育児のお悩みの中でも多い夜泣きについて。『覚悟はしていたものの、こんなに大変なの?』『いつ夜泣きは落ち着くの?』とほとんどのお母さんが一度は頭を抱えているのではないでしょうか?みなさんは赤ちゃんの夜泣き、どう対処していますか?何をしても泣き止まない、、そんな風に悩んでいるお母さんに確認してほしいことがあります。今日はそれを紹介します!少しでもお役に立てますように。
目次
お腹空いていない?
赤ちゃんは昼夜関係なくミルクを3時間おきに飲みます。大人は夜、寝ていてお腹を空かせて起きることはほとんどありませんが、赤ちゃんはそうはいきません。夜中だろうがお母さんが寝不足であろうが容赦なく夜泣きをしてはお母さんに知らせています。最終授乳時間を確認して3時間程度空いているようであれば授乳しましょう。2時間しか経っていなくても、授乳量が少なければ、起きてくることもあります。
楽育アドバイス
夜中に授乳するのはお母さんも大変..。完全母乳であれば搾乳しておいたものを、ミルクの場合は寝る前に大体の授乳時間を予想して一回分は作り置きしておいたり、スティックタイプ状(一回分)のものを用意しておくと少しは楽になるかもしれません(*^^*)
おむつ濡れていない?
おしっこでおむつが濡れていて気持ち悪いのかもしれません。おしっこだけでも、2~3回分となるとだいぶ重みや不快感を感じるでしょう。また、おむつ替えをすることで、赤ちゃんの“お股かぶれ”を防止することもできますね!おむつをかえて気分をすっきりさせてあげましょう。
お部屋暑くない?寒くない?
赤ちゃんの眠るお部屋の温度、大人の温度に合わせていませんか?赤ちゃんの心地いい室温、湿度に設定しましょう。赤ちゃんが寝るお部屋の温度は、大体夏なら25〜27度、冬は19〜22度くらいといわれています。暑すぎたり、寒すぎたりしないよう、調節してあげてくださいね。また、エアコンの風が直接当たらないよう風向も調節しましょう。昔は、エアコンをつけっぱなしにして寝ないように、とよく言われていましたが、最近は暑すぎてエアコンなしでは、とてもじゃないですが寝られませんよね。適切な温度設定で大人も赤ちゃんもぐっすり寝られますように。
また合わせて衣服や布団の調節もしてあげてくださいね。首元が苦しくないか、顔に衣類が覆っていないか、やわらかい素材であるかなどもチェックしてみましょう!
赤ちゃんの睡眠は浅い?
赤ちゃんはまだまだ深い睡眠をとることが難しい時期です。
・昼夜の区別がついていない
・体内時計が未熟である
・睡眠のサイクルが短い
こういった理由で赤ちゃんは眠りが浅く、すぐ起きちゃいます。大体1歳前後で落ち着いてくるといわれています。赤ちゃんが夜泣き真っ最中のお母さんは、辛いと思いますが終わりはやってきます。1年の間だけ、と思いながら頑張って乗り越えましょう。1~2歳になると、週1回、月に数回とい頻度に下がり、5歳くらいになってくると、大人と同じような睡眠のサイクルになってくると言われています。赤ちゃんの睡眠のサイクルや性質を理解しておくだけでも少しは気持ちが楽になるかもしれませんね。
日中の刺激の影響かも?
日中、人に会ったり新しい場所に行ったり、悲しいことに限らず沢山刺激を受けた日には夜泣きしやすくなります。赤ちゃんは繊細でいろんな刺激を受けやすいものです。1日頑張った赤ちゃんにたくさん寄り添ってあげましょう。
ストレスがある?
脳の刺激だけでなく、赤ちゃんは日常生活の中でストレスを感じやすくそれが夜泣きに表れることもあります。スキンシップを求めているかもしれません。最近夜泣きがひどいな、、と感じたときには一日の生活リズムを見直したり、たくさんスキンシップをとったり、ゆったり過ごす時間をつくったりしながら赤ちゃんの様子を見守ってみましょう。
寝言の可能性もあるよ
実は、寝言で「ふわぁーん」とひと泣きすることがあります。赤ちゃんも夢を見たり寝言を言ったりするんですね。この時に、『夜泣きしている!』と慌てて抱き上げて、逆に目が覚めてなかなか寝なくなった..こんな問題も少なくありません。赤ちゃんが睡眠中に泣いたときは、一度そばでトントンしたり、顔や体をなでたりして再度入眠できるよう寄り添ってみてください。夜泣きと寝言を見分け、最初が肝心です!泣き止まないときは、寝言ではありませんので、抱っこしてあげてくださいね。
さいごに
夜泣きのチェックポイントをご紹介しましたが、赤ちゃんは夜泣きをします!この時期は赤ちゃんもなかなか眠くても眠れなかったり、すぐに覚醒してしまったり、赤ちゃんもお母さまも少し難しい時期でしょう。お母さまも寝不足になると体調を崩しやすくなってしまいます。隙間時間で少しでも横になったり、ご家族に頼ったりしながら無理しすぎないでくださいね。