ベビーカーは子供と一緒のお出かけには絶対に外せないマストアイテムです。しかし、子供が大きくなってくると少し窮屈そう。
- 「ベビーカーっていつまで使えるの?」
- 「いつ卒業させればいいの?」
と思った事はありませんか?
卒業時期が違っても焦らないで😊発達はひとりひとり違っています。早い子もいれば遅い子もいる、いつかは卒業するから大丈夫です♪
ただ、ベビーカーにも耐用年数や耐用重量、使える期間も違ってきます。
そこで今回は、
- ・種類によって違う使える期間
- ・ベビーカーが使える目安
- ・ベビーカー卒業のタイミング
- ・なかなか卒業できない時は?
- ・卒業までの移行期間はどう対処する?
- ・卒業のきっかけをどう作る?
をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
目次
種類によって違う使える期間
ベビーカーは大きく分けて、4種類。
- ・A型
- ・B型
- ・AB型
- ・バギー
それぞれ使用できる期間が異なっています。では、各タイプのベビーカーが使用できる期間の目安はいつまでなのでしょうか。ここからはベビーカーの特徴と目安を解説します。
A型ベビーカーはいつまで使える?
A型ベビーカーはママが赤ちゃんと対面・背面の両方で使える両対面式のものが多くみられます。一般的にサイズは大きめで、頑丈な作りなのが特徴です。
大きなタイヤは115mm以上と定められていて、高いクッション性、さらに振動吸収とメーカーによってさまざまな工夫が施されています。
A型ベビーカーは生まれて間もない赤ちゃんの体をしっかりと守ってくれる作りになっているので安心ですね♪
ただ、頑丈な分、重いのがデメリットでしたが、コンビ「スゴカル」のように軽量化されたものも次々と登場しています。
使用可能期間
A型ベビーカーは一般的に生後1カ月から、または安定して首が座るようになる生後4カ月頃から最長で4歳(48カ月)まで使うことができます。
B型ベビーカーはいつまで使える?
B型ベビーカーは、A型のものに比べてコンパクトで軽量、そして持ち運びやすいのが特徴です。リクライニングの角度の範囲が狭く、背もたれの角度は100度以上という規定があります。
使用可能期間
B型ベビーカーは、赤ちゃんがおすわりができるようになる生後6〜7カ月くらいから、ベビーカーによっては48カ月まで使うことができます。
AB型ベビーカーはいつまで使える?
AB型のベビーカーは、A型とB型の両方の機能をミックスしたもので、2000年頃に登場しました。一般的なA型ベビーカーよりもやや小さめで軽量、コンパクトな作りになっているのが特徴です。
国内で流通する製品の品質や安全性を保証するSGマークは「SG(Safety Goods)基準」をクリアしたものです。AB型のベビーカーは、分類上ではA型ベビーカーに入ります。
使用可能期間
生後1カ月から最長で4歳(48カ月)まで使用することができます。
バギーはいつまで使える?
バギーは、分類上、B型ベビーカーに入ります。とにかく軽くてシンプルなのが特徴。
使用可能期間
生後7ヶ月から48カ月まで使うことができます。
トラベルシステムベビーカーはいつまで使える?
ベビーカーに「トラベルシステム」という専用シートを取り付けることで、新生児から使えるようになるのが、このトラベルシステムベビーカーです。
専用シートを外せば普通のベビーカー、チャイルドシートのほかベビーキャリーとしても使えるようになるものです。(取っ手の付いた小さなカゴみたいなものですよね!)
使用可能期間
生後0カ月〜12カ月頃まで。便利ですが、シートがけっこう高価で使える期間も短いのが難点です。
ベビーカーが使える目安とは
ベビーカーは先ほど解説した通り、商品や種類によって使える期間が違ってきますよね。
一般的なベビーカーの使える年齢は3歳くらい、体重は15~17kgくらいまでとされています。しかし、中には48カ月まで使えるという商品もあります。このことから、3歳くらいのタイミングで卒業する人が多いと考えられます。
もし、手持ちのベビーカーがいつまでなのかわからなければ、説明書で必ず確認しておきましょう。ただ、どんなベビーカーでも最長月齢は48カ月までとされています。ひとつの目安として覚えておきましょう。
ベビーカー卒業のタイミングは?
では、ベビーカー卒業のタイミングはいつ? ママやパパにとっては気になるものです。いつ頃、卒業してくれるのでしょうか。
ベビーカー卒業の目安は3歳
子育て中のパパやママがいくらベビーカーから卒業させたくても、子供によってはなかなかそうはいかないもの。
卒業の目安は3歳です。平均ですから、それより前に卒業してしまう赤ちゃんもいれば、それより後の子もいるということなので、あまり気にしすぎずあくまでも目安程度です☺️
どんな理由でベビーカーを卒業した?
ベビーカーを卒業するタイミングは人それぞれ個人差がありますが、ベビーカーを卒業するには何らかのきっかけがあることが多いです。
子どもが大きくなったから
よくあるのが「子どもが(ベビーカーに対して)大きくなった」という理由が挙げられます。
子どもの成長は早いから、いつの間にかベビーカーに対して子どもの体が大きくなってしまっていることもよくありますよね。
ベビーカーに対して体が大きすぎるとベビーカーに乗った際にバランスを崩してしまうリスクが高まるので、これをきっかけとしてベビーカーを卒業するという流れはよくあります。
子どもの方から自然と乗らなくなった
2つ目のきっかけは「子どもの方から自然と乗らなくなった」というケースです。
多くの場合は子ども自分から歩きたくなったケースや、下の子が生まれたことによってお兄ちゃん・お姉ちゃん意識が芽生えたといったケースが考えられます。
こうなるとベビーカーに乗せようと思っても不機嫌になって乗りたがらなくなりますので、そのまま自然とベビーカーを卒業させてあげましょう。
急いでいると乗ってほしい〜!!って思うこともありますけどね😅
無理にベビーカーを卒業させようとすると失敗してしまうこともあるので、自然に卒業できるようなきっかけができたら、そのままベビーカーを卒業させてみるのが良いでしょう。(焦らなくてもきっとその頃がきます😊)
ママスタッフ
うちこどもも割とベビーカーが好きでよく使用していました。乗らなくなったきっかけは同じくらいの子どもが向かいから歩いてきてすれ違ったことをきっかけに急にベビーカーへの関心がなくなり乗らなくなりました。
きっかけは様々なのでママさんが焦らずに、自然にベビーカー離れができるまで気長に過ごすということも大切かもしれません。
卒業を待ちましょう
無理に卒業させる必要はないと思いますよ。ママがいくら卒業させたいと思っても、ベビーカーに乗ってくれれば急いで帰れますし、買い物だってスムーズです♪(笑)
自我が出てくる3歳頃がちょっと面倒ですね〜。
「自分ひとりで歩きたい!」「歩けるんだ」という気持ちがある一方、「歩くの疲れた」「うまく歩けない」「ママに甘えたい」が交互に表れ、歩く、抱っこ、ベビーカーとコロコロお天気状態😭
歩くの? 歩かないの? どっち? とイライラすることもあるある(笑)
卒業する、しない、の時には少し難しいので時間にゆとりをもって接することが重要ですね!ベビーカー卒業は赤ちゃんの判断次第。かな😌
ベビーカーを長く使った理由は?
早くにベビーカーを卒業できるケースもあれば、何らかの理由で逆にベビーカーを長く利用し続けたというご家庭もありますよね。
よくある理由としては「自転車や自動車を持っていなかった」というケース。小さなお子さんと一緒に長距離移動する場合、自転車や自動車に乗せるのがラクですが、これらの移動手段を持っていない場合だと移動中にお子さんが寝てしまうケースもあります。
常に抱っこ・おんぶしてあげるわけにもいきませんから、お子さんと長距離移動する際にベビーカーを長く使い続けたというご家庭のお気持ち、わかります!!!
中には4歳くらいまで使える作りになっているベビーカーもありますので、ベビーカーを長く使い続けることを想定するのであればそうしたベビーカーを用意しておきましょう。
なかなか卒業できない時は?
気がついたらいつの間にか卒業していたという子供がいれば、反対にいつまで経ってもベビーカーから卒業できない子もいます。
たとえば、卒業させたいあまり無理矢理ベビーカーから引き離そうとはしていませんか。子供は敏感なのでそんなママの気持ちを察して意地を張ってしまっていることも。
また、子供は体力がなく、体力を温存ができていないので単に疲れていたり、バテてしまうことがあります。バテれば当然、ベビーカーに乗りたがります。
ベビーカーを卒業させたい!と思うかもしれませんが、ベビーカーに乗る時期はほんの短い期間ですから、長い目で見て焦らず温かく見守ってあげましょう☺️
ママにできることは卒業に向けてのお手伝いです。ではどんなことができるでしょうか。
一緒にお散歩をすること
お散歩が楽しいことだとわかるようになると、自然と「歩きたい」という気持ちになるはずです。一緒に手をつないでゆっくりと子供のペースに合わせて楽しく歩いてみましょう♪
一緒に歩いていると今まで知らなかった道や場所、草花や生き物を発見できることもあって楽しい✨
歩いたら褒めること
一歩でも二歩でも歩いたら、褒めてあげましょう。褒められるのは誰でもうれしいものです。いっぱい、褒めてあげてください。
また、散歩に出向いた先でお子さんが何かを発見したり、指さしていたりすることも、褒めるポイントになります。お子さんは褒められるのがうれしくて、積極的に外出をおねだりすることでしょう。
卒業までの移行期間はどう対処?
卒業までの移行期間は悩みどころ。近くの公園ならベビーカーを持って行っても苦になりませんが、少し遠いとベビーカーを持っていくか迷いますよね。
出かける時は、行き先にベビーカーがあれば利用するのも手です。デパート、スーパー、テーマパークなら借りることもできます。
その時の状況に合わせて、「ベビーカー、やっぱり持ってくれば良かった」ということがないようにしたい!反対にパパや祖父母が同行する時は、手が多くなるから安心して何でも持って行けますね。
卒業のきっかけをどう作る?
子供は新しいものや楽しいものが大好き!
まずは三輪車をプレゼントするというのもひとつの手です。三輪車のペダルを自力でこげるようになるのは2歳〜2歳半くらいです。
こげるようになると楽しくて、近くの公園まで乗りたがるかもしれません。押し手がついたタイプなら安全なので、公園まではママがしっかりと押していくことをおすすめします。
また、三輪車がひとりで乗れなくても手押し棒付き三輪車なら折りたためるし、成長したら取り外せて使えるので便利です。多機能な三輪車がたくさん出ているので、一度検討してみてはいかがでしょう。
次は歩いてお散歩に出るのが楽しいということを一緒に感じてみましょう😊
2歳過ぎると赤や青と聞くと指差しができるようになり、3歳になると基本的な色の名前を言えるようになります。
公園までの道のりで、たとえば今日のお題は「一緒に赤色を探してみよう」と歩きながら一緒に赤いものを探していけば、楽しく過ごすことができますよ。
同じように、形、大きさ比べ、文字探しと、成長に合わせて変えることができます。お題探しは無限大! 子供と一緒に楽しんでみましょう。
ベビーカーは「レンタル」「中古品」も視野に入れる
ベビーカーをいつまで使うことになるのかは、ケースバイケースです。
具体的に何歳何か月でベビーカーを卒業するか子供によっても変わってくるので、いつまで必要になるのか判断するのも難しいですよね。
子どもが大きくなると、ベビーカーを大きい子向けのものに交換しなければならなくなるケースもあります。
このとき、新品のベビーカーを購入して、すぐにベビーカーを卒業してしまうと、コストパフォーマンスの悪い出費になってしまうでしょう😭(一番避けたい…。)
そこでおすすめなのが、短期間の利用を想定して、選択肢としてベビーカーを「レンタル」または「中古品を購入する」こと。
短期間の利用で済むのであれば、レンタル料や中古品の購入費用は、新品の購入費用よりもコストパフォーマンスに優れています。
まとめ
ベビーカーによって制限体重や月齢の目安があります。中にはベビーカーが大好きな子もいれば、嫌がる子もいるので、本当に子供によってわかりませんね。
でもベビーカーをいつまで使うかは、子供次第な部分もあるので、3歳になったからといって無理矢理卒業させなくても大丈夫ですよ😊子供の様子や環境に合わせてベビーカーの卒業を見守っていきましょう。