「うちの子、でべそが気になる…」そんな風に思っているママやパパは多いのではないでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんのおへそがぽっこり出ていると、心配になりますよね。
実は、多くの赤ちゃんは成長とともに自然とでべそが治っていきます。
でも、「早く治したい」「何かできることはないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
この記事では、助産師のゆきさんに、でべその原因や治る時期、家庭でのケアについて詳しく教えてもらいました。
でべそを無理に治そうとするのは危険な場合もあるため、正しい知識を身につけることが大切です。
この記事を読めば、でべそに対する不安が解消され、安心して赤ちゃんの成長を見守ることができるはずです。
ぜひ最後まで読んで、赤ちゃんの健やかな成長をサポートしてあげてくださいね。
目次
でべそはへその緒を切る人によるって本当?
それはうそです。まったく関係ありません。
でべそは筋肉量によるものです。
(臍ヘルニアの場合もありますので健診の際に一度医師に相談することをおすすめします。)
では筋肉の少ない赤ちゃんがでべそになるということですか?
一概にそうとは言えませんが、赤ちゃんは筋肉が未発達で、おへそがついているとこから内臓が飛び出ているように見えてしまいます。
また、目には見えない赤ちゃんのおへその奥の部分の大きさなどにも関係してきます。
自分の子どもがでべそだと、将来のことを考えて心配になったりします・・・。
生れたての頃はでべそであっても、1歳ごろになると筋力もついてきて、ほとんどの子どもの場合、少しずつ自然ともとの位置へともどっていきます。
また見た目は少々気になるかもしれませんが、それ以外に特に身体の異常や健康を損ねることはありませんので安心してほしいと思います。
そうなんですね。でべそを圧迫すると早く治りますか??
いいえ、個人の判断ででべそ部分を圧迫することは大変危険ですのでやめておいてください。テープによってかぶれたり、皮膚が伸びてしまったりする場合があります。
かかりつけ医に相談してガーゼを当てるなどの指示をうけてくださいね。
そのほかに早く治る方法ってあるんですか?
でべそは筋力がついてくることによって治ることが多いので、寝返りをしたり、自分でコロコロ転がったりして体を動かせるように促すのもひとつの方法です。
おかあさんも一緒に転がったり、おもちゃを使っていろんな動作を誘いかけてみたりしながら、ぜひ一緒に身体を動かして遊ぶといいですね。
特にこれをしなければいけない、ということはないんですね。これを聞いておかあさんたちも安心できるかと思います(^^♪
そうですね。日常生活の中で身体を動かしながら、様子を見ていくといいですよ。おかあさんも最初は心配と思われるかもしれませんが、赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。心配な場合は、健診の際にかかりつけ医の先生に相談してみるといいですよ。