りにチェックしておむつ替えをします。
お着替え:午睡の前(後)と汚れたときにはお着替えをします。

 

0歳児は月齢差が大きいから個々に合わせて

0歳児は個人差が大きい

0歳児では4月産まれのお子さまから3月生まれのお子さまが一緒に生活しています。月齢差がとても大きいですよね。保育園によっては、高月齢のグループと低月齢のグループに分かれて活動をするところもあり、活動内容も変わってきます。

3月生まれだからといって、心配する必要はありません。高月齢、低月齢のお子様がいるのは当然のことで、すべての活動において保育士が理解していますし、個別に合わせたお手伝いをしています。0歳児クラスは集団生活というよりも、個々の生活リズムに合わせて過ごすことが多いですね。

担当制保育とは

月齢の差が大きいことから、担当制保育を行っている保育園もあります。お子さま3人に対して担当の保育士1人を決めて活動をするということです。担当制保育をすることで、お子さまが特定の保育士に早くなれて安心することが出来たり、月齢に合わせた活動がしやすいというメリットがあります。

0歳児の先生は何人居るの?

保育士の人数は、国が定める配置基準によって決まっています。

0歳児子ども3人につき保育士1人
1歳児子ども6人につき保育士1人
2歳児子ども6人につき保育士1人
3~4歳児子ども20人につき保育士1人
5歳児子ども30人につき保育士1人

例えば、
0歳児クラスの子ども8人の場合、保育士は3人
0歳児クラスの子ども12人の場合、保育士は4人
となります。色んな保育士と関わることができるのはいいですよね。

0歳児の様子はどんな感じ?

0歳児の保育園の様子

保育園で0歳のお子様たちは、一人遊びに熱中したり、保育士に甘えたり、お友達とかかわったりしながら楽しんで遊んでいます。

「ママがいなくて大丈夫かな?」と心配になっちゃいますよね。でも、大丈夫。だんだん園生活に慣れてくると、保育園生活を楽しめる様になります。

もちろんママや家族との関係があってこそのこと。お家とはまた違った、子供たちの世界ができるのです。もちろん、0歳の赤ちゃんから。面白いですよね。

 

手遊びや、簡単な挨拶(ジェスチャー)ができるようになったり、保育園でお友達とかかわるエピソードにほっこりしたりと、ご家庭で過ごしている姿とはまた違う一面が見られますよ。お迎え時や、連絡帳などを通して子どもの様子を保育士さんに聞くことができますよ。

 

保育士とも
初めは、泣いて登園する子供も少しずつ泣かなくなり、そんな姿に「ママが寂しい!!」と笑いながら言われるママさんがたくさんいるのです!!(笑)

 

保育園に入園する前に知っておきたいこと

保育園に入園する前に、知っておいた方がいいことについてお話しします。保育園によって変わってくるので、あらかじめ確認しておくのことも大切ですよ!

感染症がうつりやすい

入園当初、子どもはよく熱を出すことが多いです。お仕事に復帰されているママからすると、「え、また?!」と思うこともきっとあると思いますが心の準備をしておいてほしいところです。

環境が変わって赤ちゃんもメンタルたけでなく、体調を崩しやすくなっています。そして、保育園は集団生活なので、感染症もよく流行ります。もちろん熱が出ると、保育園からはお迎えを依頼されるので、お迎えにいける準備をしておく必要があります。

完全母乳育児ができない場合がある

完全母乳育児をされているママさんもいるかと思いますが、保育園では基本的には粉ミルクになります。なかでも、完全母乳がいいため、冷凍母乳を受け入れる保育園もありますので、ご希望の場合は、最初に保育園を探すときに、相談してみるといいですよ。

保育園見学はするべき!

保育園の入園を決めたら、まずは保育園選びから始めまょう。保育園選びのポイントは、ご家庭で様々です。

  • ・家からの距離
  • ・何歳から何歳まで入園できるか
  • ・教育に力を入れているか
  • ・行事が多い園、又は少ない園
  • ・保育園、先生の雰囲気
  • ・保育園の方針等

 

いろいろ決めるポイントは出てくると思います。気になった保育園へ連絡を取って、園見学をさせてもらいましょう。やっぱりネット上では分からない雰囲気や保育園の様子などを実際に目で見た方が安心できますし、分からないことも直接聞けるのは嬉しいですよね。いろんな園を見て、保育園選びをしてくださいね。

 

保育士とも
私だったら、園長先生の雰囲気も結構見ちゃいます。園長先生が保育園のカラーになりますからね。

さいごに

最近では、共働き家庭も多く、0歳児から入園するお子さまがたくさんいますよね。保育園に入園して、できるようになること、新しい体験、楽しいことがたくさんあります。反対に、友達とのトラブル等もあるかもしれませんが、それもまたおうちではできないいい経験なんです。
ママさんもお仕事復帰となると、体力も今までの2倍必要になることもあるはずなので、無理はしすぎないようにしてくださいね。ママさんもお子さまも安心して保育園に通えますように♪

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  • この記事を書いた人

保育士とも

保育士資格
第二種幼稚園免許

昔から小さい子が大好きで、夢の保育士に!7年間、保育園で働いていました。
0歳児の担任をしたときに、赤ちゃんのコミュニケーション力や意志の強さに驚きました。子どものことについての発信がママさんのお役に立てると嬉しいです。世の中のママさんを心から尊敬しています。
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