お腹の赤ちゃんの性別、気になりますよね。「男の子かな?女の子かな?」と想像するだけでワクワクします。
でも、赤ちゃんの性別っていつ分かるのでしょうか?
この記事では、赤ちゃんの性別が分かる時期やエコーでの見分け方、性別に関する迷信について詳しく解説します。
また、産院によっては性別を教えてくれないこともあるので、その理由や対処法も紹介します。
「早く性別を知りたい!」「性別に関する迷信って本当?」そんな疑問をお持ちの妊婦さんや、これから妊娠を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むことで、赤ちゃんの性別に関する知識を深め、安心して妊娠期間を過ごせるはずです。
気になるポイントを見ていきましょう♪
目次
赤ちゃんの性別はいつわかるの?
赤ちゃんの性別は妊娠何か月でわかる?
赤ちゃんの性別が分かるのは、早くて妊娠12週から妊娠15週(妊娠4カ月)ころだといわれています。
この時期に、赤ちゃんの臓器や手足の身体の一部分が見えてくるようになるので、性別に関しても分かることがありますが、確実でないのはもちろんのこと、ちょうど隠れていて男女の判別がつかないことも多くあります。
妊娠中期(妊娠5か月以降)にはいると、身体の部位が見えるだけでなく、骨格や赤ちゃんの動きが見えてくるようになるため、男女どちらかがよく分かるようになってくるんです🤭
赤ちゃんの性別はエコーでわかる?
妊娠中期に入り健診で性別が分かるのを楽しみにしていても、必ず分かるとは限りません。赤ちゃんの性別を見るためには、エコーに映る性器で判断しますが、赤ちゃんの動きによっては、ちょうど性器が見えない体勢でいるために、判別できなかった、ということもよくあります。
「ちょうど見えないから次また確認してみよう〜!」と医師に言われるも、これが2度、3度続いちゃうこともあるんです😂
妊娠週数が進むにつれて、判別できる確率は高まりますが、見え方によって変わったり、確定ではありませんので「見えたらいいな」という気持ちであくまでも参考にするくらいの気持ちでいましょうね。
”双子”の場合の性別はどうやってわかる?
産院にもよるのですが、妊娠7か月以降に性別の判定ができるケースが多いようです。それ以前ですと「こうかもしれない」程度の判定度になりますので、信憑性は低くなるでしょう。
性別は何によって決まるの?
性別は何によって、決まるか知っていますか?実は、男の子か、女の子かどうかは、妊娠してから出産までの過程ではなく、妊娠した瞬間、つまり受精した瞬間から決まっています。
人間は22対の常染色体と、1対の性染色体をもっています。
男の子の場合
男の子の場合、性染色体がXYになります。受精するときに、Y精子であった場合は、男の子になります。
女の子の場合
女の子の場合、性染色体がXXになります。女性はすべてX卵子になるので、X精子を受精すると、女の子になります。
つまり、受精したあと男女が変わることはなく、その瞬間に男女が決定されることになります。
性別の見分け方は?
性別判定はどうやって見るのか
性別は、超音波検査(エコー)によってみわけることができます。妊娠すると、定期的に検診を行うので、その際にお腹に超音波を当てて、赤ちゃんの動きや健康状態を見ていきます。
赤ちゃんのどこを見て、男女を見分けるのか
超音波検診で、お腹のなかの赤ちゃんを見ていく中で、男女を見分ける大きなポイントとして、外性器の形になります。男の子は、突起があったり、足と足の間にピーナッツのような形のものがついていたりすることから、判断される傾向にあります。
女の子は、太もも辺りの間に、木の葉のような形や割れ目のようなものが見えると、女の子の傾向があります。
先生と一緒にエコー写真を見ながら、身体の部位や動きについて教えてもらうと楽しいですよ♪
性別を知るメリットとデメリット
性別を知るメリット・デメリットってあるのかについてみていきましょう。どちらも正解・不正解はなく、夫婦によって考え方はそれぞれですので参考程度に読んでみてくださいね。
性別を知るメリット
男女どちらかが分かると、男の子用のシャツを用意したり、女の子だから可愛い色でグッズをそろえよう、などと生まれる前に準備ができることがありますね。また、名前を男女に絞って早めから考えることができるので、それも楽しみのひとつと言えるでしょう。
デメリット
デメリットは、女の子だと思っていたのが男の子だった、男の子が良かったと願っていたが違った、というように、慌てたり、後ろ向きな気持ちになることが起こりえることです。妊婦健診での男女の判断は、あくまでも”予想””おそらく〇〇だろう”という程度で、出産するまで確定ではないことを覚えておきましょう。
こんな迷信信じる?信じない?
皆さんは、「お腹が前に出てるから男の子だね」「つわりがひどいから女の子かも」などといったお話を聞いたことがありますか?実は昔からこのように言われるものは、迷信で科学的な根拠はありません。「当たっていた」という人がいれば、「全然当たっていない」と感じる人もいて、一概には言えないことが分かっています。
ただ、出産までの間のコミュニケーションのひとつとして、占い程度に考えて、楽しむことも良いでしょう。
性別の見分け方~迷信のあれこれをご紹介~
”お腹の出方の違い”で見分ける
- 男の子:前にお腹が出ている
- 女の子:横に広がるようにお腹が出ている
”つわりの症状”で見分ける
- 男の子:あまりない
- 女の子:つわりがきつい
”ママの顔つき”で見分ける
- 男の子:きつくなった
- 女の子:柔らかい優しい表情
産院によっては教えてくれないことも
妊婦さんが「子どもの性別を知りたい」と希望していても、産院の方針によっては教えてくれない医院もあります。
これは、デメリットでもあげたように、妊婦さんが理想と違ったときに後ろ向きな気持ちになるのを防ぐといったことから、性別を言わないようにしているようです。
なので、産院を探すときに、どんな方針であるかについても見ておいた方が良いと思われます。旦那さんと話し合って、妊娠中に「性別を聞くか」「聞かないか」について決めておくのもいいですね。
出産まで性別を知りたくない場合はどうすればいい?
出産当日まで性別を知りたくない場合には、かかりつけ医の先生や産院で、そのことをあらかじめ伝えておきましょう。性別を聞きたい方が多いことから、先生がふいに妊婦さんに伝えてしまうことがあります。
お楽しみとしてとっておきたい方は、男女の判別ができる大体妊娠12週目ころまでに伝えておくようにしましょう。
さいごに
お腹のなかの赤ちゃんの性別が分かるのは、早くて12週ころからになります。妊娠中期になるとさらに見えやすくなってきますが、見えない時もあることや、それが100%確実なものではないことを知っておいてくださいね。
早めに性別を知って、赤ちゃんグッズを用意したり、名前を考えてワクワクするのも、反対に、出産まで性別を聞かずに楽しみに妊娠生活を過ごすのも自由です。どちらでも、ゆったりとした気持ちで、また楽しんでマタニティライフがおくれるといいですね。