赤ちゃんのお肌はツルツル、スベスベでつい触りたくなっちゃいますよね。しかし、キレイに見えるお肌も実はとってもデリケートで保湿してあげることが大切です。保湿することで赤ちゃんの肌もさらに綺麗になるだけでなく、外の刺激からも守ることができますよ。方法や効果についてみていきましょう。
目次
赤ちゃんの保湿の効果は?
赤ちゃんのお肌は一見キレイに見えますが、薄くてとてもデリケートであることが特徴です。赤ちゃんの肌の薄さはなんと、大人の約半分ともいわれるほどです。クリームをたっぷりと塗って全身を保湿してあげましょう。保湿することで、肌の潤いをキープするだけでなく、肌のバリア機能を高める役割もあります。
生まれたての赤ちゃんに、保湿クリームを塗ることに心配する声も聞かれますが、出生直後から保湿することでアトピー性皮膚炎のリスクも下がるという研究結果があります。
これは、保湿クリームを塗ることで、肌のバリア機能を高め、アレルゲンの物質が赤ちゃんの皮膚に浸入するのを防ぐからです。
いつから保湿をはじめる?
保湿を始める時期ですが、生まれたての赤ちゃんからたっぷり保湿してあげましょう。
生後まもない赤ちゃんの肌は、一時的に皮脂が分泌している状態で、乾燥しているようには見えないかもしれません。しかしその時期を超えると、皮脂の分泌も減り、沐浴することによってもお肌がとても乾燥しやすくなります。
保湿は大人がするもの、というイメージがありますが、赤ちゃんの時期から保湿することは大切です。「早すぎる」ことはありませんので、生まれた頃からしっかり保湿してあげてくださいね。
保湿クリームを塗るタイミング
保湿クリームは1日2~3回ぬれるのがいいですが、保湿する前にまずお肌を清潔にすることが鍵です。
汗をかいた状態の肌に保湿クリームを塗っても、効果がないだけでなく、かえって肌の状態が悪くなったり湿疹が出たりします。お湯で流すだけでなく、沐浴で赤ちゃん用の石けんを使ってキレイに体を洗った後に、保湿クリームでケアするようにしましょう。
沐浴後はなるべく5分以内に保湿してあげることで、乾燥するのを防ぐことができますよ。
保湿するときのポイント
保湿するときのポイントについていくつかまとめてみました。せっかく時間をかけてケアするのですから、方法を知って効果的なケアにしましょうね♪
体全身にしっかり塗る
保湿クリームの塗り方ですが、乾燥している部分だけに塗るのではなく、体全体に塗るようにしましょう。乾燥しているように見えない部分でも、実は乾燥気味になっていたり、肌のバリア機能が低下したりしていることもあります。十分に塗って保湿してあげましょう。
また、こするように塗りこんでしまうと、肌を傷つけたり塗りムラができたりしてしまうため、摩擦せずにクリームを使って優しく肌をなでるようにケアしましょう。少し肌がべたつくくらいまで塗って大丈夫ですので、たっぷりとクリームを使ってくださいね。
季節によって使い分ける
季節によって保湿ケアに使うものを変えると赤ちゃんも喜んでくれることでしょう。夏はサラッとしたベタつかないものを使用したり、冬にはしっとりと脂分が多いクリームや軟膏を使用したりするようにしましょう。オイルやローション、クリームなど色んな種類がありますので季節や赤ちゃんの肌の状態によってかえてみてくださいね。
赤ちゃんの肌に合ったものを
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。赤ちゃん用の保湿クリームでも、アレルギー性の子どもや、敏感肌の子どもに使うときには特に注意が必要です。成分を見たり、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつぬっていきましょう。塗ったあとに、赤みが出たり、湿疹が見られたりしたときにはすぐに使用をやめてかかりつけ医に受診するようにしてくださいね。