妊娠中の安定期、旅行に行きたいけど大丈夫かな?と悩んでいませんか?体調が安定する安定期は、旅行のチャンスとも言えますが、注意すべき点もたくさんあります。
この記事では、安定期に旅行に行く際の注意点、おすすめの旅行先や交通手段、持ち物、そして旅行中の過ごし方について詳しく解説します。
「安定期に旅行に行きたいけど、どこに行けばいい?」「どんなことに気をつければいい?」そんな疑問をお持ちの妊婦さんは、ぜひ参考にしてください。この記事を読むことで、安心して旅行の準備を進め、思い出に残る素敵な時間を過ごせるはずです。
目次
安定期に旅行は行ってもいい?
安定期に、かかりつけ医の許可が出たら、近場の旅行は行ってもいいでしょう。しかし、妊娠前のように、行先や場所を問わず行ってもいいということではありません。行先や交通機関など細心の注意をはらったり、万が一に備えての準備が必要となってきます。
行先や注意すべき点については後程記述していきます。
妊娠初期は、流産の可能性も高く、体調も不安定なため、旅行に行くのはとても危険です。旅行に行っても、体調が悪く、あまり楽しめないことも多々あり後悔してしまうなんてことも。
妊娠後期に入ってくると、お腹が大きくなってきますので、歩くだけでも大変で、足元も見えなくなり普段と違った生活は少々危険です。
そういったことから、妊娠中に旅行に行くなら、一般的に体調が落ち着くといわれる安定期が妊娠中の中では比較的安心とされています。なかには、安定期に入っても体調がすぐれない人もいますので、その場合は無理に旅行に行くと大変危険ですので、安静を心がけてくださいね。
安心できる旅行先の距離は?
安心できる旅行先の距離は、車で1.2時間程度の距離といわれています。
- ・何かあったときにすぐ病院に行ける距離
- ・妊婦さんが同じ体勢でしんどくならない時間
これらを考えて、車で1~2時間程度で行ける先が安心できるでしょう。
旅行先の交通機関について
妊娠中の旅行中の交通機関については、車が一番安心だといえるでしょう。
次のようなメリットがあります。
- ・好きなタイミング、しんどくなったときに休憩ができる。
- ・外の空気を吸ってリフレッシュできる。
- ・何かあったときに病院へ直行できる。
公共交通機関とはちがって、ご自身のタイミングで休憩できたり、行先を変更したりできるので安心ですよね。妊娠中は予想できないことも起こりうるので、それに対応しやすいのが車になります。
電車
電車で行く旅行先も、1~2時間程度で行ける距離がいいでしょう。満員電車や、混雑する時間は避けて乗るようにしてくださいね。もし途中で、気分が悪くなった時には、途中下車して休憩するようにしましょう。
飛行機
飛行機での旅行はなるべく避けたほうがいいでしょう。気分が悪くなったり、体調に変化があった場合、途中で降りることはできません。また、気圧が大きく変化するため、気分が悪くなることも考えられます。飛行機での旅行は遠方にもなるため、あまりおすすめできません。そのため海外旅行も、避けたほうが良いでしょう。
海外旅行のリスク
- ・かかりつけ医の病院へ行けない
- ・環境が大きく変わることへのストレス
- ・言葉が通じない
- ・飛行機から降りることができない
- ・受診に保険が適用されず、費用がかかる
妊娠中の海外旅行は大変危険です。安定期に入って、体調が落ち着いていても、海外旅行は控えるようにしましょう。
まずは医師に相談してみよう
体調が落ち着き、旅行に行きたいな♪と思ったときには、一度かかりつけ医の先生に相談してみましょう。妊娠経過に問題がなく、体調も優れて安定していると、近場の旅行だと問題ないと言われるのではないでしょうか。
もし何らかの病気やリスクがあったり、心配なことがあると、旅行は控えたほうがいいと言われることもあると思います。残念なお気持ちにはなるかもしれませんが、母子の健康と安全を一番に考えての判断です。大事をとって、ほかの方法でマタニティライフを楽しめるよう、切り替えていきましょう♪
妊娠中の旅行で注意すること
妊娠中の旅行を安全に、安心して楽しむためにいくつかの注意が必要です。安定期で身体が優れていたり、かかりつけ医の先生が旅行に行っても良いと言ったとはいえ、妊娠中は何がおきるか分かりません。万が一のことも考えながら、旅行の注意点についてご紹介していきます。
旅行先での病院を探しておく
旅行先で何かあったときのために、旅行先でいける病院をあらかじめ調べて、場所や電話番号をメモしておきましょう。状態によっては、少し時間をかけていつもの病院へ行けるといいですが、すぐに受診が必要なことも。
特に、地方や田舎の場合は、病院が少なく、調べるのに時間がかかるために、はじめに調べておくと安心です。
持ち物をチェック|マストアイテム
旅行の通常準備のほかにも、妊婦さんは忘れてはいけない持ち物があります。それは、
- ・母子手帳
- ・保険証
急遽、病院へ行くことも考えられます。旅行先で持ち歩くバッグに必ず入れておきましょう。
ゆったりしたプランを
旅行先であれもしたい!これもしたい!わくわくしますよね。しかし、旅行のスケジュールはつめすぎず、ゆったりしたプランを立てましょう♪あまり身体を動かしすぎると、お腹が張る原因にもなります。こまめに休憩をはさみながら、無理のないように楽しみましょう。
また、人混みの多い場所や時間をさけることも大切ですね。
ひとり旅行は控えて
妊娠中は、ひとり旅行は控えて誰かに付き添ってもらうことをおすすめします。妊娠中何かあったとき、病院へ連れて行ってくれたり、判断してもらったりサポートしてもらう必要があります。何かあったときに自分一人で、動くことは難しいので誰かと一緒に行く旅行がおすすめですよ。
気温の変化に注意
旅行先の気温をあらかじめ調べておくことも大切です。妊娠中は、身体が冷えると、お腹が張ったり、体調が悪くなったりすることがあります。気温によって羽織などを持ち歩くようにし、気候に対応できるようにしておきましょう。あまりにも気温の変化が大きいところへの旅行は、おすすめできません。
しっかり防寒するようにしてくださいね。
万全に準備を整えて、旅行を楽しもう♪
妊娠中、旅行に行くことは決していけないことはありませんが、たくさんの注意が必要であることをお伝えしました。近場にしたり、交通機関に配慮したり、準備をしておくと、旅行中も安心ですよね。
旅行は妊娠中のリフレッシュにもなり、素敵な思い出もできることでしょう♪万全に準備を整えて、ぜひ旅行を楽しんでくださいね。