赤ちゃんの口に直接触れる哺乳瓶は、衛生面には気を付けなければなりません。昔ながらの煮沸消毒という方法もありますが、けっこう面倒ですよね💦
今では電子レンジでチンするだけ、錠剤を入れて付けておくだけと簡単に消毒できる方法があります。
そこで今回、
・哺乳瓶消毒はなぜ必要なのか
・哺乳瓶の消毒方法
・おすすめの哺乳瓶消毒グッズ
を紹介していきます!
哺乳瓶の消毒が必要な理由って?
洗剤を使って哺乳瓶を洗雨だけでなく、なぜ、消毒が必要なのでしょうか。
哺乳瓶の消毒が必要な理由
空気中には、目に見えない細菌やウイルスがいっぱいです。ほこりと共に浮遊しているものもあります。
洗ったつもりになっている哺乳瓶には、洗剤で落としきれない食中毒を引き起こす雑菌も付いている可能性があるのです。
さらに、細菌が繁殖しやすいジメジメした梅雨、夏の暑い時期にも注意が必要です。赤ちゃんのミルクだけでなく、哺乳瓶はいつも清潔にしておきましょう。
赤ちゃん用ミルクは栄養価が高く、赤ちゃんが成長するために必要な栄養がたくさん含まれています。そのため、哺乳瓶にミルクがほんの少しだけ残っていたとしても雑菌が大繁殖してしまうのです。
消毒しないで洗っただけで使ってしまうと雑菌を赤ちゃんに与えてしまうことにもなるのです。
哺乳瓶の消毒はいつまで必要?
具体的に哺乳瓶の消毒はいつまで行えばいいのでしょうか。
6カ月頃までが目安
生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が低いのですが、一般的に生後6カ月を過ぎた頃には十分な免疫力がつくと言われています。
ですから、哺乳瓶の消毒は6カ月頃までを目安に行うことをおすすめします。
ちなみに、「ピジョン」は生後3~4カ月頃まで、「ミルトン」は1歳までを推奨しています。
もちろん、哺乳瓶は清潔に保つことが基本。生後6カ月頃なら、洗剤でよく洗ってしっかり乾燥すれば問題はありませんよ。(少しママさんも楽になりますね♪)
ただ、食中毒の危険がある雨季、真夏、赤ちゃんの体調がすぐれないときなどは念のために、消毒することもおすすめ!(さらに安心、といったところ。)
消毒を止めるのは生後6カ月~1歳くらいの間で、様子を見ながらしていきましょう♪
3つの哺乳瓶消毒方法
哺乳瓶の消毒方法は以下の3通りがあります。
- ・煮沸消毒
- ・レンジ殺菌
- ・消毒液
煮沸消毒
熱湯を使った煮沸消毒は昔からよくやる方法です!
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1大きめの鍋にお湯を沸かし、その中に哺乳瓶を入れて沈めます。
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2煮沸後は清潔な布かキッチンペーパーの上で乾かします。
ただし、ガラスの哺乳瓶は、沸騰したお湯に急に入れると割れる恐れがあるので、水から入れるのがポイント。沸騰してから10分煮沸します。
プラスチックの哺乳瓶や乳首などの部品は長く煮沸してしまうと、ゴムが伸びたてしまったり、破損したりする恐れがあるので、短めに。このように煮沸消毒は材質によって煮沸時間が違うので注意しましょう。
煮沸消毒は大きな鍋さえあればできる消毒方法ですが、ヤケドなど思わぬ事故につながる恐れがあります。特別な機材もいりませんし、かかるのはガス代ぐらいと、さほどコストがかからないのがメリットです。
レンジ消毒
レンジ消毒専用の容器に水と哺乳瓶を入れて、レンジでチンするだけと簡単です。
時間やワット数は専用ケースによって違ってくるので、確かめてから行うようにしましょう。レンジ消毒は短時間で消毒が可能、消毒中その場を離れれてもいいのがメリットですね。
その上、レンジと専用ケースがあれば、お出かけしても手軽に消毒できる点も魅力。ただし、哺乳瓶がレンジ対応可能かどうかは確認してからにしましょう。
レンジ消毒は3つの哺乳瓶消毒方法の中でコスパもよく、最も手軽な方法です。レンジ消毒専用ケースは、そのまま保管ケースとして使える便利なタイプもありますよ。
消毒液
市販の薬液に一定時間漬け込んで待つだけで消毒ができます。煮沸消毒やレンジ消毒はヤケドする恐れがありますが、消毒液なら心配もありません。さらにガスや電気を使わずに済むので経済的ですね。
規定の使用量を守るだけと簡単ですが、漬け込み時間がかかるので、急いでいる時には向きません。さらに定期的に薬剤を購入しなければならずコスパが悪い点もデメリットです。
哺乳瓶を消毒する時のポイント
消毒するときには、まず哺乳瓶の素材のチェックから始めましょう。
- ・煮沸消毒
- ・レンジ消毒
- ・消毒液
自分の消毒したい方法が使えるかどうかは哺乳瓶の素材次第です。乳首部分と哺乳瓶本体の素材は別ですから、それぞれのパーツの確認も必要になってきます。
消毒する場合、事前に哺乳瓶は洗剤で洗っておきます。プラスチックならプラスチックびん専用のスポンジブラシを、ガラスなら専用のブラシを使って洗いましょう。
乳首部分は洗いにくい形をしていますが、柔らかい細長いブラシなどを使えばきれいになります。素材に合った洗い方で洗い上げることを心がけましょう。
おすすめ哺乳瓶消毒グッズ7選
MiltonCP/ミルトン
(https://item.rakuten.co.jp/sundrug/4987060006769/ 楽天市場より)
計量不要で簡単消毒
赤ちゃんの誤飲を防止するチャイルドプルーフシート採用
哺乳瓶はもちろんのこと、赤ちゃんの口に触れるものをまとめて除菌できます。しかも4Lに2錠を溶かすだけと簡単。小さな子供の誤飲事故を防止するために、手で開封しにくい「チャイルドプルーフシート」採用。錠剤タイプだから、まとめ買いをしても場所も取りません。手軽に消毒がしたい方におすすめの商品です。60錠入りでお得です。
タイプ | 薬剤タイプ |
サイズ | 140×75×40mm |
加熱時間 | - |
除菌じょ~ずα/コンビ
(https://item.rakuten.co.jp/fines-f/4972990148658/L 楽天市場より)
まとめて3本消毒・保管
水を入れて、電子レンジで5分チンするだけと超簡単にできます。薬液除菌と違ってすぐ除菌が終わるので便利です。一度に3本まとめて消毒ができ、終わったらさらにそのまま保管ができるので衛生的。
小物用の仕分けケースもついているので、哺乳瓶や搾乳機などの小さなパーツも一気に除菌できます。使い終わったらすぐにチンしておけば、次はラクに使うことができますよ。
タイプ | 加熱タイプ |
サイズ | 幅25.3×奥行12.5×高さ20.5cm |
加熱時間 | 5分 |
はじめてのMiltonセット/ミルトン
(https://item.rakuten.co.jp/izai-heart-p/19740009402a0001/ 楽天市場より)
植物性成分だから安心安全
ミルトン専用容器4L、Milton CP60錠、洗剤Milton本体、洗剤Milton詰め替え用が入ったセット。無香料・無着色・無リン、さらに植物性成分だから赤ちゃんが口にするもの全てに使えるのが便利です。
哺乳びんを洗って、溶液を作り1時間以上つけておきます。それだけで消毒ができる簡単さも忙しいママさんには助かりますね。
タイプ | 薬剤タイプ |
サイズ | 幅25.3×奥行き23.9×高さ26.6cm |
加熱時間 | - |
電子レンジ消毒器/西松屋
(https://item.rakuten.co.jp/nishimatsuya/4903320988507/ 楽天市場より)
外出先でも手軽に消毒
哺乳瓶1本を手早く除菌できます。コンパクトなので小さな電子レンジはもちろん、外出先に設置されているさまざまなタイプの電子レンジでも使えるのが便利です。
旅行や帰省の時にもバッグにさっと入れられてかさばりません。
タイプ | レンジ加熱タイプ |
サイズ | 21×12×13.5cm |
加熱時間 | 3分 |
3WAY哺乳瓶消毒ケース/レック
(https://item.rakuten.co.jp/toysrus/691228100/ 楽天市場より)
レンジ加熱・薬液消毒・保管まで
薬液消毒・電子レンジ消毒・保管まで行える、3WAY仕様の消毒ケース。レンジタイプと消毒液タイプのどっちを選ぼうか迷っている人におすすめです。
また、使っているうちに使用頻度が変わっても、対応できるので便利です。消毒後は、かごを引き上げるだけと水切りも簡単。哺乳瓶のほか、おしゃぶりやコップなどの除菌もできますね。1度に哺乳瓶3セットまで入ります。
タイプ | レンジ加熱タイプ |
サイズ | 24×13.5×19cm |
加熱時間 | 5分 |
哺乳びん・二プル消毒専用容器/ビーンスターク
(https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/r000275000014/ 楽天市場より)
スリムなサイズ
哺乳瓶6本まで収納できる大きめな消毒専用容器なので、数回分をまとめて消毒したい人におすすめ。付属のトングはフタに収納できるので、ジャマになりませんし、衛生的に保管ができるのも便利ですね。
メモリが付いているので水の量をいちいち計ることなく使えます。使いやすい4リットルの容器でおとしぶた、専用トング付きです。
タイプ | レンジ加熱タイプ |
サイズ | 247×158×257mm |
加熱時間 | - |
おでかけ消毒ケース/チュチュ
お出かけしてもチンで簡単消毒
帰省や旅行に行く時に便利に使える消毒ケース。水を入れてレンジでチンするだけなので、簡単に消毒ができます。小さいのでかさばることなく、バッグに入れられますね。
赤ちゃんの口に直接触れるものはいつでも清潔に保ちたいものですが、お出かけする時に気軽に持って行けるのがうれしいですね。耐熱温度は120度。
タイプ | レンジ加熱 |
サイズ | 幅78×高145×奥行55mm |
加熱時間 | - |
まとめ
赤ちゃんが口にする哺乳瓶などの消毒は、抵抗力の弱い赤ちゃんを守るためにもとても大切なことです。
初めは手間も時間もかかりますが、消毒は赤ちゃんを病気から守るためには欠かせないので、最初の6ヶ月だけ、と思ってケアしてあげてくださいね。
夜も授乳があるので、しんどい場合は2〜3本哺乳瓶を用意しておいて、消毒だけ朝に回すのもよし!
無理のないようにしてみてくださいね。消毒は毎日のことですから、ぜひ、続けやすい方法を選ぶようにしましょう。