育児・赤ちゃんについて

【月齢別】冬|赤ちゃんの服装・肌着は何を着せたらいい?

2022年11月9日

【月齢別 冬の服装・肌着】赤ちゃんに何を着せればいい?

助産師ゆき
こんにちは♪助産師ゆきです。

冬の寒い時期は、家の中はしっかり暖房していても、一歩外に出ると寒さが身に染みますよね。産後1カ月を過ぎれば、健診や予防接種などで赤ちゃんと一緒にお出かけすることも徐々に増えてきます。

赤ちゃんにどんな服装をさせればいいのでしょうか?

・肌着の枚数は?

・外出するときの服装は?

寒いからといって厚着をさせてしまうと、汗をかきすぎて逆に体が冷えてしまうことも💦ここでは、そんな悩みの冬の肌着や服装の選び方、新生児から1歳頃までの赤ちゃんにおすすめの服装をご紹介します😊

冬の肌着・服装選びのポイントは?

体温調節機能が未発達な赤ちゃんだから、肌着や洋服で調整する必要があります。寒い季節をどうすれば快適に過ごせるようになるのでしょうか。

助産師ゆき
月齢によって大きく変わりますので、月齢別に詳しく見ていきましょう。

新生児(生後0~1カ月頃)の肌着と服装

新生児(生後0~1カ月頃)の肌着と服装

身長は、だいたい50cm前後ですから「サイズ50」。ただ、個人差はありますが、成長は早く、すぐサイズオーバーしちゃうので「サイズ60」を用意する人も多いようです。(この時期衣服がワンサイズ大きくてもそんなに不自由はしません◎)

また、赤ちゃんがいる部屋の温度は22度前後が理想です。22度前後ある室内なら、薄着でもだいじょうぶです。

赤ちゃんの体温は高いので、暖かいなら、基本は「肌着+ベビードレス」です。

新生児期は首がすわっていないので、体を持つとグニャグニャしています。打合せが前開きのものなら着替えもかんたんです。紐のものが一般的ですが、中にはマジックテープでさらにかんたんなものもあります。

助産師ゆき
外出時にはサッと脱ぎ着せができて便利なベストやおくるみがあると便利です。

新生児に必要な冬の肌着

  • ・短肌着

短肌着は、丈が腰くらいまでの短い肌着のこと。前開きなので寝ている状態でもかんたんにおむつ替えや着替えさせることが可能です。

  • ・長肌着

長肌着は、丈が膝くらいまである筒形の肌着のこと。半袖と長袖の2種類があり、短肌着と同じように前開きなので、寝ている状態でもかんたんにおむつ替えや着替えもできます。

  • ・コンビ肌着

コンビ肌着は、長肌着に似ていますが、裾が2つに分かれていて、股下をスナップボタンで留められるようになっています。足をバタバタさせても、裾がはだけないので便利です。

【用意したいもの】

  • ・綿100%素材の前あきの短肌着と長肌着…各5~6枚
  • ・ビードレスまたは2WAYオール…各2~3枚
  • ・あると便利…ベストやおくるみ

1カ月~3カ月頃の肌着と服装

1カ月~3カ月頃の肌着と服装

サイズ60が目安。首や体がかなりしっかりして、足がバタバタしてくる時期なので、はだけないカバーオールが便利です。

室内用

暖房が効いている室内なら、肌着+薄手の長袖がベストです。寒そうなら「短肌着+長肌着またはコンビ肌着」と肌着を2枚着せてあげましょう。

  • ・短肌着または長肌着+2WAYオール
  • ・短肌着+長肌着またはコンビ肌着+2WAYオール
  • ・短肌着+長肌着またはコンビ肌着+カバーオール

お出かけ用

お出かけ時は、室内での服装にアウターを1枚プラス。ポンチョ、ケープ、おくるみ、ジャンプスーツが◎。足先まですっぽり覆うことができるものなら、靴下を履かせる必要もありません。

  • ・短肌着+長肌着またはコンビ肌着+2WAYオール+アウター
  • ・短肌着+長肌着またはコンビ肌着+カバーオール+おくるみ

 

  • ・2WAYオール

2WAYオールは、名前通り2通りの着せ方ができます。股下にスナップボタンが付いているので、ボタンの留め方次第でスカート型とズボン型になる便利な洋服です。

スカート型タイプを「ドレスオール」と呼びます。動かない新生児期はドレスオール、足がバタバタしてきたらパンツ型にして使えるので、成長に合わせて長く使用できます。

  • ・カバーオール

カバーオールは、股下にスナップボタンが付いてズボンのようになります。メーカーによって異なりますが、裾が足首まであり、厚手素材長袖タイプのものを呼ぶことが多いようです。

  • ・ジャンプスーツ

上下がつながっている赤ちゃん用外用防寒着。カバーオールとも呼ばれることもあります。ダウン素材、防水性のもの、動物のように耳付きのものなどさまざま。

3カ月~6カ月頃の肌着と服装

6カ月の赤ちゃんの服はサイズ60~70が目安。寝返り、お座りができるようになり、動きも活発化してくる頃です✨

お座りができるので、かぶせるタイプの服装も着せやすくなってきますね。大きな赤ちゃんなら80センチを着るかもしれません。また、股の部分をスナップ留めするボディシャツも便利なのでおすすめです。

助産師ゆき
ただ、動けるのでおむつを替えようとすると嫌がって逃げてしまこともあり、一苦労する時期でもあります。そういう場合は股下にスナップのあるものを着せておけばサッと取り替えられますね。

ただし、暖房が効いている室内では着せすぎに注意しましょう。薄着でもだいじょうぶです。汗をかいていないか定期的にチェックしてあげましょう。

  • ・短肌着+コンビ肌着+カバーオール

室内ではなるべく裸足で過ごすようにしましょう。

お出かけ用

トップスとズボンやスカートといったにセパレートタイプのものを着せる人も多くなってきます。

  • ・肌着+トレーナー+ズボンやレギンス
  • ・肌着+トレーナー+ジャンバースカート+レギンス

 

  • ・ポンチョ
  • ・ベスト
  • ・ジャンパー
  • ・カーディガン
  • ・ジャンプスーツ
  • ・手袋や帽子

などを用意して防寒対策をしましょう♪

6カ月~8カ月頃の肌着と服装

サイズ70が目安。メーカーによっては、サイズ80になるかもしれません。

8カ月頃になると赤ちゃんは一人座りができるようになる、ハイハイができる赤ちゃんもでてきます。生まれた頃と比べると、すごい成長ですよね😳

ですが、動くほどに服がはだけやすくなるので、サイズ選びは重要です。大きすぎると動きにくいので、なるべくジャストサイズを選ぶようにしましょう。

(サイズアウトが早いのですが動きやすい服装が一番✨)

室内用

動きやすい柔らかくて伸縮性のある素材のものを選びましょう。

  • ・ボディ肌着+動きやすくて快適な薄手の服装
  • ・短肌着(コンビ肌着またはボディスーツ)+ロンパース(カバーオール)
  • ・短肌着+コンビ肌着+カバーオール
  • ・コンビ肌着+2WAYオール(カバーオール)+ニットカーディガン
  • ・ボディスーツ+カバーオール+ベストなど。

寒そうな時はベストやカーディガンで体温調節しましょう。

お出かけ用

寒くなるとインフルエンザが心配であまり外出したくなりますが、外出しなくてはいけないこともあるので、そんな時はどんな服装をさせたらいいのか悩むもの。

助産師ゆき
成長や必要に応じて用意したいセパレートウエアと、防寒用カバーオール、ポンチョなどが1枚あるといいでしょう。

8カ月頃~の肌着と服装

サイズ目安は70~80。つかまり立ち期になります。ほとんどの赤ちゃんのハイハイが上達してきて、壁を伝いながら移動するようになります。早い子は1、2歩ほど歩く、さらに支えなしでしばらく立つこともできるようになります。

元気いっぱいですから、寒くても厚着や重ね着をさせすぎないように注意してください。

トップスとズボンといったセパレートタイプでもいいですが、ズボンが脱げやすいので、ズボンの裾を踏んで転ぶ恐れもあります。もし、心配ならカバーオールを着せましょう。

室内用

  • ・肌着+トレーナー+ズボン

柔らかい素材のものを選んであげてください。

お出かけ用

動きがさらに活発化してくるので、腕が動かしやすいベストジャケットがあると便利です。

まとめ

今回は、寒い冬を過ごす赤ちゃんの肌着や服装について解説しました。私も、冬は寒さが心配だから着せすぎていて気が付いたときには背中に汗びっしょりだったということがありました😢

大人よりも体温が高いので、大人基準では暑いようですね。特に暖房の効いた室内では着せすぎに注意しましょう。

また、起きている間も快適な温度と湿度を保つように心がけるようにしてあげてくださいね。

体温調節がうまくできない赤ちゃんですから、できるだけ快適に過ごせるようにして、元気に冬を乗り切りましょう。

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  • この記事を書いた人

助産師ゆき

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助産師免許
保健師免許

8年間助産師として勤務し、様々な妊産褥婦さんと関わり勉強させていただきました。
その後2020年に第1子を出産し、今までの経験を総動員して育児をしてみたものの上手くいかないことが多々あり、育児の難しさを身に染みて感じました。でもそれ以上に子供は可愛く大変さも吹き飛ぶ日々。現在は育休から復職し、育児の経験を踏まえ、専門的な知識だけではなく、生活で役に立つ情報を伝えられたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いします!
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