今年も暑い夏がやってきますねー🥵
2023年4月には、すでに最高気温30度を超えた地域もあり、熱中症で病院に搬送された方もおられるほどの暑さを記録しています。(これから夏にかけてどうなるの?!)
抱っこ紐での外出時には、赤ちゃんの熱中症が不安なママさんも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、暑い日に抱っこ紐で安心して外出できるように、保冷材の活用法について解説します。
抱っこ紐用の保冷材の選び方
保冷材は、ホームセンターなどでも販売されており、本当にいろんな種類の商品がありますよね。
しかし、赤ちゃんとのお出かけに使うのであれば、抱っこ紐と合わせて使用することを前提として、最適な保冷剤を探す必要があります。
そこで、抱っこ紐向け・赤ちゃんとのお出かけ向けの保冷剤の選び方について解説します。
冷却期間の長さ
1つ目のポイントは「冷却期間の長さ」です。
保冷材によって、最大まで冷やしてから冷感がなくなってしまうまでの時間というものは、大きく異なります。
1~2時間でぬるくなってしまう保冷剤もあれば、何時間もひんやり感が継続するものまでさまざま。
ここで重要なことは「長ければ良い、というわけではない」という点になります。
なんとなく「ひんやり感が続いた方がメリットがある」と思われるかもしれませんが、冷却時間が長いということはその分だけ赤ちゃんは冷感を感じるということ。
冷やしすぎてしまうと少し冷えたり、場合によっては冷やした部分に「凍傷」のリスクもあります💦
そのため、お出かけ時間に合わせて、持続時間の最適な保冷剤を使い分けることをおすすめします。
なので、複数の持続時間の保冷剤を購入しておき、「今日は何時間くらいで帰れるな」という条件に合わせて最適な時間の保冷剤をチョイスして、赤ちゃんを冷やしすぎないようにしましょうね。
使いやすさ
2つ目のポイントは「使いやすさ」です。
保冷材はその冷却効果が基本的に暑い時期に便利ではあるのですが、使いやすさは保冷剤ごとに異なります。
使いやすさとは?
- ・抱っこ紐に入れやすいサイズである
- ・冷やしても固くならない
- ・水滴がつきすぎない
毎日使うからこそ、こういった利便性も大切❣️
どういった保冷剤であれば使いやすいかを実際の使用シーンを思い浮かべながら考えて、良い条件を満たす保冷剤を見つけて購入してくださいね♪
使いまわしのしやすさ
3つ目のポイントは「使いまわしのしやすさ」です。
一般的に「保冷剤=冷やすだけの道具」というイメージがありますが、実は保冷と保温の両方に対応している商品もあります。
保温にも対応しているタイプであれば、夏は保冷剤として赤ちゃんを冷やしてくれますし、冬は保温材として赤ちゃんを温めてくれるんです。(一つで二役…最高✨)
もちろん、保冷・保温それぞれの商品を買っておくのも良いでしょうが、複数の品物を保管・管理することはなかなか面倒ですよね。
そのため、複数の用途に対応できる保冷剤であればそれ1つだけで複数の品物の役割を担ってくれますので、保管場所にも困りませんし、購入金額も安く抑えられるでしょう。
サイズ
4つ目のポイントは「サイズ」です。
保冷剤にもさまざまなサイズの保冷剤があり、それぞれに使い勝手が大きく異なります。
大きな保冷剤:冷却面積が大きく、冷却できる時間も比較的長い。
小さな保冷剤:ちょっとした隙間に保冷剤を入れ込むことができますし、保管スペースも最小限に抑えられる。
このように、大きな保冷剤も小さな保冷剤もそれぞれ異なるメリットがあります。
価格の安さ
5つ目のポイントは「価格の安さ」です。
保冷剤はさまざまな価格帯がありますが、同じ特徴のある商品であれば少しでも安く購入したいところですよね☝️
赤ちゃん用の保冷剤は、「使用中のもの」「冷凍中のもの」「洗って乾かしている最中のもの」と、複数の場所に必要になることも。
もし、1つしか保冷剤がないと、帰宅後に急に再度外出が必要になった際に保冷剤が冷えていないので困ってしまいますよね。
(使いたい時に冷やし忘れてた…なんてこともあるある😅)
2個以上の保冷剤があるとうまく使い回しができるので、複数の保冷剤を買っておくと便利です♪
複数個の保冷剤を購入する必要がある以上、どうしても購入金額の総額は高くなってしまいます。
なので、少しでも安い保冷剤を見つけておくことで、余計な出費を抑えつつ必要な戸数の保冷剤を確保することができます✨
保冷剤をどこにつける?
抱っこ紐やベビーカーの状態次第ではありますが、保冷剤を「赤ちゃんのどこにつけるか?」つまり赤ちゃんのどの部分を冷やすべきなのかを悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで、①背中②お腹③首それぞれの部位を保冷剤で冷やすことのメリットについて解説します。
赤ちゃんの背中
1つ目の部位は「赤ちゃんの背中」です。
通常、ママさんのお腹側で抱っこ紐を使って赤ちゃんを抱っこする場合、赤ちゃんの背中が外側に向いています。
天気が良ければ、赤ちゃんの背中に直射日光が当たる形になるわけですよね。
そうなると、赤ちゃんの背中側の温度はどんどん高くなってしまいますので、保冷剤を赤ちゃんの背中側に配置することで直射日光による過度な温度上昇に対して対応できます◎
赤ちゃんのお腹
2つ目の部位は「赤ちゃんのお腹」です。
通常、抱っこ紐を使うとママさんのお腹と赤ちゃんのお腹が密着した状態になるため、この部分が暑くなって蒸れてしまうケースも多くみられます。
そのため、赤ちゃんのお腹側に保冷剤を配置することによって、赤ちゃんのお腹が暑くなりすぎるのを避けられ、同時にママさんにとっても快適に赤ちゃんを抱っこできる状態になって一石二鳥ですね♪
ただし、長時間お腹を冷やすことになるとお腹を下してしまう可能性もありますので、あまり長時間の保冷剤の使用については注意してくださいね。
赤ちゃんの首
3つ目の部位は「赤ちゃんの首」です。
首の血管を冷やすことによって全身の体温を下げるという効果を期待できるため、他の部位よりも全身の快適さを赤ちゃんが味わうことができます。
ただ、他の部位よりも保冷剤を閉まっておける部分がない可能性もありますので、赤ちゃんの首を保冷剤で冷やしたいのであれば首カバーなど赤ちゃんの首部分を保冷剤で冷やせるタイプの抱っこ紐を選定してくださいね。
暑い日に抱っこ紐使って外出する際に注意するべきこと
「暑い日に赤ちゃんとお出かけする」ということは、熱中症のリスクがありますのでなるべく避けたいところですが、ずっと家の中に引きこもりっぱなしというわけにもいかないですよね。
保冷剤を持ち歩く
まずは「冷やした保冷剤を持ち歩く」ことです。
すでに保冷剤の使い方については解説していますが、保冷剤を使えばいつでもどこでも赤ちゃんを冷やすことができますので、熱中症対策としても便利なアイテムとなります。
長時間の外出を予定しているのであれば、抱っこ紐の装着する1個だけでなく、複数の保冷剤を冷やしておいてから保冷バッグに入れて外出し、装着している保冷剤がぬるくなったら交換するという使い方もおすすめです。
日傘などで日よけをする
次に「日傘などで日よけをする」ことです。
いくら保冷剤が便利な効果を発揮するといっても、保冷材だけでは限界がありますよね。
基本的に、日なたよりも日陰のほうが涼しいわけですから、日光が強い日には日傘を差したり、日陰で休んだりしながら過ごしてくださいね。
涼しい服装にする
次は「涼しい服装にする」ことです。(シンプルですが…😅大切!)
通気性の良くない服装だと赤ちゃんの服の中に熱がこもってしまい、熱中症のリスクを高めてしまいます。
そのため、通気性の良い素材を使った服装で赤ちゃんが過剰に熱のこもる状態にならないように工夫してあげてくださいね。
赤ちゃんの様子に注意する
次に「赤ちゃんの様子に注意する」ことです。
どれだけ暑さ対策をしても、熱中症のリスクがゼロになるわけではありません。
保冷剤などの暑さ対策をしているから大丈夫!と気を抜きがち💦
暑さ対策をしていても、熱を体に溜め込んだり日差しを浴びていることには変わりありませんね。
暑い日の外出時にはこまめに赤ちゃんの様子を確認しておき、しんどそうな場合はすぐに暑い場所から移動したり休息をとりましょう♪
水分補給を忘れない
次は「水分補給を忘れない」ことです。
暑い日の適度な水分補給は、熱中症対策として重要な行動になります。
どれだけ保冷剤などで暑さ対策をしていても、暑い日の外出時には多くの汗をかいてしまい、体内の水分が減少しすぎると脱水症状や熱中症のリスクが高くなります。
保冷材以外の快適グッズを併用する
最後は「保冷剤外の快適グッズを併用する」ことです。
保冷剤は暑い日の便利グッズとして有名ですが、今ではいろんな保冷グッズがありますね♪
そのため、保冷剤は活用しつつ、他の冷感グッズも併用することで、より高レベルの暑さ対策を実現することをおすすめします。
たとえば
- ・ハンディタイプの扇風機
- ・うちわ
- ・冷汗ケープなど
暑い日を快適に過ごせる携行グッズを持ち歩いておけば、暑さが厳しいタイミングや休憩時に涼しく過ごすことができるでしょう✨
暑い日の抱っこ紐の選び方
暑い日にお出かけするのであれば、暑い日向けの抱っこ紐を選ぶこともポイント!
そこで、暑い日の外出に向いている抱っこ紐について解説します。
着脱しやすいタイプを選ぶ
1つ目は「着脱しやすいタイプの抱っこ紐」です。
暑い日は赤ちゃんがぐずったり、こまめにつけ外しをして休憩を取ることが大切。
その際にさっと簡単に着脱できるタイプの抱っこ紐であれば便利です。
通気性の良い素材の抱っこ紐を選ぶ
2つ目は「通気性の良い素材で作られている抱っこ紐」です。
服装もそうですが、赤ちゃんと密着する抱っこ紐の通気性も、暑い日を少しでも快適に過ごすための重要なポイントになります。
抱っこ紐ごとに使用されている素材は異なりますので、夏場はメッシュ素材が使われているような通気性の良い抱っこ紐でお出かけするようにしてくださいね。
洗濯できる、お手入れしやすいタイプを選ぶ
3つ目は「お手入れしやすい抱っこ紐」です。
暑い日の外出では、赤ちゃんの汗で抱っこ紐が汚れたり汗じみもついちゃいますよね。
冬に比べると、洗濯などのお手入れもしてあげたいもの。
抱っこ紐ごとにお手入れのしやすさや洗濯可能かについても異なりますので、できるだけお手入れしやすい抱っこ紐のほうがオールシーズン使いやすいでしょう♪
まとめ
暑い日に抱っこ紐でお出かけする場合、保冷剤などのグッズを活用することで赤ちゃんが熱中症になってしまうのを避けることが大切です。
保冷剤や抱っこ紐の選び方によって使い勝手や赤ちゃんの快適さは大きく異なりますので、条件に合わせて最適な抱っこ紐や保冷剤、その他の冷感グッズを活用してくださいね。