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抱っこ紐で赤ちゃんが寝ない!原因と寝かしつけのコツ|泣く時の対処法も

2022年6月10日

抱っこ紐で寝かしつける方法

保育士とも
こんにちは!保育士ともです。

赤ちゃんの寝かしつけについて。なんと世のなかのママさんの約半分以上が赤ちゃんの寝かしつけ方について悩んでいるといわれています。(保育園でもよく相談がありました)

「抱っこ紐に入れても、うちの子全然寝てくれない…」

抱っこ紐は、家事や外出時に大活躍してくれる育児アイテムですが、赤ちゃんがなかなか寝てくれなくて困っているママやパパも多いのではないでしょうか?

実は、抱っこ紐で赤ちゃんが寝ないのには、いくつかの原因があります。

この記事では、抱っこ紐で赤ちゃんが寝ない原因や、寝かしつけを成功させるコツ、さらに抱っこ紐の中で泣いてしまった時の対処法まで、6児のママである私の経験も交えて詳しく解説します。

この記事を読めば、抱っこ紐をもっと活用できるようになり、赤ちゃんとの時間をより快適に過ごせるようになるはずですよ😊

 

赤ちゃんが寝ない原因7選

赤ちゃんが寝ない原因

赤ちゃんは最初から、一定時間決まって眠ったり、睡眠のサイクルが整っているわけではないんです😢

はじめは、赤ちゃんも「眠いのに眠れなくてしんどい」「勝手に目が覚めてしまう」というのもで、眠り方が分からないともいえるでしょう。(可愛いですよね)

毎日の睡眠習慣によって、「眠い」と感じられるようになったり、気持ちが落ち着いたときにうまく眠られるようになります。

また、それには大きな個人差や眠り方の違いも出てくるところが、ママにとっても苦戦する部分かもしれませんね。

 

具体的には、赤ちゃんが眠れない理由に次のようなものがあります。

お腹が空いている

赤ちゃんは昼夜関係なくミルクを3時間おきに飲みます。大人は夜、寝ていてお腹を空かせて起きることはほとんどありませんが、赤ちゃんはそうはいきません

夜中だろうがお母さんが寝不足であろうが容赦なく夜泣きをしてはお母さんに知らせています。最終授乳時間を確認して3時間程度空いているようであれば授乳しましょう。

2時間しか経っていなくても、授乳量が少なければ、起きてくることもありますので「ミルク量が足りていないな」と思った時には少し授乳するといいですよ。

おむつが濡れている

赤ちゃんは寝ている時にもオムツで排尿します。おむつが濡れて不快感を感じたり、冷たくなってしまったりして気になって目が覚めてしまうこともあります。

夜中でもおむつがたっぷり濡れているときは、オムツ替えをしてきれいにしてあげるとスッキリしますよ♪

保育士とも
特に夏場は蒸れやすいので、気づいたときにこまめに変えてあげるのがおすすめです。

気温が気に入らない

季節の暑い、寒いだけでなく、エアコンの効きすぎで、夏でも寒かったり、冬でも暑かったりすることがありますよね。

赤ちゃんは自分で体温調節ができないために、外部の環境で気温を調節する必要があります。

赤ちゃんが寝るお部屋の温度は、大体夏なら25〜27度、冬は19〜22度くらいといわれています。

  • ・エアコンの風が赤ちゃんに直接当たらないようにすること
  • ・厚着はさせすぎない
  • ・背中を触って赤ちゃんの体の冷えを確認しましょう
    (手足より背中・お腹を触ってチェックしましょう)
保育士とも
このように赤ちゃんの環境をチェックしてみましょう!

日中の刺激や興奮状態が影響している

赤ちゃんの脳はとても敏感で、人に会ったり新しい場所に行ったり、悲しいことに限らず日中、強い刺激を感じると興奮状態がしばらく続きます。

そんな日は夜泣きが激しくなったり、なかなか寝付けなかったりすることがあります。

日中頑張った赤ちゃんに寄り添うように、たくさんスキンシップを取ったり安心できるような言葉がけをするようにしましょう。

赤ちゃんの睡眠は浅い

そもそも、赤ちゃんはまだまだ深い睡眠をとることが難しい時期で、基本的に眠りが浅いのです。

    • ・昼夜の区別がついていない
    • ・体内時計が未熟である
    • ・睡眠のサイクルが短い

こういった理由で赤ちゃんは眠りが浅く、すぐ起きちゃいます。個人差はもちろんありますが大体1歳前後で落ち着いてくるといわれています。

赤ちゃんが夜泣き真っ最中のお母さんは、辛いと思いますが0〜1歳のうちは"そういう時期"と思って頑張って乗り越えて(><)

1~2歳になると、週1回、月に数回とい頻度に下がり、5歳くらいになってくると、大人と同じような睡眠のサイクルになってくると言われていますよ。

保育士とも
赤ちゃんの睡眠のサイクルや性質を理解しておくだけでも少しは気持ちが楽になるかもしれませんね。

体調不良やストレス

赤ちゃんもお腹が痛い、熱があるなど、体調不良でしんどくて寝られない可能性もあります。

赤ちゃんは「しんどい」とママに言えないので、大人がわかってあげることが大切。赤ちゃんのうちはは体調が急変しやすいため、こまめに体調をチェックして、早めに対応することが大切です。

発熱はないか、食欲や便の様子もチェックしながら、いつもと様子が違う際には、すぐにかかりつけ医に相談するようにしましょう!

実は寝言の可能性も?

実は、赤ちゃんも寝言を言います。「ふわぁーん」と夜中にひと泣きすることがあります。赤ちゃんも夢を見たり寝言を言ったりするんですね

この時に、『夜泣きしている!』と慌てて抱き上げて、逆に目が覚めてなかなか寝なくなった..ということは実はよくあるのです!!(なるべく避けたいですよね)

赤ちゃんが睡眠中に泣いたときは、まずは一度そばでトントンしたり、顔や体をなでたりして再度入眠できるよう寄り添ってみてください。夜泣きと寝言を見分け、最初が肝心です!

保育士とも
どうしても泣き止まないときは、寝言ではありませんので、抱っこしてあげましょう。

寝かしつけの方法はいろいろ

赤ちゃんの眠るサイクルには大きく個人差があるのと同じように、「寝かしつけの方法」「眠りやすい環境」もお子さまによって大きく変わってきます。

兄弟でも全然違ってくることもあります。(同じ子どもでも日によって違ってくることもありますよね笑)

いくつかの寝かしつけポイントや、やり方について紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

保育士とも
保育園では、一人ひとり寝る体制が違ったり、体をトントンする場所が違ったりして面白い発見でした!

寝る前に音楽を聞いたり絵本を読む

寝る前に一定のルーティンを作るやり方があります。「毎日ベッドで絵本を1冊読んでから寝る」ときめて習慣にすることで、赤ちゃんも絵本を読んだら寝るんだな、と少しずつ理解していきます。

もちろん、寝ない日もあるかもしれませんが、ルーティン化する場合は毎日行うようにするといいですね。

実は保育園でも同じやり方です。寝る前の一連の流れをいつも一緒にしています。寝る前に、絵本を2冊ほど朗読することが多いです。おうちの場合は、絵本を見ているうちに寝落ちしちゃうこともあるかもしれませんね。

もちろん、ママパパの負担にならないように多少時間がずれたり、イレギュラーな日があっても気にしすぎないようにしてくださいね。

ママが歌を歌うと安心する

ママ・パパが歌を歌うことで赤ちゃんが安心して眠れるお子さまもいます。「ほんとに?」と思うかもしれませんが、童謡のテンポや曲調は赤ちゃんにとって馴染みがいいものです。

また、童謡を歌うことによって、ママもなんだか緊張感がほぐれて、ゆったりとした状態が赤ちゃんに安心感を与えているともいえます。

ママの落ち着いた声、状態は赤ちゃんにもいい影響を与えてくれます。

お気に入りの寝る体勢を整える

赤ちゃんにとって寝やすい体勢というのも違ってきます。横抱きをして落ち着く子どももいれば、縦抱きが良い子どもがいたり、抱っこよりも床に寝かせる方が落ち着く子どももいて様々。

赤ちゃんのお気に入りの寝る体勢を探ってみるのも面白いですよ。また、これも習慣なので、寝る体勢を整えていくのもいいでしょう。

寝る1時間前から寝室を真っ暗に

赤ちゃんのなかには、大人と同じように寝つきが悪いお子さまももちろんいます。

普段からなかなか寝入るまでに時間がかかってしまう場合は、寝る30分前~1時間前から寝室へ移動して、部屋を真っ暗にして赤ちゃんとゴロゴロするうちに赤ちゃんが自然と眠るようになることもあります。

なかなか遊びに集中していると、眠気を感じずに寝るのが遅くなって、余計にぐずぐずして眠れなくなる悪循環にならないようにも、大人の方が寝る環境を整えてあげることは大切です。

おくるみでくるむ

寝かしつけポイントは

赤ちゃんは少しの物音や、自分の寝返りなどに反応してモロー反射をおこすことがあります。モロー反射がおきると、その自分自身の動きに目が覚めてびっくりしてしまいます。

そういった原始反射も、成長するとともに大体3~4カ月でなくなるといわれていますが、それまでは、その反射行動で目が覚めないようにおくるみ等で赤ちゃんを優しく包んであげるのも一つの方法です。

反射行動で目が覚めないようにするだけでなく、何かに包まれているという感覚が赤ちゃんを落ち着かせる効果があったりしますよ。

おくるみで優しくくるむときには、寝入ったあと、布団が口や鼻をふさいでしまわないように布団の位置を調整してあげたり、息ができるスペースは必ず確保するようにしてくださいね。

抱っこ紐で寝かしつける方法

抱っこ紐で寝かしつける方法

では、抱っこ紐で寝かしつける方法についてもご紹介していきます。お昼寝の際にも、抱っこ紐を使って寝かしつけるママも多いのではないでしょうか。

抱っこ紐が安心する理由

赤ちゃんが抱っこ紐に安心して眠るようになるのには、いくつが原因があります。普段から使っていることの安心感ももちろんありますが、抱っこ紐の特徴としては、次のようなものがあげられます。

  • ・抱っこ紐にホールド感(守られているような感覚)がある
  • ・装着者と密着していること
  • ・装着者の心臓の音を聞いて安心する
  • ・歩くことによる心地良い振動
  • ・赤ちゃんの姿勢に合った体勢が整えられていること

こういった効果によって赤ちゃんが抱っこ紐のなかで安心して眠られるということです。抱っこしているとしらないうちに、”寝落ち”しちゃっている姿も可愛いですよね。

抱っこ紐で赤ちゃんの気持ちを落ち着かせる

抱っこ紐に入ることで、赤ちゃんの気持ちが落ち着く際には、一度抱っこ紐でママとコミュニケーション(スキンシップ)をとるように抱っこ紐に入れてみるのもいいでしょう。抱っこ紐のなかで赤ちゃんとママが密着したり、ホールドされることで、赤ちゃんの身体もあったまって、眠くなることがあります。

また、抱っこ紐でお家のなかを散歩したり、家事をしたりするうちに、子どもが抱っこ紐のなかでウトウト・・ということもあるので、ママにとっては一石二鳥ですね♪

寝かしつけまたは、寝かしつけ前のワンクッションとして抱っこ紐を活用するのもいいですよ。

抱っこ紐で寝かしつけをする

抱っこ紐で寝かしつける方法

次に抱っこ紐で寝かしつけをする方法です。抱っこ紐に入れて、歩いたり、縦揺れしたり、横揺れしたり、ほどよい振動や動きはお子さまにとっても心地良いものになります。

優しく言葉がけをしたり、一緒に寝室へ移動して真っ暗にして抱っこ紐で揺れてあげると赤ちゃんが安心して眠られるようになりますよ。

 

抱っこ紐で寝た際に、ずっと抱っこしておくのはママの身体にも大きな負担がかかってしまうので、抱っこからベッド(布団)へ下ろす技をぜひ身につけることをおすすめします。

こちらは、抱っこ紐メーカーによってもやり方が異なってきますので、お手持ちの抱っこ紐のおろし方をぜひマスターしてくださいね。

 

抱っこ紐から下ろすのにあたって、赤ちゃんも、抱っこ紐から布団へと下ろされる感覚になれていることが第一です。

普段起きているときから、抱っこ紐から布団に下ろされる感覚を分かっている方が、赤ちゃんも安心で少し目が覚めても特に問題はないでしょう。

初めての感覚に人間は不安を覚えてしまうので、普段から下ろす練習をぜひやってみてくださいね。

 

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やりがちなNG寝かしつけ5選

最後に、赤ちゃんを寝かしつけるときに、やりがちなNG方法を紹介して終わりにしたいと思います。”赤ちゃんが眠れるように”とやっていることが、かえって目が覚めてしまったり、眠れなくなってしまうということがあるので、一度確認してみてください。

赤ちゃんが安心するように豆球をつけている

赤ちゃんが寝るときには、基本的に真っ暗で問題ありません!お昼寝のときには、自然光や少し電気がついていても良いですが、夜は部屋を真っ暗にして赤ちゃんがぐっすり眠られる環境を整えるようにしていきましょう。

豆球などの少しの光にも反応しますし、目に受ける光の刺激が大きく、目が覚めてしまうことがあります。授乳時に必要な際には、"授乳灯"などの優しいナイトランプを置いて、必要なときだけ使うようにするといいですよ。

夜寝るために昼寝をあえて短くする

夜寝ないからといって、昼寝を短く調整しすぎることはあまりよくありません。

ある程度睡眠のサイクルが安定する1歳半頃からは、多少の調整も大切ですが、0歳のうちは赤ちゃんが眠れるときに十分に睡眠をとるようにしましょう。

昼寝を短くすることで、余計に夜に眠くなって長時間ぐずったり、疲れがたまって夜泣きをすることがあります。少しずつ睡眠のサイクルも整ってきますので、それまではお昼寝もたくさんしてくださいね。

ママの「寝てほしい」が子どもに伝わる

ママが「早く寝てほしい」「赤ちゃんが寝ない!!」と焦っている気持ち、緊張状態は赤ちゃんにも伝わります。

ママが緊張していると、赤ちゃんもなんだか落ち着いたり安心することができずなかなか寝付きにくいことがあります。

また、寝かしつけに慎重なりすぎて、少しの物音にも敏感すぎるのもよくありません。

 

「何時に寝かしつけたい」と思っていて、なかなか寝ないと一生懸命になってしまいますが、そんなときこそ、ママが一旦落ち着いて30分ほど寝かしつけをやめて赤ちゃんの様子を見守ったり、スキンシップをとったりしながらゆったりと過ごすようにしましょう。

泣いたらすぐに抱っこやオムツを確認

赤ちゃんが寝たと思ったら、すぐに目が覚めたり泣き声をあげることがあります。その都度、赤ちゃんの場所へかけよって声をかけたり、抱き上げたり、おむつを確認するのはよくありません。

赤ちゃんも寝言を言いますし、うっすらと目が覚めることもありますが、またすぐに寝入ります。このときに、大人がすぐ反応して起こさないようにしましょう。

 

様子を見て、一人で寝入ることもあれば、背中やお腹をトントンしたり頭をなでてあげるとまたスヤスヤ寝始めます。それでも泣いてしまう、目が覚めてしまうときには、抱っこや声かけで安心させてあげたり、おむつを確認してあげたりしまよう。

起きる度に授乳すること

夜赤ちゃんが目覚める度に、授乳をしていると、授乳がないと眠れなくなってしまいます。前回の授乳から3時間経過している場合は、お腹をすかせて泣いているのかもしれませんね。ですが、授乳をしたのに泣くからといって、何度も授乳をすることはおすすめできません。

授乳をするときには、本当にお腹がすいているのかな?と少し考えてみるようにしてくださいね。

まとめ

寝かしつける方法

赤ちゃんの寝かしつけについていかがでしたか?

寝かしつけの方法は様々で、赤ちゃんの睡眠のタイプもいろいろ。

なかなか寝ないときには、「一旦諦めてみよう」と思うことでパパ・ママも少し楽になるので、無理をしすぎないようにしてくださいね。

少しでもこの記事が参考になると嬉しいです😊

 

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  • この記事を書いた人

6児ママよっちゃん

ハグヨガインストラクター養成講座ハグアンバサダー

6人の子供がいるよっちゃんです。
ほぼワンオペ育児で毎日バタバタ過ごしてます(笑)得意な事は自転車でどこまでも行ける事。子供たちとみんなでご飯を食べてる時間が1日の中で1番好きです。苦手な事は雨降りのお買い物。
ズボラな私でもできる育児術や体験談をお話しして、みなさんのお役に立てると嬉しいです。
一緒に、育児楽しんでいきましょうね♪
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