おっぱいの大きさの左右差はみんなありますよね。しかし、妊娠中、授乳中は特に大きさの左右差が激しかったり、胸が張ったり母乳が出る量も左右で異なってくるので不安に思うお母さんも多いのでしょう。今回はそんなお悩みを解消するために助産師さんに聞いてみました。
目次
おっぱいの大きさに左右差があります
左右でおっぱいの大きさを見比べたときに、差があるのは珍しいことではありません。大人、子どもにかかわらず、
・心臓がある側が大きくなる
・姿勢やゆがみなどの身体のバランス
・ホルモンバランスの影響
によって左右のおっぱいの大きさは異なってきます。特に妊娠したり、授乳中はその差が目立つこともありますが、心配しすぎる必要はありませんよ。
母乳の出方も左右によって違う?
授乳中、おっぱいの大きさだけでなく、母乳の出る量や出方も違ってきます。
・左右どちらかだけ胸が張る
・母乳の出る量に差がある
・赤ちゃんが片方しか飲もうとしない
このようなことが続いてしまうと、胸が張ったり、乳腺炎の原因になったり、おかあさんも悩んでストレスを抱えてしまうのではないでしょうか。授乳中は特に、ほとんどのおかあさんがおっぱいトラブルに悩まされています。対策について考えていきましょう。
対策を考えていきましょう
母乳の出方に左右差があるのもよくあることです。なるべく、左右のバランスを整えていけるように心がけてみてくださいね。その悩みが少しでも軽減できるように対策をとっていきましょう。
母乳が出にくい方を積極的に吸わせましょう
母乳を吸わせる回数を増やすと母乳はよく出るようになります。どちらか出にくい方のおっぱいを赤ちゃんにたくさん吸ってもらうようにしましょう。ホルモンの分泌によって、母乳が少し出やすくなりますよ。
ただ、赤ちゃんもお腹がすいているときに、おっぱいが出にくいと機嫌が悪くなってしまいますよね・・。よく出る方のおっぱいを吸ったり、ミルクを飲んだりして少しお腹の空きが落ち着いたタイミングで、出にくい方のおっぱいをあげてみてくださいね。
出すぎる場合は間隔をあけましょう
左右どちらかだけ、母乳が出すぎてしまうこともあります。母乳が出すぎると、母乳がどんどんつくられ、たまりやすくなり乳腺になる可能性が高くなります。母乳が出すぎている場合は、もう片方のおっぱいを吸わせるようにしたり、間隔を4時間ほどしっかりあけるようにしながら様子をみていきましょう。
解決しない場合は相談、受診を
自分でできるケア、対策をしてもなかなか改善されないこともあります。悩んだり、痛みを我慢するのではなく、まずはかかりつけ医や助産師さんに相談、受診をするようにしましょう。助産師さんにケアしてもらうだけでなく、話を聞いてもらうことで少し安心するかもしれませんよ。一度試してみてくださいね。