日本では、一般的に妊娠5ヵ月に入った最初の戌(いぬ)の日に腹帯(はらおび)を巻き、「安産祈願」をする風習がありますよね😊
安全祈願とは
- ・実際に何をするのか
- ・いつ行くのか
- ・行く時期
- ・服装
- ・持ち物
詳しく分からないプレママさんも多いのではないでしょうか。出産を控えているママさん、ぜひ参考にしてくださいね✨
目次
安産祈願とは
安産祈願とは、安産を祈ってお祝いする儀式のことをいいます。この風習は日本で古くからあり、「帯祝い」ともいいます。
儀式とはいってもかたい、形式張ったものではないので安心してくださいね。神社へのお参りだと考えていいでしょう♪行く時期や、場所などは特に決まっていませんので、この記事を参考に、ご家庭で話し合って決めてみてくださいね。
安産祈願(帯祝い)に行って何をする?
安産祈願へ行った際、実際に何をするのか解説していきます。
安産祈願の一般的な流れは、
①ご祈祷申し込み→②お祓い→③ご祈祷→④授与品を受け取るになります。
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1ご祈祷申し込み
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2お祓い
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3ご祈祷
神主が祝詞をあげていただきます。軽く頭を下げながら聞きましょう。最後は「二拝二拍手一拝(二拝二拍手一礼)」で終了です。ご祈祷時間15分~20分くらいが一般的です。
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4授与品を受け取る
安産祈願は「お参りだけ」でもいい?
安産祈願でお祓いやご祈祷をしなくても、安産祈願の神社にお参りするだけでも問題ありません。
妊娠中は、体調が崩れやすかったり、天候や季節によって安産祈願に1時間かけるのが難しい場合もあります。
【戌の日】安全祈願に行く時期はいつ?誰と行く?
安全祈願に行く時期は、一般的には妊娠5ヵ月にはいった初めの「戌の日」に行くというのが風習でした。
なぜ戌の日なのか?
戌(犬)は多産でありながらお産が軽いことから「安産の守り神」として親しまれてきたからです。これにちなんで、戌の日に安産を願う「帯祝い」という安産祈願が定着したといわれています。
ですが、必ずしもこの日にいけなければならない、というものではありませんので、焦らないでくださいね。大体つわりや体調が落ち着いてきた妊娠5ヵ月ころに、計画してみるといいですよ。
もし日程が合いそうであれば「戌の日」で日程調整してみましょう。
12日に1日おとずれる「戌の日」に行くのが良いとされているのは、戌(犬)はお産が軽くたくさん産むことから「安産の守り神」として親しまれてきたからです(諸説あります)。
安産祈願は誰と行く?
安産祈願は誰といくのか?特にこれについても決まりはありません。ご夫婦で行かれたり、ご新婦のお母様と二人で行かれる方が多いようです。
ですが、お仕事の都合で合わない、なんてこともありますよね。ママ一人で行くこともあるかもしれません。家族で話し合って決めましょう。
また、ママさん一人で行く場合は、必ず体調の良いときに行くようにしましょう。何かあった際に連絡が取れる人を確認しておくのも安心ですね。
安産祈願は「戌の日以外」でも問題ない?
安産祈願は、縁起の良さから考えると「妊娠5か月以降の戌の日」が良いとされていますが、どうしても都合がつかないということもあるでしょう。
妊婦のママは体調が気になりますし、パパは仕事の都合がつかないこと言うケースも多いです。
できれば戌の日に合わせるのが縁起のよさでも良いわけですが、どうしても都合が悪ければ戌の日以外でも問題ないとされています。
戌の日以外ですと、暦をみると「中段」という列があって、この中段の列の「たつ」「みつ」、「なる」のいずれかに当たる日が安産祈願および腹帯を着ける日に良いとされているのです。
これらに該当する日は月に6~8日あり、戌の日よりも都合を合わせやすい(戌の日は月に2~3回)ので、これを参考に安産祈願を計画するのも良いでしょう。
安産祈願はどこにいく?お宮参りの参拝先の決め方
お宮参りの参拝先は、安産祈願をしてくれる神社・お寺を探すようにしましょう。
たいていの場合、安産祈願をしてくれるところが多いですが、予約が必要な所や、有名な場所は混むので1時間以上待つ場合があるので行く前にチェックしておきましょう。
また、参拝先の決め方として、
- 階段が多くないか
- 駐車場はあるか/駅から近いか
なども確認しておくと安心ですよ。
場所にこだわりたい場合は「お住いの住所_安産祈願_おすすめ」で検索すると、安産祈願におすすめの神社などを調べることができますのでぜひこちらからチェックしてみてくださいね👆
安産祈願時の服装と持ち物(初穂料)をチェックしよう
行き先が決まったら、服装や持ち物について準備していきましょう◎
服装
安全祈願に行く服装は、まずお母さんが楽な服装を選ぶようにしましょう。お腹を締め付けないもの、身体を冷やさないことが大前提です。
そのうえで、少し”きれいめ”を意識するといいですよ。シンプルなワンピースや、持っているなかでもきれいめのマタニティウェアを着用しましょう。派手すぎる、露出が多い、カジュアルすぎるものを避ければあまり気にしすぎる必要はありません。
また、裸足は控えストッキングや靴下を着用するようにしましょう。
男性でしたらスーツスタイルがベターです。
持ち物
安産祈願に行く際の持ち物は下記の通りです。
- 初穂料
- お賽銭
- 腹帯(神社でいただく場合には、その代金)
- 手提げ袋
- 母子手帳
母子手帳は何かあった際に備えて、常に持ち歩いて準備しておくことをおすすめします。腹帯をどうするか、神社にも用意があるかなど予め参拝先に確認しておくようにしましょう。
初穂料
祈祷料として参拝先に支払うお金のことを初穂料と言います。
初穂料の相場は大体5,000~10,000円が一般的と言われています。初穂料は、のし袋(紅白の蝶結びの水引)に包んで、表に「初穂料」、下に夫婦の姓を書いて渡すのが一般的なものです。参拝先のHPや電話をして、予め確認しておきましょう。
まとめ
安産祈願で大切なのは、「出産時の母子の健康を祈る」という気持ちです😌行く時期や、行く場所などの風習にこだわりすぎず、体調と相談しながらいける範囲で決めるようにしましょう♪
ぜひ安産祈願をして、元気な赤ちゃんをご出産されてくださいね。