妊娠中にしんどいつわり・・。つわりは妊娠初期の症状と思っていませんか?
一般的には15週頃には落ち着くと言われていますが、安定期に入っても続く、またはぶり返すという妊婦さんも少なくありません。
- ・15週目以降もつわりが続く
- ・一度終わったのにぶり返した
- ・出産直後までつわりが続く
など個人差が大きいのです😢
「つわり、いつまで続くの?」「安定期なのにまだ気持ち悪い…」そんな悩みを抱えているママへ。
この記事では、安定期以降もつわりが続く原因と、つわりを軽減するための具体的な方法を紹介します。
ストレス、便秘、冷え性など、つわりが長引く原因はさまざまです。それぞれの原因に合わせた対処法を知り、少しでも楽に過ごせるように工夫してみましょう。
また、先輩ママの体験談や、つわり中に食べやすい食べ物、避けるべき食べ物も紹介しています。ぜひ参考にして、つらいつわりを乗り越えてくださいね😢
目次
つわりはいつまで?安定期を過ぎても終わらない?
つわりは、一般的に妊娠初期にあたる5〜6週目頃から、主に妊娠8〜9週頃に最も辛いピークを迎えます。
そこから妊娠中期に差しかかる、15週頃まで続くのが一般的です。
しかし、つわりには個人差が大きく、妊娠15週目をこえてもつわりが続いたり、一旦落ち着いていたのにまたぶり返したり、なかには出産直後までつわりが続く人がいます。
この原因は何なのでしょうか?
つわりが終わらない妊婦さんの特徴4選
妊婦さんほとんどの人は、つわりが15週頃には落ち着くといわれているなかで、それ以降もつわりが続いたり、一旦落ち着いていたものがまたぶり返したり…
つわりが終わらない人の特徴とは?
1.ストレスが溜まっている人
妊娠によるストレスや不安、日々生活する上で心的ストレスが溜まっている人は、つわりが長引きやすい特徴があります。
ストレスは自律神経を乱れさせ、それによってさまざまな不調が出てしまいます。
2.便秘気味・胃腸が弱い人
腸内にガスや便が溜まると吐き気などの症状を引き起こしやすくなってしまいます。
また、胃腸が弱い人や下痢気味の人も、体内の動きが悪くなり、つわりが長引きやすいとされています。
3.多胎児を妊娠している人
双子や、三子以上の妊娠をしている場合は、一人の赤ちゃんの妊娠よりもつわりが酷かったり、長引きやすかったりします。
これは、多胎児を妊娠した時に発生するホルモンによるものとされています。
4.冷え性の人
妊娠中は身体が冷えやすいことが一つの特徴です。
身体が冷えると、血流が悪くなり、むくんだり、身体がだるくなったり、本来の機能が働かなくなってしまいます。
そういった体の不調が吐き気などにつながることがあります。
つわりを軽減する方法5選
「つわりを少しでも軽減したい!」とつわりに悩んでいる妊婦さんへ。つわりを軽減する対処方法5選をご紹介します。
食事は数回に分けて食べる
食事は1回にたくさん食べるのではなく、少量を数回に分けて食べるようにしましょう。
一気にたくさんたべてしまうと、つわりにつながってしまいます。
小分けの食事を心がけるようにしましょう。
また反対に、人によっては『空腹』も気持ち悪くなる原因のひとつです。
空腹にならないように、さっとつまめる食事を用意しておくのもいいですよ。
食べた後は、すぐに寝転がったり、動いたりせず消化できるようにしていきましょう。
ゆったりした衣服を身に着ける
妊娠中は、お腹や足を締め付けないような、衣服・下着を身に着けるようにしましょう。
お腹を締めつけると内臓が圧迫されて気持ち悪くなったり、足を締め付けると血流が悪くなったりしてしまいます。
妊娠中はゆったりとした服装で常にリラックスできるように心がけてくださいね。
消化のいい食事を心がける
脂っこいものや偏った食事は控えて、消化の良い食事を心がけるようにしましょう。
- ・お粥
- ・たまご
- ・白身魚
- ・うどん
- ・青菜
- ・さつまいも
- ・リンゴ、バナナ
上記のものは消化しやすい食べ物の代表的なものといえるでしょう。油を使う焼く、揚げる調理をなるべく避けて、蒸して柔らかくする料理法をお勧めします。
リラックス方法を探す
- ・音楽を聞く
- ・散歩する
- ・友達と会話する
- ・スイーツを食べる
なんでもいいです。ご自身がリラックスできる方法をひとつ持っておきましょう。また、しんどい時は無理をせず横になって、しっかり休息をとっていきましょう。
身体を冷やさない
女性、特に妊婦さんは身体を冷やしやすいです。お腹や首・手首・足首の3点を冷やさないように常に心掛けておきましょう。
あたたかいものを身体に取り入れたり、お風呂にゆっくり浸かったり、常に羽織るものを持っておくことなど対策することをおすすめします。つわりで入浴することが気持ち悪い方は、湯船につかることを避けるか、短時間の入浴を心がけましょう。
こんなときは医師に相談しよう
妊娠の初期症状につわりはよく見られるものですが、安定期に入ってもつわりがひどい場合は一度かかりつけ医に相談してみるのもいいでしょう。
つわりが酷い場合は、体重減少や脱水症状を引き起こすことがあり、危険です。
- ・体重が急激に減った
- ・水分、食事がほとんど摂取できない
- ・1日に何度も嘔吐する
- ・貧血がひどい
- ・おしっこの量が減った
こんなときは早いうちに受診して点滴をうけることをお勧めします。
さいごに
つわりには個人差が大きく、ほとんどつわりがない人、安定期ころから落ち着く人、出産までつわりが続く人、さまざまです。つわりのなりやすい人や原因の根拠はないので対策が難しいところもありますが、少しでも軽減できるようにご自身に合うものをぜひ試してみてください。辛いと思ったときには、医師に相談したり周りの人に相談したりしながら無理のないよう、安心してマタニティライフを過ごしてくださいね。