「うちの子、ハイハイしないけど大丈夫?」そんな悩みを抱える方もいらっしゃると思います。
実は、ハイハイは赤ちゃんの成長・発達に欠かせない大切なステップ。
ハイハイを通して、全身の筋肉や体幹を鍛え、バランス感覚を養い、脳の発達を促します。
ハイハイをしないまま歩き始める子もいますが、焦る必要はありません。
赤ちゃんのペースに合わせて、見守ってあげてください。
もしハイハイをしないことに不安を感じているなら、この記事を読んで安心してくださいね。
この記事では、ハイハイの重要性、ハイハイしない場合の影響、そしてハイハイを促す方法について詳しく解説します。
ハイハイについて学んで、安心して赤ちゃんの成長を見守れるようにしましょうね♪
目次
ハイハイが大切な理由
身体全身の筋肉を鍛える
赤ちゃんは身体全身の筋肉を使いながら、ハイハイしています。大人も一緒にハイハイしてみると分かるんですが結構きついです!
手足の筋肉だけでなく、肩、首、背筋、腹筋を使って始めてハイハイすることができます。赤ちゃんにとって筋肉を十分に使うことは重要です。丈夫な体づくりをしていきましょう!
身体の体幹を鍛える
ハイハイすることによって、筋肉を鍛えるだけでなく左右のバランス感覚が育ち、体幹を育てます。体のバランスが悪いと、こけやすくなったり、筋肉が思うように動かせなくなったりするのでこのハイハイ期にしっかりと体幹を鍛えましょう!
脳の運動
ハイハイしているときは、手と足の筋肉を動かしたり、同時に動かすことで脳に刺激を送っています。歩くときには、無意識に手の筋肉を使うことはあまりありませんよね。
また、協応動作をしていることになります。饗応動作とは、手足を一緒に動かすこと、手と首を一緒に動かすこと、目と手を一緒に動かすことなどで、この時期に土台をつくっているともいえますね。
もしハイハイをあまりせずに歩けるようになると
個人差がありますが大体1歳前後から、早い子どもは10カ月ほどで歩けるようになります。ハイハイ期が短く、あまりハイハイしないまま歩けるようになってしまうのも少し心配です。
- ・よく転ぶ
- ・転んで怪我をしやすい
運動能力の低下や、バランス感覚が整っていないことから上記のようなことが起こりやすくなってしまうのです。
早く歩こうとしなくて大丈夫
赤ちゃんがはじめて立ったり、歩けるようになったりする瞬間はパパママにとってもとても嬉しい瞬間ですよね。だからといって、歩くことを急いで促したり、心配したりする必要はありませんよ。今回お話したようにハイハイ期は赤ちゃんの成長・発達にとって大切な時期です。思う存分にハイハイさせてあげましょう♪
もしハイハイをあまりせずに大きくなったら・・
特にお母さんが歩くことを急いでいなくても、赤ちゃんが早くにつかまり立ちをしたり、歩いたりすることはもちろんあります。そんなときは、歩いてからでも大丈夫です、たくさんハイハイさせてあげましょう。歩くことができるようになっても、ハイハイすることで筋肉の発達やバランス感覚を育てることはできます。広い空間をつくったり、パパママも一緒にハイハイしたりして遊んでみましょう♪お部屋でなかなか広い空間をつくることは難しいかもしれませんが、周囲に危ないものはないか確認してハイハイ遊びを一緒に楽しみましょう。