産後、食欲が止まらない…体重がなかなか戻らない…そんな悩みを抱えているママも多いのではないでしょうか。
「育児で忙しいのにダイエットなんて無理!」「母乳のために我慢したくない!」そんな風に思っていませんか?
でも大丈夫!産後ダイエットは、正しい知識と少しの工夫で成功できます。
この記事では、産後の食欲増加の原因、食欲を抑える食事のコツ、忙しいママでもできる簡単運動、そしてリフレッシュ方法まで、産後ダイエットに役立つ情報を詳しく解説します。
「産後太りを解消したいけど、どうすればいいかわからない…」そんな悩みを抱えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。無理なく続けられる方法で、健康的に産後ダイエットを成功させましょう!
目次
産後の食欲が止まらない理由
産後、食欲が止まらないのはなぜ?「食欲が止まらないなんて異常だ」と思っているママさん。安心してくださいね。ほとんどのママさんが経験し、共感できるもので、正常と言ってもおかしくありません。食欲が増すのには理由があります。
ホルモンバランスの乱れ
女性は生理や妊娠中だけでなく、出産によってもホルモンバランスが崩れやすくなっています。授乳中に満腹中枢を左右する「レプチン」というホルモンや、「エストロゲン」というホルモンの分泌量が増すことによって、食欲が抑えきれなくなることがあります。
育児によるストレス
育児に奮闘中のママさん。初めての育児に不安やストレスは少なからずありますよね。無意識のうちにどんどんストレスが溜まってしまっている場合もあります。美味しい物を食べることでストレス解消できるのも素敵なことですが、カロリーの摂りすぎぎは禁物です。後で解決策を一緒に考えていきましょうね!
母乳によるエネルギー消費
母乳をあげること、授乳は実はたくさんのエネルギーを消費、生産しています。授乳期の母乳量は1日平均約770ml、約500キロカロリーを生み出しているんですね。そう考えると、ママさんのお腹も空くはずです。しっかりと母乳から赤ちゃんに栄養を送るためにも栄養の取れた食事は必要になってきます。
胃の圧迫がなくなった
出産前、お腹のなかの赤ちゃんによって胃が圧迫されてご飯があまり食べられなかった方は、出産後その不快感がなくなり、"食べられるうれしさ"を感じることもあります。また、妊娠中の食事制限や体重管理から解放されて、暴食になってしまうことも・・。食べ過ぎは胃の負担にもなってしまいますので、規則正しい食事を心がけていきましょう。
食欲旺盛な状態はいつまで続くの?
食欲がおさまるのは個人差がありますが、大体産後3~6ヶ月ころの時期だといわれています。
・離乳食を始めたことで母乳をあげる量が減ったきた頃。
・夜泣きが少しずつ減ってきて、ママの睡眠のサイクルが整ってくるとホルモンバランスが整って食事も規則正しくできるようになってきた時。
・育児が少し落ち着いて自分の時間がゆっくりとれるようになってきた時。
このように、母乳の量が減ったり、育児に少し余裕が出てきたときなどに食欲がようやくおさまってきた、と実感されるママさんが多いようです。自然と食欲がおさまってきますが、過食が続いてしまうと、卒乳しても食欲がおさまらない、食べ続けてしまうことがあります。そうなる前に、食事をある程度整えていくことが大切です。
産後太り解決策3選
ただただ食欲を抑えよう!と思っても難しいもの。もちろん、食事制限のなかでもたくさんありますし、ママや赤ちゃんの身体の為に栄養のある食事も欠かせません。ひとつでもご自身に合うものを試してみることから始めてみましょう♪
食事編
たんぱく質を摂ろう
規則正しい食事が一番ベストですが、毎日大変な育児のなかで毎食栄養満点のご飯を食べるのは難しいものです。そのなかでも、満腹中枢がはたらく食べ物があります。それはたんぱく質です。日本人の食事は、平均的にたんぱく質が少ないといわれています。たんぱく質が摂れていないと、満腹中枢が満たされずたくさん食べてもお腹がいっぱいにならない、なんてことがあります。一日に一食でも、たんぱく質を含んだ食事を心がけてみてください。
食べる順番をかえる
血糖値の上昇を防ぐためにも、糖質の低い物から食べていきましょう。野菜や汁物を数口食べた後で、主菜のお肉や炭水化物を食べることで、脂肪の吸収や、血糖値の上昇をおさえてくれます。毎食食べる順番を変えるだけで、痩せた異質になっていきますよ。また、一緒にあたたかいお茶を飲むことで、急激な食欲を抑えてくれます。
一口サイズにして食べる
一口サイズにしてご飯を食べることで、噛む回数が増える、罪悪感なく食べられる、食べる回数が増え量を食べた気分になれる、とメリットがたくさんあります。一度に大量に食事をすることはよくありません。食べるときに、小さめに切ったり、間食に一口サイズのものを用意したりして、"ちょこっと食べ"を意識してみましょう。
低カロリーで美味しいものを
低カロリー=味がいまいち・・なんてイメージを持っている方がいるのですが、そんなことはありません!毎日育児や家事を頑張っているのですとも、スイーツもたまには楽しみたいですよね。今ではネット通販やコンビニエンスストアでもオーガニック食品や低糖質スイーツなどがたくさんあります。罪悪感を感じたくない、甘い物を食べてリフレッシュしたい!そんなときは我慢しすぎずに、低カロリーで美味しい物を探してみるといいですよ。
運動編
家事でダイエット
1日家に居ると言っても、ママは赤ちゃんを抱っこしたり、ご飯を作ったり、洗濯物をしたりと、お仕事はたくさん!家事を運動と思うと、少しやる気になるのではないでしょうか?お風呂掃除や階段の上り下りもやるのとやらないのでは大違いです。ちょっと家事を頑張ってカロリー消費を目指してみましょう。
YOUTUBEでダンス
今、YOUTUBEなどでたくさんストレッチやダンスをするエクササイズ動画が流行っていますね。身体を大きくリズミカルに動かすものから、座ってできるもの、ヨガなど種類は様々です。一日の10分~15分、赤ちゃんが寝た隙に、お風呂上がりに、身体を動かしてみるとリフレッシュになり、気持ちよく運動できるかもしれません!
子どもと一緒にお散歩
子どもとのお散歩を日課にしてみてはいかがですか?家で丸一日すごそうと思うとなかなか時間が経たなかったり、何をして遊ぼう?と迷ってしまうことがあります。1日30分~1時間お散歩をしたり、外で遊ぶことは赤ちゃんだけでなく、ママのリフレッシュにも繋がります。お天気の良い日は、ぜひお外で日光や気持ちいい風を浴びてリフレッシュしてみましょう。
リフレッシュ編
皆さんの好きなことはなんですか?育児の疲れやストレスを食事以外で発散できるものを一つもっていると、大きな強みですよね!人と話をする、編み物をする、映画を見る、植物を育てる、美味しいコーヒーを淹れるなど何か息抜きできるものを見つけてみましょう。子どもが寝た時間などにひとり時間を有意義に過ごしてみてはいかがでしょうか♪
マイルールを決めよう
対策についていかがでしたか?制限しようと思いすぎずに、別のことに転換して「○○してみよう」「これならできるかも」というものが一つでもあったら嬉しいです。もちろん、目標もやり方も人それぞれで、自分に合う合わないもあります。マイルールを決めたり、できそうなものを一つ継続してみたりして実践してみてくださいね。そして、頑張りすぎずに、いつも頑張っている自分にご褒美もあげながら楽しく過ごしていけますよう応援しています!