妊娠線、気になりますよね。「産後も消えないって聞くけど、本当?」「病院で治療できるって聞いたけど、どんな方法があるの?」そんな疑問や不安を抱えているママも多いのではないでしょうか。
この記事では、妊娠線が消えない理由、そして病院でできる妊娠線を目立たなくする方法について詳しく解説します。レーザー治療、炭酸ガス治療、ダーマペン、ピーリングなど、さまざまな治療法があります。
「妊娠線を消したいけど、どの治療法を選べばいいの?」「治療の効果や費用は?」そんな疑問にお答えします。この記事を読むことで、妊娠線治療についての理解を深め、自分に合った治療法を見つけられるはずです。
この記事を読む前に、妊娠線とは?妊娠線ができる原因は?など、基本的な情報は、こちらのblogを読んでから、本記事に戻ってきていただけると妊娠線についてより理解が深まります。
目次
妊娠線を消すことはできるの?
妊娠線がどういうものか、上記のblogでご理解いただけましたでしょうか?まずは、妊娠線ができる前にケアをすることが一番対です。
しかし、妊娠線ができないように、早くから予防とケアはしていても妊娠線ができてしまう人もなかにはいます。結論から言いますと、一度できてしまった妊娠線が自然に消えることはほとんどないといわれています。
そのために、妊娠線ケアは始めるタイミングがカギ!と言われているのですね。
妊娠線が一度できると消えない理由
では、どうして一度できた妊娠線は消すことができないのかについて解説します。
皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。妊娠線とは、一番外側にある「表皮」は伸びていきますが、内側にある「真皮」と「皮下組織」は弾力性がなく、お腹の成長についていけずわれてしまいます(裂けてしまいます)。
それが内出血をおこして、妊娠線が赤くなってしまうのです。出産後、妊娠線が白くなることはありますが、自然に消えることはありません。
妊娠線を目立たなくする方法4選
妊娠線を完全に消すことは人によって難しい場合もあるかもしれませんが、目立たなくするためにはどのような方法があるのかについてご紹介します。
これは、ご自身が自宅でケアすることでは難しいため、医療機関に頼る必要があります。
レーザー治療
レーザー治療のなかにも多数種類がありますが、妊娠線に効果的なもので、フラクショナルレーザーというものがあります。妊娠線ができている部分にレーザーを当てることで、肌の奥にある「真皮」と「皮下組織」にはたらきかけ、活性化させたり、肌を再生して新しい皮膚にうまれかわることで、妊娠線を改善させるという治療です。このフラクショナルレーザーという治療は、コラーゲンの再生や、皮膚が引き締まる効果があるので、美容医療にも使われることがあります。
レーザー治療のメリット
・1回の施術が短時間で終わる
・美容効果がある
レーザー治療のデメリット
・繰り返しレーザー照射が必要
・やけどのリスクがある
炭酸ガス治療
肌の奥にある真皮に、医療用の炭酸ガスを注入することで血流がよくなり、肌の再生が促されます。このときに、コラーゲンも生成されるといわれています。
炭酸ガス治療のメリット
・ダウンタイムが少ない
・やけどのリスクや副作用がない
炭酸ガス治療のデメリット
・繰り返し通院が必要
・ダウンタイム、副作用が少ない
ダーマペン
とても細いの針がついた電動ニードルを皮膚に当てて、振動で微細な穴を開けます。その開けた穴かヒアルロン酸を入れたり、肌の再生力、コラーゲンの生成を促して、妊娠線を目立たなくさせる効果が期待できます。
ダーマペンのメリット
・1回の治療で効果がある
・レーザー治療に比べて安い
ダーマペンのデメリット
・2~3日肌に赤みが出たり、肌のごわつきが出たりする
ピーリング
専用の薬剤を肌に、マッサージさせながら浸透させていきます。肌の奥にある真皮にはたらきかけて、コラーゲンの生成を促す方法です。
ピーリングのメリット
・美容効果があり、肌触りもよくなる
・美白効果がある
ピーリングのデメリット
・5~10回の治療が必要になる
・肌質によっては赤みや肌荒れが生じるため、医師に相談が必要